タ号試作特殊攻撃機
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たごうしさくとくしゅこうげきき
大日本帝国陸軍の開発した特別攻撃(特攻)専用の航空機である。
模型飛行機のごとく無骨で直角的な機体形状は大戦末期の物資および人的資源の不足に起因するもので、熟練者のいない小さな工場でも用意に製造できるような配慮がなされている。
機体はほぼ木製で、一部は布張りであった。足まわりは固定脚。
特攻機という位置づけであるが、その機体構造の簡素さゆえに飛行能力は極端に低く、本土決戦において本土近海に迫った敵船舶を体当たりで撃沈することを想定していたと考えられる。
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