概要
| 首都 | ドドマ |
|---|---|
| 面積 | 94.5万平方km |
| 人口 | 6550万人（2022年） |
| 建国 | 1964年4月26日（成立） |
| 公用語 | 英語、スワヒリ語 |
| 国家元首(職) | 大統領 |
| 政体 | 大統領制 共和国 |
正式名称はタンザニア連合共和国（タンザニアれんごうきょうわこく、英語：United Republic of Tanzania、スワヒリ語：Jamhuri ya Muungano wa Tanzania、ドイツ語：Vereinigte Republik Tansania）東アフリカに位置する共和国でイギリス連邦加盟国。本土のタンガニーカと島嶼部のザンジバルに分かれていたが1964年に統一。
法律上の首都は国会議事堂が置かれているドドマだが、その他の政府官庁はダルエスサラームにある。
歴史
1884年11月にドイツの探検家であるカール・ペータースは、原住民の首長らとドイツの保護を求める契約を締結した。1885年2月にドイツ領東アフリカが設立され、タンザニアはドイツの統治に服した。1890年7月にイギリスとドイツの間でヘルゴランド＝ザンジバル条約が締結され、この条約でイギリスはザンジバルを保護国とし、ドイツはタンガニーカを獲得した。1896年8月にイギリスとの戦争でザンジバルは一方的に敗北し、保護国化した当初のザンジバルへの内政不干渉の原則は反故にされた。
1922年7月にタンガニーカはイギリスの委任統治に服した。1961年12月にタンガニーカ、1963年12月にザンジバルの両国が独立し、1964年4月に統一されタンザニアが成立。
社会
産業
主要産業は農業で、中でもコーヒーは定番ブランドの「キリマンジャロ」として人気がある。他の産業はタンザナイトを初めとする鉱業と、アフリカ最大のビクトリア湖、タンガニーカ湖（アフリカで最も深い）、ニアサ湖を含めたアフリカ3大湖などの観光業である。
国民
約130の民族が集まる多民族国家、イスラム教徒とキリスト教徒が約40%、約20%が土着信仰となっている。
人口
2022年8月に実施された国勢調査では6174万1120人でであった。
日本との関係
1961年12月に外交関係を樹立し、概ね友好的な外交関係にある。アフリカの中では比較的安定した民主主義を構築できており、資本主義また自由主義といった価値観を概ね共有する友好国である。その事から近年の経済成長も相まって、日本企業が進出しやすい状況となっている。
渡航
目的問わず査証が必要だが2019年12月よりオンライン化された。観光目的なら入国時にも申請可能（アライバル・ビザ）だが、長時間待たされるなどのトラブルが報告されているため事前申請を推奨。
日本の外務省によると全域で強盗や空き巣、詐欺が日常的に発生。ダルエスサラームを含む沿岸部では外国人を狙った凶悪犯罪が多発。ザンジバルでもテロが発生しているため注意。
また、モザンビーク国境は過去に武装勢力による襲撃が発生。ブルンジとの国境地帯は治安が流動的で非常に危険なので近づかないようにとのこと。
関連画像
近隣国
関連キャラクター
コーヒー豆しば（キリマンジャロ）（豆しば）
サバンナソルジャーズ - アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』に登場する、架空の集団。
