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レイラ・マルカル

れいらまるかる

レイラ・マルカルとは、アニメ『コードギアス 亡国のアキト』のヒロイン兼もう一人の主人公。
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プロフィール編集

年齢18歳
誕生日皇歴1999年11月8日(革命歴212年ブリュメール〔霧月〕11月17日)生まれ
好きな物読書、エリザベート(飼い猫)
苦手な物家事
階級少佐中佐
CV坂本真綾 / 諸星すみれ(幼少期)

概要編集

日向アキト達が所属するE.U.軍の特殊部隊「wZERO」の発案者。当初は年若さから参謀にされていたが、初陣のナルヴァ作戦を成功させた事により司令官へと就任する。


アキト達を危険な作戦へと投じる事に苦悩しながらも、ユーロ・ブリタニアとの戦いに身を投じる。


経歴編集

本名は「レイラ・フォン・ブライスガウ」で、E.U.へ再亡命(※)した元ブリタニア貴族ブラドー・フォン・ブライスガウを父に持つ。といっても両親が亡命したのは彼女が生まれる前なので、彼女自身は生まれも育ちもE.U.である。

神聖ブリタニア帝国の記事にもあるが、ブリタニア貴族のルーツは亡命したユーロピア貴族であるため。ちなみに、wZERO特殊部隊の基地であるヴァイスボルフ城は、元々ブライスガウ家の領地であった。


父は亡命後は政治家として活動し、民衆の自立を訴えて多大な支持を得ていたが、12年前に演説の最中に爆破テロに巻き込まれ死亡。母もその時に彼女を逃がす途中で亡くなっている。

この後に森の魔女C.C.に助けられ、その際に仮契約を交わしたことでギアスの欠片を発現させているが、彼女自身は夢の出来事と思い込んでいた。

そして、天涯孤独になった彼女は貴族の血統を欲していたマルカル家に引き取られ、その養女として育てられつつも、三男のヨアンと婚約させられている。


人物像編集

一言で言えば、生真面目な優等生。犠牲や差別を嫌う理想主義者である事から、アキト達イレヴンにも待遇で差を付けていない。

人の善性を信じており、父の友人であり長く懇意にしてもらっていたE.U.軍のジィーン・スマイラス将軍から裏切られ、民衆を煽るプロパガンダに利用された挙句切り捨てられてもなお、その姿勢は変わらなかった。

反面、それらは軍人としては致命的な甘さでもあり、スロニムの戦いではアキトに害意を持つシンを狙撃する絶好の機会があったにもかかわらず撃つことが出来なかったことを始め情の深さが仇となり、ここぞと言う時に非情になり切れず、時として流されすぎることがあるという短所に繋がっている。


飛び級で大学を出ているように頭脳明晰で、作戦立案を担当している。奇襲によるアドバンテージや敵側の失着もあるとはいえ、軍事力において圧倒的に優っているユーロ・ブリタニアに二度も煮え湯を飲ませており、シンやジュリアスからも警戒されている。

これまで隠してきたブラドー・フォン・ブライスガウの遺児という素性を明らかにした際に発揮したカリスマ性と求心力、優れた戦術眼を生かした現場での戦術指揮能力では本編のゼロにも肩を並べられる程だが、上記のように人が良すぎることが災いして権謀術数を始めとする謀略や大局を見据える戦略眼という点ではゼロに劣る。


また、合気道の有段者でもあり、劇中でもアノウ中佐やアヤノを組み伏せている。

一方で、皇族出身だが国外追放されて以来自活能力を磨いてきたルルーシュ・ランペルージや最後の内閣総理大臣である枢木ゲンブの嫡子として育つも日本陥落後は恵まれた身体能力に胡坐をかかず軍属としてサバイバル能力等を磨き自立していた枢木スザクとは違い、生まれてから現在に至るまで生粋のお嬢様育ちなので家事や料理はさっぱりで、包丁を持たせれば野菜が散々な姿になり、皿運びを任せればスっ転んで料理もろとも台無しになるといった具合である。

訓練は受けているが、実戦経験は殆ど無いため当初は初陣の頃のルルーシュよりも操縦技量が拙く前線でも苦労した。


仕事時は毅然とした表情だが、オフでは友人兼同僚のアンナ・クレマンとカフェに行くなど年相応な一面もある。

なお、設定ではスカートの下は「紐パン」を履いているとのこと。第1章のEDにて確認ができる。


イレヴンでありながら、軍学校を出ていたという経歴を持つアキトには当初から強い関心を抱き、ワルシャワでアキトと互いの過去を明かしたのをきっかけにそれが恋慕へとなる。


