「ヒーローってのは、無敵なのさ」
プロフィール
概要
初出は『第4次スーパーロボット大戦』で、同作品及び『スーパーロボット大戦F』『スーパーロボット大戦F完結編』の男主人公の一人である。
その後、『スーパーロボット大戦α』を経てOGシリーズにも参加。ちなみに、『第4次(F)』のイルムと『α』以降のイルムは「限りなくそっくりな別人」というのが公式見解である。
スパロボ30にも旧シリーズ代表として参戦している。
旧シリーズ(『第4次』『F』)のイルム
「おや、どうしたの、いつになくしおらしいじゃん、リン。さては、恋の告白かな?」
性格は『理論家だけど異性好き』。
飄然とした態度を取り、よく女性をナンパしているが、一方で冷徹ともとれる一面を持っており、決める時は決める。スパロボ参戦作品の他キャラで言うなら、破嵐万丈のようなタイプ。
特技は他の『第4次』主人公と同じくスーパー系では空手、リアル系では射撃。
恋人はリン・マオ。基本的に尻に敷かれている。
『第4次』終盤の二人のやりとり(こちらを参照)は現在も人気が高い。
キャラクターデザインは『第4次』では湖川友謙氏が担当していたが、『F』出演時に河野さち子氏によってリファインされ、以降は河野版のデザインが主流。
(向かって左の緑髪が湖川版、右の青髪が河野版)
衣装は半袖の作業服風の黄色の夏服、半袖の連邦軍(もしくはテスラ・ライヒ研究所)の制服、灰色のズボン。『F完結編』のEDでは私服姿も見られる。
αシリーズのイルム
「行くぜ、相棒!」
地球連邦軍極東支部所属で、元PTXチームのパイロット。
SRX計画でテストパイロットを務めていたが、イングラム・プリスケンに不信感を抱き、その陰謀を暴くために暗躍する。
『α』ではフラグを満たせば主人公が選択したロボットと逆タイプの機体で仲間に加わる。この時の戦闘ボイスは『F(F完結編)』の流用。
『α外伝』では難易度「難」の場合のみゲーム終盤で仲間に加わる。今回は量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ。戦闘ボイスが新録されOPデモにも抜擢されたが、αシリーズでの出番は本作が最後となった。
OGシリーズのイルム
「そうかい。己の保身を第一に考えるなら…さっさとここから逃げ出した方が得策だぜ?
…逃げられるものならな」
ハガネクルー。デザインはαシリーズと同一。
部隊の中でも年長者の部類に入るためか、そのナンパな一面を除けば、気さくで面倒見のいい兄貴分といった感じである。
ゲーム上の性能は格闘・技量寄りのスーパー系ステータスで、キョウスケやゼンガーに比類あるいは凌駕する。キャラ付けのみならず、性能面でも版権系スパロボでの言うところの破嵐万丈のようになり、乗機やシナリオ上にもそれは表れている。
ちなみに、父はテスラ・ライヒ研究所の所長でグルンガストを開発したジョナサン・カザハラ。性格は完全に父譲りらしい。
30のイルム
「元の世界じゃ、理論家だけど異性好きで知られてたからな」
F準拠の世界出身、というかFのスーパー系を『男性・理論家だけど異性好き』で始めた時の主人公本人。
無料DLC「超闘士」をクリアする事で仲間になるのだが、この時同じく無料DLCで仲間になるギリアムを先に仲間にした場合に発生する会話の内容から今作のイルムには恋人はいないと推測され、実際に本作の女性主人公であるアズを口説く場面がある。余談だが、アズもまた猫好きのヒュッケバイン乗りである。
初期能力は『F』を意識したものになっている(つまり機体はスーパー系なのにパイロット能力はリアル系で、しかも『第4次』ではなく『F』のスーパー系準拠なのでモビルスーツに乗れない)のだが、仲間になった時点で熱血を覚えているので序盤から高火力アタッカーとして活用できる。成長するにつれて『F完結編』の時のようなスーパー向きの能力になっていくが最終的に「不屈」や「鉄壁」ではなく「閃き」を覚えるので、グルンガスト側にバリア系のパーツを用意するか攻撃を受けない立ち回りを心掛ける必要がある。
関連タグ
登場作品
第4次スーパーロボット大戦 スーパーロボット大戦F スーパーロボット大戦F完結編
スーパーロボット大戦OGS スーパーロボット大戦OG外伝 第2次スーパーロボット大戦OG
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
主人公仲間
レナンジェス・スターロード ヘクトール・マディソン アーウィン・ドースティン
パトリシア・ハックマン ミーナ・ライクリング グレース・ウリジン
乗機
ゲシュペンスト ゲシュペンストMk-Ⅱ グルンガスト ヒュッケバイン
その他