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曖昧さ回避

  1. パワードスーツの別表現
  2. 漫画覚悟のススメ』とその関連作品の用語。本項にて解説
  3. メタルギア』シリーズの用語→サイボーグ忍者

強化外骨格とは!

俺の人生に愛はいらない、心をつないだ鎧が有るから。 俺の人生に夢はいらない、肉体に刻んだ運命が有るから


覚悟のススメ』にて登場する戦略兵器である。続編『エクゾスカル零』、スピンオフ『開花のススメ』にも登場。旧日本軍特殊部隊「瞬殺無音部隊」の創設者にして零式防衛術の開祖である葉隠四郎が中心となって開発が進められた。


「一体で一国を堕とせる」兵器として開発され、強固な装甲と凶悪な生体兵器を内蔵した生体パワードスーツである。内部を構成する生体パーツには数多の戦争捕虜が使用されており、痛ましい人体実験の上に開発された死の鎧である。しかし、開発者の予期せぬことに、強化外骨格は犠牲となった捕虜達の霊魂を宿すことになり、結果として彼らが認めた人間以外は装着できない代物と成ってしまった。もし彼らの意志を無視して装着したならば、その者は外骨格内部でズタズタに引き裂かれてしまう。

強化外骨格を身にまとうためには、己の全てをさらけ出して内部に宿る霊魂と対話しなければならない。強化外骨格を身にまとうに値するもの、それは全ての生物を愛おしむ慈愛の心、そして牙無き人々を守り抜く正義の魂を宿した人間である!


一覧(覚悟のススメ)

曰く、武器内蔵・耐熱防弾防毒鎧である。

曰く、「展性チタン」の装甲によって瞬間的圧力や衝撃にはほぼ無敵である。

曰く、動力として霊魂を宿すことによって動き、宿した魂が鎧の人格となるものもある。

曰く、強力なパワーアシストと数々の火気を搭載し圧倒的攻撃力を持つ。

曰く、第二次世界大戦中において開発され、多くの人体実験の犠牲の元に成り立つ。

曰く、葉隠四郎配下の瞬殺無音部隊によって開発、生産さる。

曰く、最強の盾にして最強の矛である。

曰く、瞬着の掛け声において着装され鎧自身によっても着装がなされる。

曰く、正義マフラーである。


なお、基本的には各強化外骨格には死者の霊が宿っているが、

  • 零・雹:葉隠瞬殺無音部隊の人体実験の犠牲になった捕虜達の怨霊。
  • 霆:葉隠瞬殺無音部隊の隊員の霊と思われる。
  • 震:散に仕える衛兵達の霊。
  • 霞:葉隠四郎により、子を奪われた母親・犬飼冥の霊。
  • 雷電:不明。ただし、スピンオフの「開花のススメ」では主人公の兄・黒須京馬の霊。
  • 普及型:不明。

となっている。


強化外骨格 零

葉隠覚悟が着装する三千の英霊によって動く生きた鎧。

正義感によって動き、口うるさく厳格だが茶目っ気がある人格。

赤熱化、昇華弾、戦術神風など強力無比な兵器を使いこなす。

普段はトランクケースに収納され「瞬着」の掛け声とともに着装され、覚悟完了の掛け声とともに各部のスパイクとマフラーを展開し本格的な戦闘形態となる。


強化外骨格 雹

覚悟のススメ 雹

葉隠朧が着装する詳細が不明な鎧。

ある戦いによって四散するも回収され葉隠の家の地下に安置されている。

普段はトランクケースに収納され「捨身成仁」の掛け声で着装される。


強化外骨格 霆

覚悟のススメ 霆

[pixivimage::ms]

葉隠四郎が着装する旧式の強化外骨格。

零のそれに一歩劣る武装を搭載する。

いかなる魂を宿すかは不明。

普段はトランクケースに収納され「軍鬼剛臨」の掛け声で着装される。


強化外骨格 震

他の鎧の例外的に、戦後に葉隠散が不退転戦鬼ボルトのためにデザインした巨大な鎧。

不退転の戦鬼の魂四百によって動く。

初登場及び唯一の出番の際に別の鎧の下にすでに着装されていたため収納方などは不明。


強化外骨格 霞

覚悟のススメ 霞

葉隠散が着装する悲劇によってわが子と引き裂かれた女の怨念によって動く最強にして最凶の強化外骨格。

強化外骨格の王たる存在であり女性的なフォルム、四目、天候を操作する兵器、強化外骨格を切り裂く格闘兵器など規格外な高性能と特徴を持つ。

葉隠散の側近老中・影成の体内に納められている。過去回想においてはトランクケースに収納され「超越善悪」の掛け声で着装される。


覚醒式強化外骨格 雷電

外伝『覚悟のススメVOLTEX』に登場した黒須京馬が着装する真紅の強化外骨格。

直線的で鋭角的なフォルムで背に日本刀「烈義閃獄剣」を装備している。


普及型強化外骨格

外伝に登場。

零に酷似する謎の鎧。


一覧(エクゾスカル零)

