概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場する和久井留美、三船美優、服部瞳子の三人はそれぞれ登場時から、「愛が重い」 「言葉が重い」 「過去が重い」という個性を遺憾なく発揮しており、クール属性のアイドルの中でも異質な目立ち方をしていた。
というのも、彼女らの共通項として
◆ 20代半ばという年齢
(恐ろしい事にクール陣営にはさらに三十代組や、28歳とは思えないほどはっちゃけているkwsmさんも居る)
◆ 稼働初期の一定期間にしか入手出来なかった希少なアイドル
(現在は服部・三船の両名はレアメダル3枚とトレード可能。和久井もガチャの復刻によりレートは低下しており、いくらか入手しやすくなっている)
◆ セリフや設定の端々に垣間見える、苦労していた過去
等が重なっており、これらのバックボーンを知った上で見るイラストからにじみ出る物憂げな雰囲気が三人組扱いの一因となって、そこに「三銃士」をかけて生まれたのがこのタグである。
のちに公式でトリオユニット「 バレンタイン反省会 」を組むこととなる。
和久井さんの場合
" わくわくさん " こと和久井留美は、「プロデューサーのせいで第二の人生が始まった」と言ってみたり、レア・Sレア共にウェディングドレス風の衣装を着るお仕事をしていたりと、とっても重い愛を感じさせる要素がちりばめられている。
前職でも熱意が空回りして職場で浮いてしまっていたという彼女だが、持ち前の几帳面さでPのサポートを買って出たり、事ある毎に信頼を口にしたりと、Pの外堀は着実に埋められている。
余談だが、結婚前にウェディングドレスを着ると行き遅れるというジンクスがある。
服部さんの場合
服部瞳子はかつてアイドルとしてデビューしながらも失敗と引退を経験しているというただでさえ重い設定を抱えており、初期のセリフにも「ラストチャンス」「今年(2012年)にかける」というこれまた重い発言がある(アイドル多しと言えど『シンデレラガールズ』で「いつまでに成功するか」を明言しているのは彼女のみである)。ココらへんが重いと言われるゆえんであろう。
また彼女の願いは「アイドルとして成功する事」にあり、「アイドルとなって皆を笑顔にしたい」といった表現者としての欲求以上に、アイドルであることを手段ではなく目的にしてしまっている。
そんな彼女だったがバレンタインアイプロの後のゆるふわガチャにて高森藍子と共に新レアとしてついに再登場を果たす。これで重さも少しは軽減されたか…?
三船さんの場合
前者二人がセリフも見た目もそこはかとなく漂う依存体質も重すぎるため、登場からしばらくは比較的軽いほう、だと思われていたのだが・・・
「アイドルプロデュース 鎌倉あじさい巡り」で彼女のパーソナリティが掘り下げられると、コミュイベントのセリフの数々に公式が病気と言っても過言ではないほど " 狙っている " ものが多く、各所で「愛が重い」と称されることとなった(さらにこのイベントには和久井留美も復刻枠で登場、お仕事に少しだけ顔を覗かせている)。
このアイプロによって、三船さんがクール三重士の看板に見劣りしない重さを色濃くしてしまったことは間違いないだろう・・・
バレンタイン反省会
そしてついに2015年2月15日、アイドルLIVEロワイヤルバレンタインSPにて、ユニット「バレンタイン反省会」が結成された。バレンタインイベントではアイドルにチョコをもらえるチャンスが合計3回あるが、一度もらうと2度目は断られる。その際の台詞がやっぱり重い。
……ただしこの場合、重さ的には[ わくわくさん<とーこさん<<<<<みゆさん ]の順となっており、それもあってかLIVEバトル勝利時の瞳子さんの台詞 「 美優さん、あなた自分の想いがどれだけ重いかわかってないの 」 につながっていくのであった。
プレシャスホワイト
【バレンタイン反省会】と【ホワイトデー決起会】(三船美優・和久井留美・安部菜々)が合流したユニット。
“ ヒビが入った夢 „ も、大切に持ち続ければ真っ白に生まれ変わり、〝 遠回りした道 „ も、歩き続ければ臨んだ未来へと繋がっている――そんな強い意志が感じられるユニット。
シンデレラヒストリー
2019年12月25日に美優さんの、2021年12月17日に瞳子さんの、2022年2月18日に留美さんのシンデレラヒストリーがそれぞれ実装されている。
【バレンタイン反省会】に関わるところだと、美優さんは「美優と留美、本音をかわす夜」で留美さんとの交流が描かれた。
瞳子さんは「それが運命の日ならば」で留美さんと美優さんとの初交流が描かれ、そして留美さんの「祝!バレンタイン反省会発足」で【バレンタイン反省会】結成の経緯が描かれた。
なお瞳子さんは「ハッピーバースデー、私」でアイドルとしての再起を賭けたオーディションで「元アイドル」と既に終わっている扱いをされて心折れるまでの姿が、「いつまでも失くせない夢」では喫茶店時代にアイドルの未練を断ち切ろうとする姿がそれぞれ描かれ、留美さんも「努力の行方」で秘書時代に職場から浮いていき職を辞めるまでの姿が描かれるなど、2人の過去の重さについて公式で丁寧に描写されることとなった。
「祝!バレンタイン反省会発足」も、同じアイドルから複数回チョコを貰いに行くとキツイ言葉と共に拒絶されるというPのトラウマを量産した2015年モバマスバレンタインキャンペーンと絡めた若干重いエピソードとなっている。
余談
美優さんには実装から4年ほど経った2016年7月にボイスが実装されたが、他の二人は未だにボイスが未実装のままとなっており、実装からついに10年が経過した。彼女達にボイスが付く日は来るのであろうか。
関連イラスト
関連タグ
和久井留美 三船美優 服部瞳子 愛が重い バレンタイン反省会 マジカル!ルミ&トーコ