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センシティブな作品

人間爆弾

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にんげんばくだん

読んで字のごとく、人間を誘導兵器に使った、又は人間に爆弾を取り付けた・組み込んだものを指す。

架空世界・アニメの人間爆弾

有名なのは愛の戦士レインボーマン無敵超人ザンボット3氷河戦士ガイスラッガーチャージマン研!

実写版 愛の戦士レインボーマン

主人公ヤマトタケシの父で「死ね死ね団」に囚われた一郎の同僚だった平が、「死ね死ね団」の魔女イグアナにより人間爆弾に改造されタケシの目の前で爆死した。

スーパーロボットレッドバロン

鉄面党の総統デビラーが行った戦略のひとつ。

主人公紅健の兄・健一郎やSSI隊員の堀大作を

チャージマン研!

ジュラル星人が行った攻撃作戦のひとつ。

ボルガ博士の頭の中にダイナマイトを埋め込み、解放しレセプション中に爆発させるというものである。

・・・が、泉研によって見つかってしまい、最終的にはジュラル星人を攻撃する手段として、

「ボルガ博士、お許し下さい!!」

ボルガ博士をジュラル星人飛行艇上空から落とし、爆破させた。

ジャッカー電撃隊

犯罪組織クライムが行った「コマンド計画」の一環。

無敵超人ザンボット3

ガイゾックが行った攻撃作戦のひとつ。

生け捕りにした地球人の体に時限爆弾を埋め込み、記憶を消した上で解放、街中で無差別に爆発させるというものである。爆弾を埋め込まれた人間の背中には星型のアザが浮かび上がり、それによって判別可能だが爆弾を取り出す方法は無い。

主人公神勝平の周りでも香月の仲間の林や浜本、そしてブスペアの一人であるアキもこの人間爆弾に改造されて爆死しており、視聴者にトラウマを植え付けた。

ちなみにこの爆弾は犠牲者の体で威力が減衰されてなお、一室を完全破壊するほどの威力がある。アキの柩として水葬にされたキングビアルの勝平の部屋がそうだった。

そして、第19話で人間爆弾に改造されたコンピュータ技師が構造を分析し、自分で爆弾を制御出来る様にし、それを逆用し、自ら自爆する事で香月達を逃し、これまで傷一つ付かなかったバンドックの内部に初めてダメージを与えた。

ちなみに、エンディングクレジットではこの技師は「男C」とされており、田中崇と名乗っていた頃の銀河万丈が声をあてていた。

ちなみに第四次SRWの改造ROMである第4次ティターンズ対戦では人間爆弾にされ爆発しても「あいたたた」で済ませたキャラクターがいた

氷河戦士ガイスラッガー

インベム星人が行った攻撃作戦のひとつ。

マチュピチュで3万年間使用されなかった人間爆弾製造器をインベム星人のガンガ隊長が発掘。石川教授とジョージたちの体内に爆弾を埋め込み、ソロン号の所在を聞き出すため、国防庁の糸魚川英雄長官への脅迫の見せしめとして防空省の戦闘機と戦艦を爆破させると言うものである。イイ・タロの分析によればかつてのインベム星人もソロン人を拉致して、攻撃させる戦術として用いられた。

…が、ガイスラッガーによって見つかってしまい、ジョージに埋め込まれていた爆弾はガイスラッガーの手によって除去された。

HUNTER×HUNTER

ゲンスルー 念能力で爆弾を取り付け、脅しや口封じに用いた。

アイザック=ネテロ 自ら人間爆弾となり、至近距離でに攻撃した。

クロロ=ルシルフル こちらは人形だが、爆弾を仕込んだ大量の人形に襲わせた。

MGSV

グラウンドゼロズにて、キューバ米軍基地に捕虜として捕らえられていたパススネークが救出。この時彼女には体内に爆弾が埋め込まれており、コレを麻酔無しで摘出。しかし、体内にはもう一つの爆弾が埋め込まれており、それを知っていた彼女はスネーク達を助けるため、ヘリから飛び降り爆発した…

NARUTO

二代目火影こと千手扉間が考案した、死者を蘇らせ意のままに操る禁術である穢土転生

作中では後の世代の大蛇丸などが、強かった忍、敵対者にとっての知己の者などを蘇らせてぶつけるという倫理観の欠片もないものだったが、考案した扉間は別の用途で使っていた。

戦争での敵対者を殺害し、穢土転生にかけて逆らえない死者にして情報を抜き取り、死者に互乗起爆札を仕込んで敵元に送り返す人間爆弾に仕立てるというとんでもなく効率的かつ、ファンからは卑劣様とも呼ばれる外道戦術でもあった。

浮雲桃刃伝

第2巻に茶屋の店員が主人公たちの追手により腹に爆弾を仕込まれて殺されるという場面がある。

この場面の転載画像がネット上に出回ったことで、(漫画自体のマイナーさも手伝い)「正体不明の謎の漫画」として一時期話題になっていた。

ヨルムンガンド

 19話にて登場。敵対するPMCが劣勢に追い込まれた際、民間人に爆弾を括り付けられた。しかしある人物の活躍によって敵対PMCの社長に括り付け返され爆破された。

機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM

 映画前半に登場。戦闘区域から逃げようとする避難民のリュックに爆弾が仕掛けられており、爆発した。ちなみに誰が取り付けたかは不明。

現実世界での人間爆弾

挙げられるものとして、第二次世界大戦中の日本軍の戦術特攻や沖縄戦の人間地雷、ベトナム戦争で北ベトナムが行ったバリケード破壊の為に爆弾を抱えての特攻、イラクなどで行われた遺体に爆発物を仕込んで救助に来た相手を巻き込む爆弾テロ、体に爆弾などを括りつけた自爆テロなどがある。

ナチスドイツは体内埋め込み式の人間爆弾を考案したが、爆弾にされた当人の体が遮蔽物となって威力が減殺されるために実用化には至らなかった。

現代では爆薬の高性能化などによりテロ組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」が口腔や直腸などの体内に隠し持つものから外科手術により埋め込むものまで実用化している。

外科手術で埋め込むものの起爆装置は携帯電話などの身近なものを用いている上に体と直接繋がっていない為に判別は非常に難しく、金属探知機や身体画像スキャナーといった装置を潜り抜けてしまう可能性を持っている。

更に肝炎等の感染者を人間爆弾とすることで、汚染を行う例もある。

その他

人間爆弾の称はこれらとは全く別に、爆弾のような破壊力を誇るレスラー・山本小鉄のニックネームとしても使われたことがある。山本は著書の題名の一部にも使用した。

SF作品などでは核やさらに未来の高威力に爆弾を使った自爆攻撃やトラップ(被装者が殺されるなどすると起爆する)が時折用いられる。ドラゴンクエストダイの大冒険において大魔王バーンハドラーに使った黒の核晶が著名。

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