概要
- 壁越しに騒音が聞こえているとき、壁を叩くことでそれを知らせる行為。
- 要件のはっきりしない相手を壁際まで追い込み、ドンと音を立てて強張らせる。
- 単純に壁をドンッと壊す。
- 吉本新喜劇座員・島田珠代の「男性共演者に勢いをつけて壁にぶつけられる持ちネタ(ギャグ)」のこと。古くからあるギャグだが、「壁ドン」と言われるようになったのは前述の相手を壁際まで追い込む意味の「壁ドン」が流行語となってからである。
元々ネットユーザーを中心に1の意味で用いられており、その後何らかの誤解から2の意味が広まったとされる(後述)。
1.の解説
アパートなどの集合住宅において、隣室がうるさいと感じた際に抗議の意味を込めて、壁を「ドン!」と鳴らして警告する行為である。
ただし相手に抗議の意図が伝わらず、逆にトラブルを引き起こす可能性もあるため実行する際は注意。
一戸建ての場合、家同士が繋がっていないため、騒音がひどかったとしても、わざわざ壁ドンしに来る隣人はいないだろう。その代わり、普通に注意される、もしくは近所から悪意を込めた噂を流されると思われる。
騒音を出している側にとっては、他人の注意の声が聞こえないほど没頭している場合が多々ある。皆さんも気を付けましょう。
2の解説
相手を壁際まで追い込み逃げ場をなくし壁を片手、若しくは両手で対象越しにドンする行為。場合によっては対象を押し付けてドンする。ドンされた方は大抵しおらしくなる。
最近では、渡辺あゆの漫画L・DKの実写映画化をきっかけに、とくに恋愛系の少女漫画やアニメ・ドラマなどで見られるシチュエーションのひとつで、想い人に詰め寄るやや強引な手法としても使用される。ただし同じ状況でも少年漫画では、気弱な主人公が不良に恐喝されるシチュエーションが見受けられる。
一部の人にはたまらない行為(シチュエーション)らしく、相手を色んな意味で追い詰めるには最適。
ただし、特に恋愛関係に無い相手に対して行うと殴り合いの喧嘩に発展すること必至、もしくは脅迫として訴えられかねないので注意。最悪警察に通報される恐れもある。
マスコミを通して広まったこともあり、一般的にはこちらの意味が主流であると思われる。
最近ではカップヌードルのCMでこの意味での壁ドンをネタにしている。
ちなみに、ネット民にはこの意味での使用に否定的な者も多く、あくまで隣がうるさいことを抗議するため壁を叩く行為の事だと譲らず、この用法を壁にドンと区別している。そうなってしまったのはだいたい新谷良子のせいであるとか。
シチュエーションとしては「男性が女性に対して行う行為」と思われがちだが、pixivでは何故か女性同士や男性同士のものが多い。察するがよい。
最近では、ネタに走りすぎてドンの勢いが強すぎた例も数多く存在する。
2014年にはこの用法で新語・流行語大賞トップテンに選出された。
3の解説
壁をドンッと破壊することを言う。こちらの意味は主に「壁殴り代行」のネタで古くから親しまれてきた。
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関連イラスト
鉄板(オイオイ……)。
ロマンチックな例(ただし百合夫婦)。
対比例。
おそろしく斬新な使い方。
明らかに違う。 そして壁ドンは
関連タグ
壁ドン祭りイラスト 公式による企画目録。詳細はリンク先を参照の事。