概要
ロボットを使っての世界征服を企む暗黒結社。
本編開始の4年前からすでに暗躍しており、自前のロボット、トロイホースを使って万国ロボット博覧会を襲撃しロボット研究者と展示されていた世界各国のロボットを強奪。戦闘ロボットに改造して戦力に加えた。
20年前に失踪した科学者デビラー博士をリーダーとしているが、幹部のメンバーのほとんどはアンドロイドやサイボーグが殆ど。
基地は海底にある。
ロボットを使っての破壊行為の他、拉致した科学者に爆弾を首輪として取り付けた「奴隷人間」に変え、一般人は「奴隷人間労務者」として特殊な仮面で食事や会話の自由を奪って酷使、ミサイル基地の建設とそれによる東京・大阪・名古屋・九州・北海道を爆撃する「五大都市空爆作戦=MM計画」や毒ガス作戦といった数多くの作戦を展開する。
強奪したロボット以外ではトロイホースとキングデビラー、未完成のモデルロボットの3機しか着ぐるみでの出番がないが、豪竜の電磁ムチのテストに4機のロボットをわざわざあてがっている(…勿体ない)。これに関しては「奪われたロボットが敵として攻めて来る」と云う市民達への心理的効果を重視していた側面が有る様だ。
第26話でデビラーが死亡したことで組織としては壊滅したが、実は総本部である宇宙鉄面党の地球支部でしかなく、SSIとの決戦に挑んだのも失敗続きのため、宇宙鉄面党から最後通告を突きつけられたためだった。
構成員
戦力
名前 | 登場話 | 所属 |
---|---|---|
トロイホース | 第1話 | 鉄面党 |
ビッグバイソン | 第1、2話 | アメリカ |
ブラックマサイ | 第1、2話 | ケニア |
アグンガルーダ | 第3話 | インドネシア |
飛龍 | 第3、4話 | 日本 |
豪竜 | 第5話 | 中国 |
バイキング3世 | 第6話 | ノルウェー |
ブリザード7 | 第7話 | アイスランド |
ベドウィンG | 第8話 | サウジアラビア |
ベスビオスY | 第9話 | イタリア |
マウマウ | 第10話 | 南アフリカ |
ガルニゾンエース | 第11話 | カナダ |
エレキアマゾン | 第12話 | ブラジル |
マッキンレーV6 | 第13話 | アラスカ |
キングジョンブル | 第14話 | イギリス |
プロトアンデス | 第15話 | ペルー |
アイアンクロスG | 第16話 | 西ドイツ |
グランマタドール | 第17話 | スペイン |
ラジャスターン | 第18話 | インド |
マグマウルフ | 第19話 | 日本 |
スフィンクサー | 第20話 | エジプト |
モデルロボット | 第20話 | 鉄面党 |
エスカルゴス | 第21話 | フランス |
モンゴルスター | 第22話 | モンゴル |
キングデビラー | 第25、26話 | 鉄面党 |
※アグンガルーダは劇中では「東南アジア連邦」、マウマウは設定では「タンザニア」のロボットとされている。また、ベスビオスYは日本テレビが用意した資料並びに本編では単に「ベスビオス」となっている。
アニメ版鉄面党
アニメ作品『レッドバロン』に登場する組織。
ロボット同士の格闘技「メタルファイト」を裏から牛耳っており、表向きはメタルファイトのスポンサーとして活動していた。首領は仮面を付けたカイザーという人物。
しかし度重なる失敗と部下の裏切りによってついに表の世界へと進出して来た。
特撮版とは異なり宇宙鉄面党は登場しないが、真の首領が自我を持ったコンピューターである点は同様。
構成員
ブレイブストーム
鉄面党自身は登場しないが、敵であるキルギス星人が、拉致した人間を「奴隷人間」に改造する作戦を行っていて、悪のロボットポジションとしてキルギス星人が「奴隷人間」と共に創り上げた「ブラックバロン」が登場する。
関連タグ
アルバート・W・ワイリー:世界征服を目論む悪の天才科学者。他者のロボットを奪い、自分の手下として改造して悪事を働かせると言う特撮版の鉄面党と同じことをしているが自作の戦闘ロボットも多く作っている。