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プラント

ぷらんと

複数の意味を持つ単語。
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曖昧さ回避

  1. plant植物や、施設工場を指す英単語
  2. モンスターファームに登場する植物モンスター
  3. ニコニコ動画で活動している歌い手
  4. レッドツェッペリンロバート・プラント
  5. 機動戦士ガンダムSEEDシリーズに登場するスペースコロニー群・国家。この記事で記述。


概要

アニメ及び各コミック作品「機動戦士ガンダムSEED」に於けるスペースコロニー群であり、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」では国家の名前でもある。
砂時計型をしたコロニーの総称で、プラント1基を1区、10区で1市とカウントしており、C.E.71年時点では全12市・計92基が存在していた。(SEED)
しかし、2度目の大戦であるC.E.72年に連合の軌道間全方位戦略砲・レクイエムによって4基のコロニーが全壊、その残骸による二次被害で2基のコロニーが崩壊した。(SEED DESTINY)

TVシリーズ本編前

成り立ち

ブルーコスモスなどのコーディネイターを認めない者達によって迫害され、地球上での生存を脅かされた第1世代コーディネイターパトリック・ザラ,シーゲル・クラインなど)が中心となって作り上げた。
元々は、後にプラント理事国となる国家群の「大規模生産基地」として作られた。
そのため、名称は意味そのままの「プラント」であった。

本来、資金を提供した宗主国が作る「プラント運営会議」の支配下にあったが、コーディネイターはプラント開発に従事する者が多く、かつ宇宙生活者が大半だったため、コーディネイターという同胞意識を共有する人々にとってプラントは、祖国のようなものとなっていた。

独立を目指し、宣言するに至るまでの経緯

しかしプラント理事国を含む地球各国側は「プラント=主権国家」とは認めていなかった
その他にも

  • プラント独自の食糧の自給を一切認めない(特に穀物類など)
  →理事国以外(南アメリカなど)から食料輸入を行おうとしたプラント籍の貨物船団を理事国側が撃沈
  • ブルーコスモスの強化など反コーディネイター組織のテロ行為などが多発
  →しかし、プラントは独立主権国家ではない為、自衛のための武装は一切認めない
  • 地球へのエネルギー・工業製品供給において重いノルマを課す
  →プラントのエネルギー生産部門がブルーコスモスのテロにより破壊されたため、理事国に一時的な輸出停止を申し入れるが、理事国側は拒否。プラントは深刻なエネルギー危機に陥る
  →理事会のやり方に抗議するためにプラントの技術者が一斉ストライキを起こす
  →これに対し、理事国はMA艦隊でプラントを威嚇
  • 国連事務総長がプラント、理事国双方に「月面会議」を呼びかけ、交渉の場が設けられる
  →交渉の場であるの中立都市・「コペルニクス」にて参加予定だった国連事務総長以下国連首脳陣と理事国代表者が爆弾テロに遭い、死亡。
  →理事国代表である大西洋連邦は、このテロをプラント側によるものであり、地球に対する宣戦布告であると断定  などの明らかな圧政を敷いた
自身と自身の家族らの生命が脅かされているのだから、プラント内で独立論が声高に叫ばれ始めるのは当然の流れであろう。

そしてC.E.70年2月11日、「食糧の自給」を認めない理事国の要求を呑まないプラントに対し、遂に地球連合はプラントに宣戦布告。プトレマイオス基地から侵攻を開始した。
同月14日、1発の核攻撃によって120基あるコロニーの一つである「ユニウスセブン」(食料生産コロニーの為、非武装)が壊滅、24万3721名という罪なき尊い命が犠牲者となった。
この悲劇が起こった日がバレンタインデーであった為に、「血のバレンタイン」と称されるように。

己たちの生存権と独立の為、プラント最高評議会初代議長:シーゲル・クラインはC.E.70年2月18日に黒衣(喪服)の独立宣言と徹底抗戦を明言し、「プラントは我等コーディネイターの国である」とする強硬手段をとった。

機動戦士ガンダムSEED

コーディネイターの生存と独立を掛けた戦争

クライン議長の黒衣(喪服)の独立宣言以降、同氏による積極的中立勧告やニュートロンジャマーの散布、世界樹攻防戦,オペレーション・ウロボロスなど大規模な作戦を展開していき、またその中で、様々な人間の思惑が絡み合い、中立国をも巻き込んだ世界大戦にまで発展していく。
遂にはニュートロンジャマーキャンセラーの開発により、再び、核の使用が可能となったために互いの殲滅戦にまで発展するが、双方の軍事を握るトップ(ザフト:パトリック・ザラ,地球連合:ムルタ・アズラエル)の死亡とレジスタンスによって救出されたアイリーン・カナーバら、旧クライン派議員から地球連合への停戦が申し入れられることで一応の終結となった。

