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平和(ピース)が終わる、Vが目覚める。


概要編集

小規模ソフトとして先行発売された、MGSVの序章にあたるソフト。

オープニング&エンディングテーマ曲は、1971年に公開された映画『死刑台のメロディ』のテーマ曲であり、MGS4のED曲でもあった「Here's To You」。


物語の主となるメインミッションに加え、ありえたかもしれない世界において『帰還兵排除』『機密情報回収』『対空機関砲破壊』『諜報員奪還』の四種類のサブミッションが用意されている。

更に特別ミッションとしてXbox360/XboxOneとPS3/PS4では、それぞれ異なるミッションが用意されている。(2014年5月1日に配信されたパッチにて、ハードの種類を問わずプレイ可能となった)

Xbox版では強化外骨格に身を包む雷電が主人公となり、兵士に紛れたスナッチャー(ボディスナッチャー)の排除を行う未視感(ジャメヴ)ミッション、PS版では初代MGSの場面を再現したシーンを探して追体験を行う既視感(デジャヴ)ミッションとなる。


ただし、XboxOne版のみ日本国内ではダウンロード専売となる。(発売当初は国内でXboxOneが売られていなかったため、発売時期もずれている)


これまでとは違い潜入ルートを強制されない仕様になっており、プレイヤーの行動次第で現地の兵士達の行動も変わる。

「自由なルートで目的を探索・発見していく」という、MGSVにおける基本的なゲームの流れはGZの時点で完成されている。

GZではまだマップの広さはオープンワールドというほどではなく(「キャンプ・オメガ」一つのみ)、また時間の経過による変化もない。

敵に見つかったり、ミッションの進行具合によって敵の配置の変化が起きる程度で、基本的にはTPPの『自由潜入』に向けた演習ソフトの側面が大きい。


今作に限り壁叩きなど、能動的に相手を誘き出すアクションが無くなったが、代わりに無限所有となった空弾倉を投擲することで音を出して誘き出すようになっている。この空弾倉には敵兵の頭部にぶつけることで気絶させるという救済処置もある。壁叩きより汎用性は高くなったが、代わりとしていちいち持ち替えなければならないという欠点がある。


ストーリー編集

ピースウォーカー事件から数ヶ月後の1975年3月16日、コスタリカの一件で核を手に入れたMSFだが、情報のリークにより、IAEA(国際原子力機関)の核査察団がマザーベースに訪れることになる。

NPT(核拡散防止条約)に加盟しておらず、国家ですらないMSFに対する査察に訝しむが、時を同じくしてキューバの米軍租借地にある基地で尋問を受けているパスを救助すべく単独で向かったチコから救援要請があり、ビッグ・ボスは査察団が向かいつつあるマザーベースを出てチコとパスの救出に向かう。

一方、そのマザーベースには、スカルフェイス率いる謎の戦闘部隊XOFの魔の手が差し掛かろうとしていた…。


その他の詳細はMGSVを参照。

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