概要
惑星コウグ第一王女セリーヌ・P・ニッパーヌ皇女は地球に於いて各種の啓蒙活動(侵略)を繰り広げているが、その際、『俺タワー』への出演の際、自らの身長の1/3にも及ぶ巨大なニッパーを装備している。この状況に良く似た武装状態のガンダムに対して、恰もこの状態の姫殿下を想起させる事から出来たカテゴリである。公式の愛称や命名ではない自然発生的なものである。現時点に於いては2機の機体が該当する事が明白となっている。
分類
ニッパー状の武装を所有するタイプ
- ガンダムグシオンリベイクフルシティの"シザーシールド"をニッパーと見た場合、その寸法が将に同状況を想起させるものであるらしく、Twitterでは同機を青く塗り、同様のポージングを取らせる模型アカウントが発生した。
変形しニッパー状の機能を為しうるタイプ
- GNニッパーの異名を持つアリオスガンダムが該当する。左右ショルダーアーマー先端の”GNビームシールド”が飛行形態に機首となり、鋏のように動いて対象を切断する。当初本カテゴリにはこのタイプしか存在しなかった。尚本機もTwitterの模型アカウント内には同機を青く塗る事が自然発生している。
得物を合体させてニッパー状の機能を為しうるタイプ
- この二機よりずっと前に該当する武装としては、ガンダムサンドロックのヒートショーテルとシールドとバックパックを合体させた”クロスクラッシャー”がある。
ただし上記武装群は、運用面においては「対象の動きを止めて捕捉する必要がある」「挟んでいる間に本体に大きな隙が出来る」といったデメリットもあり、実際に相手を切断して倒したシーンは少ない。
特にアリオスとサンドロックに関してはパイロットが普段はそこまで好戦的ではない性格(と同時に一定条件下だと凄まじく攻撃的だったりもするのだが…)のため、なおさら使われることが少ないのが現状である。
余談
フレームアームズガール(ガンダム以外の類似系統機体)
ガンダム以外にもニッパー系の武装を所有するロボット類は存在しており、フレームアームズ のガイノイドタイプである同機のシリーズにフレームアームズの特徴である"他機種の装備・武装の自在な追加"を利用して、本カテゴリの発祥由来となった姫殿下に類似した外見と機能を持たせたタイプを製作したTwitterアカウントも存在する。
命名由来
このカテゴリの由来は姫殿下の御自身の口癖であり決め台詞でもある「ちょんぱ」である。但しこれは本来は"切断"そのものを意味し、地球上に於いても古くから"首チョンパ"なる物騒な文言が存在していた位有名な単語語彙である。その由来自体はトンボ鉛筆の"MONO"シリーズでおまけとして一時期付属していた"首チョンパ"と云う空気玩具である。尚このシリーズの玩具のモチーフキャラクターはザ・ドリフターズのメンバーであった。
関連イラスト
関連タグ
ノーベルガンダム:ガンダムビルドダイバーズRe:RISEの第26話ににガンダムグシオンリベイクフルシティのシザーシールドをアルティメットニッパーカラーにしたものを装備し、ツインテール化したものが登場した。