CV:かかずゆみ
プロフィール
人種:日本人
性別:女性
年齢:16歳
概要
神名綾人がTOKYO JUPITERにいた時のクラスメイト。
鳥飼守とは恋人同士であるが、本当は綾人のことを想っている。首都侵攻作戦時に怪我を負う。
以下、ネタバレ
実はムーリアンであり、MUの記憶操作を知らない内に受けいたため、鳥飼と綾人のどちらと先に出会ったか忘れてしまっていた。
わざと他の者より洗脳が弱くされており、周りの人間の異変に気付き、TOKYO JUPITER内の人間には見えないようになっているドーレム「メトロノーム」が見えていた。
後に東京に戻ってきた綾人に連れられて東京から脱出し、彼と2人で生活を始め、綾人と心を通わせ合い徐々に距離を縮めていく。
その後、潜伏先の町にドーレムが現れた際にはラーゼフォンに乗りドーレムを迎え撃つ綾人を見送り彼の帰還を待ち続けたが……実はそのドーレム「ヴィブラート」は浩子と同調しており、ラーゼフォンがヴィブラートを攻撃する度に浩子はヴィブラートが受けたダメージを身体に負っていく。
そんな状態で、浩子は思うままにならない手で綾人に伝えるべき言葉を懸命に書き残した……。
戦いの最後に、綾人は自分が殲滅したヴィブラートが何者であったか悟り、ホテルに残された青い血に染まった浩子の遺体とメモ帳を発見するのだった………。
劇場版『多元変奏曲』ではサブヒロイン。
綾人が遙と結ばれた際にはショックの余りに涙を流し、その悲しみを忘れたいがために鳥飼と付き合っていたようである。
しかし、徐々にムーリアン化していくにつれて、家族や守のことも忘れていってしまう。
逃避行中の彼女の日記には「守って誰?」と綴られており、一方で綾人への想いは消えることなく残り続けていた辺り、彼女にとって綾人への恋心が如何に大きかったかが分かる。
最後はテレビ版と同様、悲劇的な最期を遂げ、綾人の心に深い傷を残す。
(皮肉にもこの出来事が、絶望に打ちひしがれる綾人と、傷ついた綾人の姿に想いを抑えきれなくなった遥が互いに求め合い結ばれるきっかけとなった)
漫画版では容姿が大きく異なり、ボブカットにややツリ目となっている。
こちらでは鳥飼とは付き合っておらず、本命である綾人と付き合っている。
後にTERRA工作部隊の手によりTOKYO JUPITERから脱出した避難民として再登場し、綾人と再会するも、その時には既にMUに洗脳されてしまい、綾人と戦う。
最後は嫉妬心から美嶋玲香を攻撃して重傷を負わせたことで暴走したラーゼフォンに斬り裂かれて致命傷を負ってしまい、綾人の腕の中で彼に看取られながら死亡した……。
ゲーム作品では
『スパロボシリーズ』
大雑把に言えば『スパロボにおけるラーゼフォンの存在意義にして唯一にして最大の見せ場』。
スーパーロボット大戦MXでも、残念ながらスパロボ補正を受けること無く死亡してしまう。最期の言葉はマップ上に書かれた。
スーパーロボット大戦SC2では、かかずゆみ女史が参加しているため、一連のシーンの台詞の一部はDVEとなっている。
更にヴィブラートを攻撃すると浩子の悲鳴が響く仕様となっており、シナリオ再現度&鬱度は『MX』以上。
しかし前述の通りスパロボにおけるラーゼフォンは『浩子の死だけが参戦意義』というレベルにまで配分の比重が偏っている。
更に近年では作品キャラの救済がメインとなっているがラーゼフォンは浩子の存在により参戦自体が厳しくなってしまっている。
仮にスパロボ補正で生存したとして、そうなると今度は(ヴィブラート出現の時点で、綾人とは実質両想いな為)メインヒロインである遥の立場が危うくなってしまうというジレンマが着いて回る。
しかし、スパロボでの浩子の死を正当化する為に良く挙げられる他作品のキャラ達は全員が
『スパロボでも死なせないと物語が進まないキャラ』『スパロボ補正を以てしても救済が難しすぎるキャラ』であり『死なせる理由がメインヒロインや見せ場作りの為』だけしかない浩子とは違う立場である。
後述の蒼穹幻想曲の例を見ても分かる通り、どちらかと言えば『救済出来ないのではなく、見せ場作りや演出を優先されて救済してもらえない』と言った方が正しい。
『ラーゼフォン 蒼穹幻想曲』
本作では条件付きで救済措置が取られている。
特にバーベム傾向編では、原作では接点が無かった紫東恵と打ち解け、友人関係になった(ちなみに、初対面時の恵からは妬かれていた)。
バーベム編における彼女の個別EDでは綾人と交際しており、MUと外界との橋渡し的な役割をしている。
一方、守の個別EDでは綾人が見守る中、守と復縁する光景が見られる。
MU編ではヴィヴラート撃破時に瀕死の状態ながら生存しており、綾人がMUに彼女の助命を条件に下る事で一命を取り留めるが、個別EDは無い。
原作準拠であるTERRA傾向編での個別EDでは、調律後の世界で綾人と付き合う姿が描かれている(ちなみにその場合、守の彼女は恵になっている)
関連タグ
綾浩:カップリングタグ
類似項目
ゼオラ・シュバイツァー(第2次スーパーロボット大戦α/スーパーロボット大戦OGs):「声が同じ」共通点を持つ。 彼女の場合、相棒である少年による説得の甲斐あって、悲劇的な結末を迎えずに済んだ。
デビルガンダム(機動武闘伝Gガンダム):同じくスパロボにおける『登場作品の参戦意義』となっている存在。こちらは手を変え品を変え救済もされた。