概要
ゲシュペンストMk-Ⅱの量産移行型。
スーパーロボット大戦α外伝で初登場。
基本性能はロールアウト時のタイプRと同等だが、センサーが強化されており、肩先が白く塗られているのが特徴。また、左腕にはプラズマカッターの代わりに格闘武装プラズマステークを装備しており、これを使ったパンチ「ジェット・マグナム」を必殺技とする。
各シリーズ共通の設定として生産数が少ないとされており、OGシリーズではEOT特別審議会に妨害されて少数しか生産できず、L5戦役後は量産型ヒュッケバインMk-Ⅱやリオンシリーズに主力機の座を奪われてしまい、旧式の機体として扱われている。また、αシリーズでは、試作機3機を含めて39機生産されたが、ほとんどがエアロゲイターに破壊されている。
OGシリーズ
多くのキャラクターが乗っており、カイ・キタムラ、カチーナ・タラスク、ラッセル・バーグマンの3人がパイロットを務めているほか、キョウスケ・ナンブ、エクセレン・ブロウニング、ラトゥーニ・スゥボータ、リオ・メイロン、ガーネット・サンデイが一時的に務めていたこともある。ディバイン・ウォーズでは、タスク・シングウジやジャーダ・ベネルディも務めていた。
OG外伝ではアルベロ・エスト、ヒューゴ・メディオ、フォリア・エストの3人が所属している特殊部隊「クライ・ウルブズ」の機体が登場し、同型機より性能が上がっている。
カラーバリエーションも豊富で、カイ、カチーナ、アルベロ、ヒューゴ、フォリアの5人の機体はパーソナルカラーで塗られているほか、クライ・ウルブズの機体は一般の機体と違い、灰色で塗られている。
また、念動力者用の機体としてT-LINKシステムを搭載した「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ・タイプTT」も登場している。こちらの機体色は白。
OG外伝からカイ・キタムラとギリアム・イェーガーが発案したゲシュペンスト強化計画「ハロウィン・プラン」のもとで作られたバージョンアップ機「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改」が登場する。
α外伝
リュウセイ・ダテやライディース・F・ブランシュタイン、イルムガルト・カザハラなどが搭乗する。なお、難易度が高いとリュウセイの加入時に乗っている機体はこれになるのだが、ハードルートに行けばライやイルムがこの機体で加入するので必ず図鑑に登録することができる。αシリーズではアルトアイゼンやヴァイスリッターはこの機体のカスタム機であると図鑑に記載されている。
ジェット・マグナムからネオ・プラズマカッターを引き抜くという、妙な設定になっている。
A、OG2(「向こう側」の世界)
主力機として採用され、3000機ほど生産された。「こちら側」に転移して来たシャドウミラーの兵士と量産型Wシリーズが搭乗する。「こちら側」のものと違い、テスラ・ドライブを標準装備している事で飛行が可能、左腕にはプラズマカッターを装備しているほか、肩は白く塗られておらず、オリジナルのゲシュペンストMk-Ⅱと同じ青で塗られている。
IMPACT
アインストに複製され、敵として現れる。
武装やアニメーションはα外伝のものを流用している。元々「COMPACT2」では初代ゲシュペンストが登場し、どうして初代なのかについてもちゃんとした理由があったのだが、その辺の設定はグラフィック流用の辻褄合わせのためなのか無くなった模様。
Another Century's Episode
UCEの最新機種。プレイヤーが必ず最初に操作する機体。
パイロットが設定されていないため、AIのオペレーターがついている。
スペック
分類 | 量産型パーソナルトルーパー |
---|---|
型式番号 | RPT-007 |
全長 | 21.2m(OGシリーズ)、23.8m(αシリーズ) |
重量 | 69.1t(OGシリーズ)、65.3t(αシリーズ)、70.1t(OG外伝、クライ・ウルブズ仕様) |
動力 | 核融合ジェネレーター(OGシリーズ)、核融合エンジン(αシリーズ) |
基本OS | TC-OS |
開発 | マオ・インダストリー |
武装
- ジェット・マグナム
- M950マシンガン (OG、A.C.E)
- スプリットミサイル (OG、A.C.E)
- M13ショットガン (OG:カチーナ機)
- ネオ・プラズマカッター (α、OG)
- メガ・ビームライフル (α、αORIGINAL STORY)
- スラッシュ・リッパー (α、αORIGINAL STORY)
- プラズマカッター (αORIGINAL STORY)
- 90ミリライフル (αORIGINAL STORY)
必殺技
- ジェット・マグナムS (OG:カイ機)
- スプリットマグナム (OGクロニクル:カチーナ機)
関連イラスト
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カチーナ専用機