強化外骨格を基本とした発展系や亜種が多数開発された。

特に優れた鎧はエクゾスカル、その着装者はエクゾスカル戦士と呼ばれ七人存在する。

また、エクゾスカルおよびそれ以外の鎧の総称は「零式特殊武装」である。


強化外骨格 エクゾスカル零

基本的には『覚悟のススメ』のそれと同一で、今作においても主人公である葉隠覚悟の鎧である。

デザインの一部に若干の変化があり人格を宿している描写は無い。

本作オリジナルの武装に油脂焼夷剤「神雨」、零式防衛術正式拳銃「曳月」、プラズマ昇華弾等を装備。また、前作において脚部に装備されていた爆芯を背後に備える。

本編開始時以前は機械化軍用犬「月狼(モーントヴォルフ)」に守られておりその後も零が収められたトランクケースは月狼によって運搬される。

なお、化学兵器などの一般の兵士・市民を効率的に大量虐殺する為の武装は異様に豊富だが、零式特殊武装同士の戦闘での決定打になる武装はイマイチ、というこの手の作品の主人公/主人公機としては珍しい仕様になっている。(と言うか、通常のヒーローものであれば、どう考えても、悪役・敵役の仕様

つまり、兵器としては極めて強力(または兇悪)でありながら、他の零式特殊武装のとの戦いでは著しく不利であり、動地憐が行なっていた仮想戦闘では震電に瞬殺されている。実際に、他の零式特殊武装との戦いでは「奇策で勝つ」「着装者である葉隠覚悟のもう1つの武器である零式鉄球を活用して勝つ」場合が多い。

また、装甲の素材の呼び名が、「覚悟のススメ」における「展性チタン鋼」から「展性神武合金」に変更されている。


装甲電獅子 エクゾスカル霹

劇中において零と最初に交戦した九十九猛が纏う鎧。

過去回想にして劇中劇である「大帝戦記レオクロス」の時代に現役であり活躍していた。

目元に当たる部分は見えず胸部は獅子を模したデザイン。

ボディ全体に超高圧電流を流すという防御法をとり、巨大な鳥の形状をした無人外殻移送機「イリス」によって着装者のもとに運ばれる。

つま先にナイフを仕込む他に「大帝錨(レオアンカー)」、「大帝刃(レオカッター)」など近接戦闘を意識した武装が搭載される。

一度は敗北するも再登場、そのさいに頭部に刻まれていた悠久の2文字が光輝へと変化。

無人外殻移送機「イリス」によって着装者のもとに運ばれ「大帝進化」の掛け声で着装される。


潜陸砕氷外殻 エクゾスカル雪

現時点においてのヒロインポジションである初夜六花が纏う鎧。

過去回想にして劇中劇である「軍用乙女ユキ」の時代に現役であり活躍していた。

顔部分を含め全身が女性的フォルムとデザイン。

雪や氷を兵器で操り、それらが存在するフィールドで最も力を発揮する。

両下腕部および両脚の脛の部分は外殻部を旋回させる機構「旋回鉄腕」、これをもってして地面を掘削し地中に潜伏できる。

拳は砕氷拳玉と呼ばれるチェーンナックル、足の裏にはスケートシューズと同様のブレードを備え足首から先を高速回転させる「旋回猛爆脚」を放つ。これらの機能のため手首足首の手前までしか着装者が入っておらずそれ以降の末端部はフィードバックによって動く。

装甲は「真刃外殻(まっはがいかく)」と呼ばれ強化外骨格のそれを上回る防御力。

軍用挺身の掛け声とともに着装者の両手首に埋め込まれたエクゾスカルチップを接触させることで起動し、別形態である自動二輪車「尖風」から変形し着装される。掛け声は「猛雪注意」、先頭形態は猛爆形態と呼ばれる。


神造歩兵 エクゾスカル震電

動地憐が纏う魔震(ましん)電池によって動く大柄な鎧。またの名を「国難救済用特務外殻」。

過去回想にして劇中劇である「帝都戒厳令 衛府の剣(えふのつるぎ)」の時代に現役であり活躍していた。

首の左右の襟元に当たる部分に「神撃」の文字が刻まれており、両拳には強力なナックル「鎧貫」及び分離発射され着弾時に高電流が相手の心臓を停止させる「噴進分離鉄拳(ふんしんぶんりてっけん)」、つま先にナイフ「三日月脚剣(みかづききゃくけん)」、胴体部前面に致死性ストロボ「彗爆閃光(すいばくせんこう)」を備える。

