概要
CV:田中和実
アフリカを拠点にする宇宙シンジケート「ヌビア・コネクション」に所属。
地球人の男性で、ライバルシンジケートを次々と暗殺していき首領まで上り詰めた。
その卓越した頭脳はアイザックすら凌駕する。
シャーマンでもあり、多くの信者を集めるカリスマ性も持ち合わせる。
木星を破壊して新星を創造する大アトゥーム計画を画策し成功に導くが、自身も礎として爆発する木星にロケットで人柱となり殉じた。悪の親玉自ら人柱となって自決する結末は当時はぶったまげたと同時に、類例は21世紀のゼロレクイエムしかないと言える。
J9にとっての仇敵であり、唯一死して勝ち逃げした人物。太陽系規模で被害を及ぼす大災害を引き起こした張本人であるが、その結果生み出された多数の星がテラフォーミングされ、その星を故郷とする人間が普通に存在する800年後の世界では「人類の可住域を増大させた偉人」として扱われている。また、その逸話は周囲も認知し、一時は罪人として扱われ陰に隠れながらも組織もまた「ヌビア教」として存続しており、後継者『カーメン18世』『カーメン25世』も存在する。
サスライガーの主要人物であるIC・ブルースからも「会ってみたい過去の偉人」と讃えられている。
あまりにも有名なのは、一つは金色のキングコブラをけしかけ失敗者や依頼者からの標的となった者を毒殺する事である(ただし、一回だけ部下に命じてJ9の目の前で失敗者を銃殺刑にしたことがある)。スパロボでもデキム・バートンを始めとする多くの悪役や、ステラ・コバンのように予め依頼者からの頼みで標的とした人物、そしてオズマ・ドラーゴのようにカーメン自身にとって不都合かつ目障りな人物を始末した。
もう一つは『カーメン・カーメン』という曲。エスニックなワールドミュージック風のサウンドが特徴で、『スーパーロボット大戦』シリーズではカーメンと戦闘するとその曲が戦闘BGMとて優先される。