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概要

1987年6月から1987年12月まで全31話が放送された、『マシンロボ クロノスの大逆襲』の続編。

『クロノスの大逆襲』はアニメファンの注目を集めたものの、裏番組との兼ね合いで視聴率面で苦戦した為に、放送時間帯を変更して仕切り直す構想が生まれた。ここで村上克司の提案により「ヤンキーものでいこう」という方向性が決定され、当時流行していた『ビー・バップ・ハイスクール』にも倣った内容となった。

番長アールジェタンは、校章を付けた学ランがデザインモチーフである。ガクランダー、カリアゲン、ヤーサンド、といった不良悪役共のモチーフは一目瞭然。

まるで暴走族同士の抗争を描くような、頭の悪そうな展開になってくるのだが、ナレーション(CV:速水奨)のテンションがあまりにも高過ぎるし、主題歌はラップだし、ライブ感のある異様な雰囲気が特徴的である。

当初の目的である安定した視聴率は確保出来たものの、玩具の商業不振により打ち切られた。

打ち切り最終回の台詞からすれば『クロノスの大逆襲』と繋がらないような気がするし、惑星B-1のその後がレイナ-剣狼伝説-第二章でも描写されて、設定が二転三転しているようにも見えるが、製作側としては細かい事は気にしてないらしい。

あらすじ

ディラン総統率いる悪のグレンドス帝国と、コンピューターRIM率いるアルゴ共和国・マシンロボ軍団との激闘は長く続いていた。ならず者部隊バトルハッカーズと、地球からの来訪者アキラ達は共に手を取りグレンドス軍に戦いを挑む。

この星に遭難したアキラ達とバトルハッカーズとの戦いと友情を中心として、マシンロボ軍団の痛快なバトルが繰り広げられる。やがて、「はみだし野郎」だったバトルハッカーズは軍団の中心的存在へと成長し、頑なだったRIMのプログラムにも「ぶっちぎり」の心を芽生えさせる。

物語のラスト、地球人はこの戦いとは無関係と、RIMはアキラ達一行を宇宙船で惑星外へ送り出すが、その惑星は、実は地球人の武器商人による実験場だった事が判明する。アキラ達は必ず戻ってくる事を胸に誓い、バトルハッカーズと別れ地球への帰途へついた。

登場キャラクター

各話リスト

話数サブタイトル
第1話燃える電子の惑星
第2話ジェットライザー緊急発進
第3話烈風マッハブラスター
第4話最強戦士アールジェタン
第5話クリスタル盗聴作戦
第6話ジェットライザー全弾発射
第7話グッドラック号に戻れ
第8話奪われたガルファイヤーSP
第9話ロータリーキッドとツインカムジミー
第10話クリスタリウム奪還作戦
第11話ニューマシンロボチーム登場
第12話泥まみれの決闘
第13話危うしグランドホエール
第14話ドリルクラッシャーの怒り
第15話死の電子炉を救え
第16話要塞衛星を破壊せよ
第17話アールジェタンの賭け
第18話マッハブラスターGOGOGO
第19話急げガッタイザウラー
第20話ライザーパワーアップ
第21話奪われた秘密兵器
第22話標的はグランドホエール
第23話戦場に咲く希望の花
第24話疾れぶっちぎり野郎ども
第25話特殊指令RIMを破壊せよ
第26話炎の戦士アールジェタン
第27話突破せよ大地の果て
第28話鉄の鷲 孤独のハンター
第29話熱砂の大戦車戦 急げジェット
第30話捕われたマッハブラスター
第31話サラバ戦い永遠に

主題歌

オープニングテーマ

「ぶっちぎりバトルハッカーズ」

作詞:水谷啓二、作曲:あかのたちお、編曲:あかのたちお、歌:五十嵐寿也

挿入歌

「YOU ARE MY FRIEND」

歌:五十嵐寿也、作詞:水谷啓二、作曲:あかのたちお、編曲:あかのたちお

「星のエトランゼ」

歌:渡辺絵麻、作詞:及川恒平、作曲:あかのたちお、編曲:あかのたちお

エンディングテーマ

「あと、一秒」

歌:渡辺絵麻、作詞:及川恒平、作曲:あかのたちお、編曲:あかのたちお

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