公式外伝「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY」

ユニウス条約締結

『核エンジン及びニュートロンジャマーキャンセラーの使用禁止』、『コロイド技術の軍事利用の禁止』、『MS保有数の制限』、『国境は戦前に戻すこと』などが盛り込まれ、今後の相互理解努力と平和とを誓い、地球連合とプラント臨時評議会間において停戦条約が締結された。
締結された場所は、この戦争の戦端を開いた嘗ての悲劇の地・ユニウスセブン跡である。
この時にプラントは独立も認められ、正式な主権国家となった。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

新たに巻き起こる戦火

ユニウス条約により、世界は再び安定を取り戻そうとしていた。
しかし、ユニウスセブンで大切な者達を亡くした遺族の中には、ナチュラルへの憎悪を忘れられず、「前議長パトリック・ザラの採った道(ナチュラル殲滅)こそ正しい道だ」と主張し続ける者達も存在し、その主張の元、サトー達はユニウスセブンの軌道を変え、地球に落下させようと行動を開始。
グラディス隊とジュール隊による破砕作業でユニウスセブンは砕かれたが、その破片は地球に降り注ぎ、多くの犠牲が出てしまう。
この事件は、「ブレイク・ザ・ワールド」と称されることになり、この未曾有の危機を起こしたのがコーディネイターであると地球側が知った事で、再び争いの種が蒔かれることとなってしまう。
地球側からは、『犯人の身柄引き渡し』、『賠償金』、『ザフトの武装解除』、『デュランダル現政権の解体』、『連合理事国の最高評議会監視員派遣』という要求が求められ、これが果たされない場合は、「プラントを地球人類に対する極めて悪質な敵性国家とし、此を武力を以て排除するも辞さない」と共同声明を発表、プラントもまた「積極的自衛権の行使」という形で迎え撃ったために、再び戦端が開かれてしまうのだった。

積極的自衛権という言葉

『自衛権』と言いながらも、ユーラシア西側の連合軍に支配,圧政を強いられている地域の開放(ガルナハン等)なども行っている。しかし、そういった地域からの解放の援助の要請を受けようとこれは『自衛権』とは言い難いのではないだろうか?
ユーラシアの問題はあくまで、ユーラシアの軍や政府が解決することであって、プラントが介入する行為は立派な内政干渉であり、侵略行為に当たるのではないだろうか・・・。
また、ユニウス条約で認められていたジブラルタルとカーペンタリア以外にも基地を建造していたという事実もあるため、プラント側も条約を守っていなかったのも事実である

ロゴスの告発から始まった新たな火種

連合に迎合しない者達への見せしめのためのデストロイによるベルリンを始めとする三都市の壊滅。
これに憤りを感じたギルバート・デュランダル議長による「ロゴス」の告発。
「ロゴス」を共通の敵として1つにまとまったコーディネイターとナチュラルだが、二種族間の根本的な問題が解決したわけではないことに、双方気付いていないのが問題なように感じる。
ロード・ジブリール以外のロゴスメンバーを逮捕することが出来たが、彼は他のメンバーを囮に、セイラン家を頼ってオーブへと逃げ延びた。
オーブにジブリールがいる事を知ったことでオーブと戦端を開いてしまうが、そこでもまた捕獲することならず、宇宙のダイダロス基地への逃亡を許してしまう。
この事が後のプラントコロニー6基の崩壊とそれに伴う多くの国民の犠牲に繋がってしまうのである。

DESTINY PLAN

現最高評議会議長:ギルバート・デュランダルは戦争が無くならない理由を「何時になっても克服出来ない自分達の無知と欲望である」と主張し、人類存亡を賭けた最後の防衛策としてDESTINY PLANの導入実行を宣言した。
このプラン、議会にまず挙げて評議会の承認を得てプラントで施行するのであれば何の問題もないが、議長の独断であり、更にはこれを他国にまで強いれば、立派な内政干渉でしかない。これを拒否した大西洋連邦には無警告で、アルザッヘル基地へと改修したレクイエムを放った。まるで『従わねば、死』と言い放つように。
これでは独裁であり、前議長を非難しておきながらやっていることは同じではないだろうか?
筆者の主観だが、このプランでは、第2,第3のステラレイが生み出されるだけなのではないかと思う。

その名前

SEED時点でのコロニー群(自治権をもつ独立国家ではない)の正式名称は、「Productive Location Ally on Nexus Technology」で、頭文字で「PLANT」と読む。
DESTINY時点では自治権を獲得した独立国家になった為、正式名称を国家の名前として「Peoples Liberation Acting Nation of Technology」と改名した。(頭文字は「PLANT」には変わりない。)

各プラント

※:作中に明確な名前が出てきたものを明記する。

  • アプリリウス
・・・アプリリウス市に所属する首都(首基)

  • ユニウスセブン
・・・ユニウス市に所属する農業用プラント(その為、非武装)
   このコロニーが血のバレンタインによって崩壊、約24万の罪なき尊い命が犠牲になり、この事件が切っ掛けで地球軍と本格的武力衝突(全面戦争)に発展した。

