概要
首領・鉄の爪の下、全世界で紛争・薬物や武器の密売・資金の強奪を行う国際犯罪組織。
組織名の「クライム」(crime)とは「犯罪」の意である。
活動
はっきり言ってしまえば「ジャッカー」作中においてこいつらが手を伸ばしていないのは(メインターゲットの子供達には意味が理解できない+そもそも金にならない犯罪である)性犯罪のみというレベルの大規模犯罪結社。
金の為なら詐欺・脅迫から爆弾テロまでどんな汚い事でも平気で行い、一般人にも甚大な被害を及ぼし、もはや刑法の授業に使えそうなほどの極悪非道を体現する組織である。
スカウト前の竜も「クライムなんかとやり合えるかよ」と吐き捨てているなど、ジャッカー電撃隊が始動するまではほとんど野放しに近い状態だったことがうかがえる。
作中では、昨今の放送倫理基準においては絶対に放送できないだろうというくらいの苛烈な犯罪を行っている。
オマケに内部環境も最悪で、失態を繰り返すと鉄の爪直々に粛清が待っている。
一方で倫理も法も完全に無視しているだけに技術力は本物で、
- 人間と同じ知能を持つロボットの開発
- 核兵器の製造
- 戦闘機の配備
- 島そのものの要塞化
など、独立国家かと思うほどやっていることの規模が大きい。
しかもわずかでも邪魔になるならば女子供だろうが構わず皆殺しにするため、作中で及ぼした人的被害の大きさで言えば、死者だけに限ってもスーパー戦隊全体でトップレベルである。
そも第一話からして原子力空母を護衛艦ごと沈める、クライマーに東京を制圧させる、麻薬ルートを探っていたカレンの父を暗殺するなど大胆かつ極悪。
前述したようにその目的は金。
作戦のほとんどは利権や大金の絡んだものばかりで、これを阻止するためにジャッカーが現れて戦うというパターンで一貫していた(ジャッカーを直接狙う作戦もあったが、これも「作戦の邪魔者をあらかじめ排除する」という目的がある)。
後半ではこれらの極悪さは鳴りを潜めて行った……ように見えるが、ガス室を使ったり、子供に時限爆弾を仕掛けたり、食事に幻覚剤を盛って操ったりと、えげつなさは健在である。
構成員
鉄の爪(アイアンクロー) |
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犯罪組織クライムの首領。 |
クライムボス |
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犯罪組織クライムの人間の幹部。 |
機械怪物 |
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犯罪組織クライムのロボット。 |
侵略ロボット |
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機械怪物を上回る高性能ロボット。 |
クライマー |
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犯罪組織クライムの一般兵士。 |
クライムの戦力
クライム要塞島 |
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太平洋上のどこかにあるクライムの本拠地。 |
デビルシャーク |
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クライムの戦闘機。 |
装甲車 |
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複数人が乗り込める幌なしの黒い装甲車で、機関砲を装備している。ただし、ジャッカーの特殊車両の砲撃で破壊されるぐらいに装甲は脆い。よく見ると車体は前作に登場したバリタンクのリデコである事が分かる。 |
この他にも陸上用装備としてバイクを有している。
その他
シャイン |
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犯罪組織クライムの真の首領。 |
関連タグ
以下は、クライム同様に「犯罪組織」としての側面を持つ、スーパー戦隊シリーズの悪の組織。
以下は、クライム同様に構成員の大半をロボットや機械生命体が占めるスーパー戦隊シリーズの悪の組織。