概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場するキュートタイプのアイドルの内、ヤンデレ要素を持つとされた4人、佐久間まゆを筆頭に緒方智絵里・水本ゆかり・五十嵐響子で構成される非公式のグループ。由来はニコニコ動画などで提唱されたヤンデレ四天王(そのニコ動)から。
他にプロデューサーに対する執着心や独占欲が強いのが特徴で、『シンデレラガールズ劇場』第48話2コマ目で目のハイライトが消えている等の理由で輿水幸子や、公式のセリフから松原早耶を立てる向きもある(ただし、誰か1人と入れ換えるか、5人で「ヤンデレ五奉行」などとするかについての議論はあまり活発ではない)。
余談だが全員にウェディングドレス姿のカードがある。
注意点
本項目の4人の括りはあくまで二次創作上のものである。公式で斯様な設定が為されている佐久間まゆ以外の3人に関してはヤンデレと認めるか否かについて議論の余地が残る。まゆも含め、公式レベルを逸脱したキャラ付けに対して不快に思う者は多いので、TPOと節度を弁え、空気を読んだ上で楽しむこと。
なお彼女らを【束縛系】【依存系】【執着系】【狂気系】ヤンデレに据えたコラ画像は、元は『デレマス』とは無関係の男性キャラクター4人をアイドル達に置き換えたものであり、彼女ら4人の性質そのものを表しているわけではないことも覚えておこう。
公式での交流(決して修羅場ではない)
シンデレラガール総選挙
第2回シンデレラガール選抜総選挙
第2回総選挙では、属性別ランキングのCu版で
- 輿水幸子
- 佐久間まゆ
- 緒方智絵里
と、3人ともヤンデレ(またはその疑惑)で独占されている。
第6回シンデレラガール総選挙
第6回総選挙では、属性別ランキングのCu版で
- 佐久間まゆ
- 関裕美
- 緒方智絵里
と、まゆと智絵里が第2回以来共に属性別トップ3にランクイン。また全属性別トップ3が合流して新曲を発表するため、まゆと智絵里は楽曲「恋が咲く季節」で3度目の共演を果たした。
第8回シンデレラガール総選挙
第8回総選挙で、ゆかりが総合49位に入り圏内初入賞。他3人も引き続き圏内にいるため、ついに四天王全員が総選挙圏内に揃った。ちなみにこの状況は第9回及び第10回でも続いている。
jewelries!002
『デレマス』のカヴァーアルバム「jewelries!」のキュート第2弾で、当時ボイスが実装されていたまゆと智絵里が共演。オリジナル曲「パステルピンクな恋」「ゴキゲンParty Night」を共に歌い、『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』にて「パステルピンクな恋」がイベントに登場した際、「サクヤヒメ」として再結成したときも共演した。
スターライトステージ
LIVE Groove Dance burst第3回
『デレステ』にて開催された上記イベントで、イベント楽曲「Love∞Destiny」を歌う特別ユニット、Masque:Radeでまゆと智絵里が2度目の共演。楽曲テーマが「愛が重い」とだけあって、まさしくヤンデレ属性持ちの2人にはぴったりではないだろうか。ただ壁ドンのせいで、この人は半ばヤバい状況に…
LIVE Groove Dance burst第4回
『デレステ』にて開催された上記イベントにて、イベント楽曲「あいくるしい」を歌うユニットとして、オリジナルを歌うまゆと追加メンバーのゆかりが初共演。ゆかりはこの曲がボーカルデビューとなった。
ストーリーコミュ第36話「Voi che sapete…」
『デレステ』の上記ストーリーコミュにて、ゆかりと響子が初共演。これにより、『デレステ』内で4人は誰かしらと関わりを持つようになった。
LIVE Parade第5回
『デレステ』にて開催された上記イベントにて、イベント楽曲「With Love」を歌う特別ユニット、Love Yellで響子とゆかりが2度目の共演。楽曲テーマが「結婚」つまり「愛」。奇しくも「Love∞Destiny」と同様の構図となった。やはりCuって…
ちなみにスペシャルコミュプロローグでは、プロデューサーが響子にプロポーズに見せかけたオファーを仕掛けた。まゆに見られてないと良いが…
TVアニメ『シンデレラガールズ劇場』
TVアニメ『シンデレラガールズ劇場』第2期1発目のテーマソング「Blooming Days」を歌うユニットで響子と智絵里が初共演。ちなみに2人とも第1期の『火曜シンデレラシアター』で単独出演の回が公開された。
また後に開催された「第33回ドリームLIVEフェスティバル」では、この楽曲を歌った5人でHeartful Bloomを結成し、2人は2度目の共演を果たした。
それぞれの愛の形
四天王のプロデューサーに対する愛の形は各人様々である。その定義も人によってまちまちだが、参考までに見解をいくつか紹介する。
佐久間まゆ
Pさんを、まゆだけのモノに……何でもないですよぉ♪
押しも押されもせぬ『アイドルマスターシンデレラガールズ』のヤンデレクイーン。ここに挙がっている4人の中では唯一の追加実装アイドルであり、また唯一公式で「ヤンデレ系」というワードが使用されたことがある。
プロデューサーのために元々居た読者モデルの事務所を辞める、プロデューサーと出会ったのは運命だと発言するなど、プロデューサーへの執着が殊更強い。広島エリアでの初登場時の特訓前カードで見せた恍惚のヤンデレポーズのような構えや、その諸々の言動が印象に残っている諸兄諸姉も多いのではなかろうか。ただし難波笑美からは
プロデューサーが絡まないとええ子
とされている。またCDデビューやボイス実装を経て、過激な言動は次第に鳴りを潜めていき、いわゆる「狂気系のヤンデレ」とは違った道を歩んでいる。元より「他人に危害を加えるタイプではないのでは?」との声も多く、ほかの子を押し退けるよりも自らが人一倍頑張って選んでもらいたいスタンスのようである。周りを気遣うこともでき、プロデューサー以外のアイドルたちとの関係性も大切にするなど、基本的によくできた人間性であることがうかがい知れる。
緒方智絵里
プロデューサー、あの…見捨てないでくださいね…?