最終的にはスマイラスの計画のために戦死扱いされたこともあり、部隊は解散。恋仲になったアキトや仲間達と共にあてのない旅に出て家族として暮らしている。


パイロットスーツ編集

レイラ

第2章では彼女がパイロットスーツに着替えるシーンが披露されたが、本編のヒロインである紅月カレンに匹敵する抜群のプロポーションを見せつけつつ、下着も何も着けていない全裸の上に直接パイロットスーツを着用するというもの。

その為か、数多くの男性ファンを虜にし、入場者特典の生コマフィルムの中で彼女の着替えシーンのフィルムがオークションにて高額で取引された。


搭乗機はアレクサンダType-02で、ドローン(無人機)の操作を担当している。


派生作品編集

初登場作品。


途中まではほぼ原作通りの戦いをしていたが、異世界からのイレギュラーにして「黒の騎士団」の協力者の立場でもあるプレイヤー部隊「ディバイン・ドゥアーズ」との出会いを機に、原作とは異なる道を歩み出す。並行世界のゲートが破滅をもたらす為にある事と、時空の管理者からその事態の背後で動いている者達の存在を知らされ、「人類の存続する価値」を示す為の戦いに身を投じる事を決意し、「w-ZERO」解散後、アキトと共にディバイン・ドゥアーズの一員となる。

司令としての経験を買われ、部隊では葛城ミサトの副官的な立場となっており、会話パートでも出番がかなり多い。以後は途方も無いスケールの戦いに参加する事になったが、無能を通り越して機能不全に陥り、散々足を引っ張り続けたスマイラスらE.U.軍部の下で戦っていた頃とは違い、強力な装備も有能な人材も豊富な上に部隊内での人間関係も良好という、かつての職場とは色んな意味で雲泥の差がある非常に恵まれた環境に身を置く事になり、特に新たな上司となったミサトはアキトとのプライベートの面も含めて色々と世話を焼いてくれる為、レイラにとっては姉貴分の様な良き存在となっている。やがて、本来ならば関わる事の無かった『R2』の戦いに参戦し、自身にギアスの欠片を与えた「森の魔女」ことC.C.との再会を果たすが、記憶が朧気な所為もあってか、疑念を持ちつつも彼女の顔を明確に思い出せずにおり、同時に、カレンからE.U.軍属時代から常に注目し続けていたゼロの正体が自分と同年代の学生だと知らされ愕然とする事になる。一方、C.C.は自分の都合もあって「命の恩人」である事を隠しつつも気に掛けているらしく、ギアスを知っているルルーシュやカレンにもレイラとの因縁は伏せている。また、かつて与えたギアスの欠片が彼女の中で眠ったままである事にも気付いており、ギアスユーザーとして覚醒するかどうかは「これからの生き方次第」と評している。


トリビア編集

  • レイラ」は広く知られたアラビア語ヘブライ語の女性名で、セム語の「」に由来する。
  • 「マルカル」は、パキスタンのマルカル族に由来している可能性がある。“Malcal”または“Malkaal”という語自体はアラビア語で「」「支配するもの」を意味する«ملك‎»と、「~の家族」を意味する«آل»の合成で、「王の家族」または「支配者の家族」を意味する。ギアスが「王の力」であり、レイラが過去にギアス関係者と接触していること、またマルカル家がE.U.において影響力を持つ一族であることは、道理に適っている。
  • コードギアスシリーズで、キャラクターデザインを担当した故・木村貴宏氏は生前のインタビューで「C.C.カレンなら、レイラは太股を強調させたヒロインキャラだった」とコメントしている。

関連イラスト編集

俺の嫁レイラ・マルカル☆


センシティブな作品レイラ


関連タグ編集

コードギアス亡国のアキト 亡国のアキト レイラ・フォン・ブライスガウ

日向アキト 佐山リョウ 成瀬ユキヤ 香坂アヤノ

アレクサンダ 金髪 サイハイブーツ













以下、ネタバレ注意!!

wZEROの解散後はアキト達と5人で旅をしており、ゼロレクイエムによって世界が平和になった約7年後の『コードギアス 奪還のロゼ』にて初めて訪日。

神戸を観光していたが、突然現れた謎の殺戮兵器を前に、久々に戦いへと身を投じることになる。

因みに前述のように表向きは戦死扱いになっている為、身分証パスポートといった入国するのに絶対必要な物はどうしているのかは不明。

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