概要
『スーパーロボット大戦30』に登場するダンクーガの新たな形態。
各部に装甲を追加して剥き出しとなっていた各コックピットが覆われ、更に飛行用の大型の翼とブースターを装備している。その結果攻撃力・防御力が上昇し、更に合体稼働時間と航続距離も格段に増加している。
操縦者への負担も軽減されているが、増加装甲の影響で運動性は通常のダンクーガよりも低下している。
言うなればフルアーマーダンクーガである。
ファイナルダンクーガは設定自体は元々存在し、あくまでスパロボが初出だったが、このアルティメットダンクーガは完全にスーパーロボット大戦だけの為に作られたスパロボオリジナルになっている。
ファイナルダンクーガとは異なりブラックウイングとは合体していないためアラン・イゴールを含めた5人乗りではなく、パイロットは藤原忍、結城沙羅、司馬亮、式部雅人の4人乗り。
そのため、『30』では原作通りアランが戦死したとも考えられるが、詳細は不明。ただし、背部ウイングブースターはOVA版と外見上の相違は見受けられないため、これをブラックウイングに置き換えた全部乗せ、すなわち「ファイナルアルティメットダンクーガ(仮)」にすることへの余地も残されている。
有料DLC「エキスパンションパック」を導入していると加入するミッションが追加される。
ダンクーガ自体が最上位クラスの攻撃力を持ち、それが特殊技能「野性化」による高いダメージボーナスにより底上げされる。
更に全員が精神コマンドの「熱血」を持ち、「覚醒」や「決意」といった強力なものも揃えているうえに、忍のエースボーナスが「気力が上がると一度だけ覚醒が自動でかかる」と、高火力に加えて再行動が非常にしやすく、最終的にはファイナル・ガオガイガーや真ゲッタードラゴンと並ぶ本作最強クラスの機体の一角となっており、特に火力に関してなら先の2機すら軽々と上回る程である。
地上ルートで始めた場合は自由行動が解禁された時点で、宇宙ルートでも序盤で地球に降りられるようになると加入が可能になるという、参入タイミングの圧倒的な速さも強み。最強武器の「断空真剣」の解禁はしばらく先で、当面は断空砲が最強武器となるが、それでもこの時点の味方の中では最強の火力を持っている(というかこの時点で他の機体の追加必殺技クラスの火力を持っている)。
強いてウィークポイントを言えば(あくまで演出上であり、ゲーム的に意味はないが)、増加装甲で全身の砲身のいくつかが塞がれ、使用可能な背部の砲門も前面に展開できない仕様なので、いわゆる断空砲フォーメーションが取れず、断空砲を使用するには前に屈んで砲身を敵に向ける必要がある。
また運動性が低下した影響なのか、亮の格闘技術を活かした鉄拳も使用できない。
システム的な意味でなら強過ぎるあまり撃墜数を集中させ過ぎて他のパイロットの成長やエース化が遅れる事もある意味弱点と言える。
断空真剣使用時にはマスクパーツが装着され、翼のパーツの一部が断空剣に合体するというギミックがあり、これらの点からダンクーガマックスゴッドの逆輸入と思われる要素もある。
関連タグ
超獣機神ダンクーガ
ダンクーガ
ファイナルダンクーガ:「人を超え、獣を超え、神をも超えた“究極の戦士”」で、こちらも究極のダンクーガである。
スーパーロボット大戦30
スパロボ補正
アルティメットグラヴィオン:アルティメットで大張正己繋がり。
スコープドッグ(スパロボ30仕様):アルティメットダンクーガと同様にスパロボオリジナルの装備を施されたスコープドッグ。