  • アーモリーワン
・・・アーモリー市を構成するプラントの1基で、軍事工廠のあるコロニー。
   新造艦や新機体(セカンドシリーズ)の為の進宙式を控え、準備のためにてんやわんやの中、カガリ・ユラ・アスハ氏が議長との会談の為に訪れ、地球連合軍第81独立機動群(通称:ファントムペイン)によるMS強奪事件に巻き込まれた。またコロニー自体も穴が開くなどの多大な被害を受けた。

  • ヤヌアリウスワン~フォー
・・・ヤヌアリウス市を構成する4基。C.E.74年に地球連合軍ダイダロス基地から発射された軌道間全方位戦略砲・レクイエムの攻撃で崩壊した。住民も全て犠牲になっている。

  • ディセンベルセブン・エイト
・・・ディセンベル市を構成する2基。同上の経緯で破壊されたヤヌアリウスフォーが衝突し崩壊した。住民を全て犠牲になっている。

プラント最高評議会

プラントに於ける最高意思決定機関。首都(首基)であるアプリリウス市に政治拠点を持つ。
政治体制は事実上の共和制になっているが、プラント政府はザフト(自由条約黄道同盟)の一党独裁であるため、党内人事と評議員選出は実質同一である。

評議会の構成員は、互選制と呼ばれる政治に適性のある成人(15歳以上)から選ばれる制度で決まり、12の市から1人ずつ選ばれている。即ち、民主主義の原則である選挙では選ばれていない
C.E.71年(機動戦士ガンダムSEED)時点の代表は以下の通りだが、C.E.72年(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)の代表は何処の市輩出で専門分野は何かということが不明である。

機動戦士ガンダムSEED時の構成メンバー

市の名前専門分野代表者氏名備考
アプリリウス市天文、宇宙物理学、宇宙論、宇宙惑星学、宇宙生命学シーゲル・クライン穏健派筆頭。ラクス・クラインの父親
ディセンベル市初等教育全般パトリック・ザラ急進派筆頭。アスラン・ザラの父親
マティウス市航空宇宙工学、造船工学エザリア・ジュール急進派No.2。イザーク・ジュールの母親
フェブラリウス市基礎医学、臨床医学、生化学、分子生物学、応用生体工学タッド・エルスマン急進派→穏健寄りの中立派。ディアッカ・エルスマンの父親。息子のMIAが切っ掛けで穏健寄り中立派に転向
マイウス市応用機械工学、基礎冶金学、応用冶金学、応用材料工学、ロボット工学ユーリ・アマルフィ穏健派→急進派。ニコル・アマルフィの父親。息子の死が切っ掛けで急進派に転向
ユニウス市基礎農林水産学、応用農水工学、社会工学ルイーズ・ライトナー元々は穏健派だったが、血のバレンタインが切っ掛けで急進派に転向。同市の所属コロニーであるユニウスセブン崩壊が全面戦争の発端
クィンティリス市基礎化学、応用化学ジェレミー・マクスウェル急進派。ラスティ・マッケンジーの父親。姓が違うのは離婚したから。
セプテンベル市電子工学、情報工学、人工知能工学、総合情報学アイリーン・カナーバ穏健派No.2でありクライン派。臨時最高評議会議長となり、ユニウス条約を締結させた
ヤヌアリウス市基礎微細工学、応用微細工学アリー・カシム穏健派。
セクスティリス市基礎物理学、理論物理学、素粒子物理学、高次元物理学、数学オーソン・ホワイト急進寄りの中立派。ニュートロンジャマーの開発者
オクトーベル市人文科学総合ヘルマン・グールド急進派であり、ザラ派
ノウェンベル市多目的実用生産工学パーネル・ジェセック穏健寄り中立派


機動戦士ガンダムSEED DESTINY時の構成メンバー

再選組

ルイーズ・ライトナー
アリー・カシム
オーソン・ホワイト
パーネル・ジェセック

新任組

ギルバート・デュランダル(最高評議会議長)
タカオ・シュライバー(国防委員長)
アラン・クラーゼク
エドアルド・リー
ジョージ・アダマン
リカルド・オルフ
ノイ・カザエフスキー
クリスタ・オーベルク

歴代最高評議会議長と国防委員長

歴代最高評議会議長国防委員長
初代シーゲル・クラインパトリック・ザラ
2代目パトリック・ザラパトリック・ザラ(議長と兼任)
3代目ギルバート・デュランダルタカオ・シュライバー


プラント防衛を主とする志願制の義勇軍が存在する。本職と兼任する者も多い。
詳しくは→ザフトへ。

プラント市民

レノア・ザラ
ロミナ・アマルフィ
ミーア・キャンベル
キングT@KED@
サラ
・・・「機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-44 二人のラクス」から登場したミーアの付き人兼監視役の女性。ミーアが偽者だと知りながら、ラクス暗殺を唆す。最後はアスランの返り討ちに遭い死亡。
マール
・・・キングT@KED@と共にミーアのマネージャーを務めていた男性。

関連タグ

機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY ザフト
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