概要
分類 | 人型兵器 |
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全高 | 21,9m |
重量 | 50,8t |
武装 | 刀『鬼蓮華(オニレンゲ)』、肩部ユニット『鬼菩薩(オニボサツ)』 |
初出はスーパーロボット大戦IMPACT。
(リメイク前作品の『スーパーロボット大戦COMPACT2』には登場していない)
アインスト・アルフィミィの搭乗機体であり半身。
『鬼面』を模した禍々しい外見を持ち、日本刀のような刀『鬼蓮華』を帯刀している。肩には『鬼菩薩』と呼ばれる浮遊ユニットが存在し、アルフィミィの意思で『傀儡』と呼ばれる巨大戦闘ユニットに姿を変える。
かつては「アルフィミィはペルゼインの『精神』を担うため機体の中から外へ出る事は出来ない」という設定だったが、スーパーロボット大戦OG外伝以降はその制約が解除され、アルフィミィ単独での行動も可能になった。なお、エンドレスフロンティアに飛ばされた時にも鬼蓮華や鬼菩薩は小さくなってしっかり付いていった模様。
【Persoenlichkeit】とは、ドイツ語で『精神』を意味する。文字の並びを見ればわかりやすいが、英語のPersonalityに対応する単語である。
ただ本来の綴りの【Persönlichkeit】では、言語表示の問題で『ö(オーウムラウト)』が表記できないため、代替表記(oe)となった。
専用BGMは『揺れる心の錬金術師(アルケミスト)』。
鬼の如き性能
初出のIMPACTでは第一部の中盤からボスユニットとして登場、その後も幾度も登場する。
また、スーパーロボット大戦OG2では序盤から13万以上のHPを持つ強敵として現れる。
現れる度に向上するHPや分身、HP回復による防御能力の高さに加え、
アルフィミィのパイロット能力が高いために攻撃力や命中率、回避率も優れ、
特殊技能「予知能力」や「底力」による能力強化、EN回復による継戦能力を持ち、
おまけに自軍ユニットが密集しているとMAP兵器『ヨミジ』をぶっ放してくる厄介な敵。
IMPACTのボスはHPが減ると撤退する傾向があり、撃破報酬を得にくい点も厄介と言える。
どちらの作品でも最終話直前で味方としてスポット参戦するが、
その際は敵ユニット時代と比べて性能がほとんど弱体化していないので非常に頼りになる。
OG外伝以降はゲーム後半で自軍入りする高性能ユニットという扱いになったが、
ムーン・デュエラーズでは序盤から参戦するためか、防御力がかなり低下した。
武装
- ヨミジ(黄泉路)
両側面に展開した『傀儡』が口からビームを照射し、前方を焼き払うMAP兵器。
攻撃範囲は直線型のものが2本発生するが、真正面のラインは死角となる。
- マブイタチ(魂断ち)
『鬼蓮華』を振り抜き、カマイタチを発生させて敵を斬り裂く技。
OG2では連続攻撃なので、ヨミジを避けて正面に並ぶとこちらでなで斬りされてしまう。
- ライゴウエ(来迎会)
機体各所から無数の光線を乱射する技。OGS以降は全体攻撃となった。
- マブイエブリ(魂抉り)
本機最強の必殺技。詳細は後述。
演出も『鬼』
というのも、この機体最大の技『マブイエグリ』の演出はスパロボオリジナル勢でも突出してエグイ。なにせ『傀儡』化した二体の『鬼菩薩』が敵を滅多切りにしたのち、相手を両脇から串刺しにして持ちあげ、ペルゼイン・リヒカイト本体によるこれでもかという胴体滅多刺しをおこなうという、R-18Gな必殺技なのだ。
一応、要所で暗転を入れてぼかしてはいるものの、その音や大量の返り血(?)からも、惨劇が容易に推測できる代物。しかも、技を繰り出しているアルフィミィは罪悪感を感じていないのか、或いはやっている事を自覚していないのか、普段と変わらぬ穏やかな声で敵を滅多刺ししていく……
ネタに気合の入った『スパロボ』シリーズの中でも、本当にギリギリな技である……
某所のネタでは某ヤンデレ様を乗せ換えるネタがあったが、違和感が職場放棄してしまった。
そしてアイドルマスターシンデレラガールズコラボ『スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-』でヤンデレも含め(手持ちのうち)任意のキャラを乗せられるようになってしまう。
コラボストーリー上での搭乗者はサエ・コバヤカワ・アインストで衣装も再現されている。