キュート属性は元より、当ゲームの登場アイドル全体の中でも屈指の人気を誇る彼女であるが、初期のカードにおいてはプロデューサーに見捨てられることを強く恐れ、依存的な台詞も多く見られた。
ちなみに彼女が趣味で集めている四つ葉のクローバーの花言葉は「私のものになって」である。
このほか、初期のカードでは手首が隠れていたため、自傷の痕を隠しているとの推測まで登場したがこれは杞憂に終わった。また元々内気でおどおどした言動が多い彼女だけに、先述の「依存的」とされる台詞についても、アイドルという未知の世界に対する純粋な不安から来るものとする意見も多く、現にTVアニメ版で序盤は「カエルさんのおまじない」に依存していた。
水本ゆかり
お仕事は慣れたけど、Pさんには頼っちゃいます♪
プロデューサーの言う事なら何でも聞けそうと発言する、親愛度を上げるとプロデューサーへの執着心が顔を出すなど、プロデューサーへの依存心が比較的強めであるとされた。
ただし台詞が「ヤンデレ的」であるかという点については見解が分かれ、こじつけ感が強いとの意見もある。
幻想公演『黒薔薇姫のヴォヤージュ』では、【R[ヴォヤージュ・ヒーラー]】が追加された。特訓前の表情やセリフには本物っぽさが感じられるが、あくまで感情を込めた演技である。そもそもヤンデレの演技でなく闇堕ちの演技であるので注意されたい。また『スターライトステージ』でのイベントコミュ「あいくるしい」で演じたドラマ上の役割は「愛を知らない少女」であり、当人も愛に関してはやや無頓着な面が見られた。
五十嵐響子
Pさん!私、いいお嫁さんになると思うんですよ!
家事全般を趣味として挙げる、世話焼き女房的な立ち居振る舞いが多いなど、15歳という年齢に似合わず嫁アピールが強い。そこから、勝手に合鍵を作って家に入ってきそうな「押しかけ女房型ヤンデレ」と見なされた。スカウト直後であろう初登場時のセリフでいきなり良妻アピールをしてPに言われるまでアイドルをするということを知らなかった点も拍車を掛けている。
ただし成立の経緯を見る限り、「四天王」という言葉が先にあっての数合わせ的要素が強く、あくまでも初登場時の台詞の深読みであり元はヤンデレを意図した書かれた台詞ではないということを念頭に置きたい。
アイドルプロデュース「聖靴学園の七不思議」において、片手に鋏を持ち顔に影がかかった、いかにもな表情の【SR[学園の秘密・S]】が追加されたが、これはあくまで映画の役であり本来の彼女にヤンデレ要素は皆無であることは忘れないでいてほしい。
のちにCINDERELLA MASTERで「恋のHamburg♪」を歌唱したことで、それまではまゆが担当していたハンバーグネタも受け継いだ。
同誕生日・同年齢である渋谷凛を絡めた正妻戦争ネタも存在する。
ニコニコ動画でのCuヤンデレ四天王
Novelsm@sterを制作するアルトPの作品にはCuヤンデレ四天王の4人が多く登場する。しかしそれぞれのキャラクターは公式とも上記の解釈とも大きく異なった、アルトP独特の設定で構成されているので注意。たぶん動画を見ればすぐによーくわかる。
※ただし動画には「Cuヤンデレ四天王」のタグは無いので注意(「シコバンテージ」で検索するとよく当たります)。
結びに
『アイドルマスターシンデレラガールズ』は個性豊かなアイドルを集めて、トップアイドルに育てるソーシャルゲームである。みんなも好きなアイドルをプロデュースして、トップアイドルに育てy
プロデューサーさんが好きなのはわたしですよね…?
関連タグ
アイドルマスターシンデレラガールズ シンデレラガールズユニット
メンバー相関
まゆ | 智絵里 | ゆかり | |
---|---|---|---|
響子 | (Heartful Bloom) | (Love Yell) | |
ゆかり | (「あいくるしい」メンバー) | ||
智絵里 | まゆちえ |