分子の振動で敵の装甲を貫通する神造兵器・分子振動貫通拳(要は敵の物理的防御能力を無効化し敵の内臓や内部機関を直接損傷させる攻撃)は魔震電池の95%を消費する諸刃の兵器。分子振動に特化した鎧であるため化学物質の合成、分解能力は零に比べて劣る。

頭脳に動地憐の盟友・宇田宙(うだ ひろし)の思考と人格が入力されている攻城重鉄騎(こうじょうじゅうてっき)九十九式 八咫烏(やたがらす)によって運搬、着装される。

大昔の鎧を原型とし、最先端のテクノロジーでチューンアップされているとのこと。

徳川財団「分子振動」研究室によって憐と初対面と相成った、憐曰く「鋼鉄のフォワード」。


装甲軍鬼 エクゾスカル霞

メデューサ計画の要としてヴァールハイト精神城奥部に安置されている鎧。

過去回想にして劇中劇である「帝都戒厳令 衛府の剣(えふのつるぎ)」にも登場。

その外見は『覚悟のススメ』に登場した同名の強化外骨格と酷似している。


塹壕鉄人 雹

零を援護、支援し敵の妨害工作を排除する役割を帯びた正義の一族に伝わる陸をつかさどる鎧。

榴弾・火炎・土砂に耐え塹壕内での戦闘を想定した鎧であり、防御において零を上回る。

武装として指先に計十のスパイク弾「尖頭指弾」を備える。

普段はトランクケースに収納され「瞬着」の掛け声にて着装される。

その外見は『覚悟のススメ』に登場した同名の強化外骨格と酷似している。


海底工兵 霆

零を援護、支援し敵の妨害工作を排除する役割を帯びた正義の一族に伝わる海をつかさどる鎧。

深海の高圧力の中で潜水艇の修復や軍事施設の建造を行うことを目的とした鎧であり、怪力において零を上回る。

武装として指先から水を高圧で噴射する手刀「高圧水流剣(ウォータージェットナイフ)」を備える。

その外見は『覚悟のススメ』に登場した同名の強化外骨格と酷似している。


空挺尖兵 霄

零を援護、支援し敵の妨害工作を排除する役割を帯びた葉隠家の支流である兵頭家に伝わる空をつかさどる鎧。着装者は兵頭家の女性戦士、兵頭伊織。

圧縮空気の噴射による空中での動態制御での高度な空挺戦法を行うことを目的とした鎧であり、機動において零を上回る。

比較的軽量であるためかヒール状の脚部を壁に突き刺すことにより垂直に立つことが可能。

着地用の「足底尖弾」、帰還用の「爆性ヒドラジン」をそれぞれ戦闘に転用可能であり強化外骨格にすら有効な武装足りえる。「爆性ヒドラジン」の応用による交差斬手刀「箒星」は強化外骨格の戦士すら即死しうる威力。

額には「空挺」の文字が浮き彫りにされている。

同様の支流の鎧において唯一例外的に今作初登場。

普段はトランクケースに収納され「閃着」の掛け声とともに致死量の轟音と閃光を撒き散らしながら装着される。そのショックは強化外骨格の装着者にすら一時的な失明と難聴をもたらしめる。


大衛兵 震

過去に震電と対決した巨大な鎧。

過去回想にして劇中劇である「帝都戒厳令 衛府の剣(えふのつるぎ)」に登場。

神造歩兵の装甲を切り裂く刀を装備し、装甲は瞬間的衝撃をものともせず関節部には衝撃を受けると硬化する液体装甲を仕込むなど攻守に優れた性能。

その外見は『覚悟のススメ』に登場した同名の強化外骨格と酷似している。


武葬憲兵 エクゾスカル霧

御菩薩木紡が纏う巨躯の鎧。

普段は魔導刑吏(まどうけいり)舞六剣(ぶろっけん)の頭部となっている。虐殺された者達の無念の怨念が着装者の装備する怨身ベルトに吸収されしとき、怨念を吸収(霊威挿入)して起動、怨身(おんしん)の掛け声とともにパーツ上に分割、巨兜凝着(おおくびぎょうちゃく)の掛け声とともに縮小変形し鎧の姿となる。

一対の鎖鉄球である六根真愚南無(ろっこんまぐなむ)、額の飾りを変形拡大させ投げつける等投擲武器を用いる。

装甲は目の部分すら強化外骨格に似た超展性を持ち至近距離からのボウガンやショットガンをこともなくはじく上、火炎瓶の高温をものともしない。

また、頭部を分離した舞六剣は首の装甲をスライドさせ代わりの頭部としながら自立稼動、霧の討ち漏らしを狩りサポートする。


靭機猟兵 エクゾスカル雷電

黒須京馬が纏う真紅の鎧。

電針(らいじん)侵食という着装者の反応速度を早める機能を持ち、閃獄剣という背後に備えた長刀を振るう。指先は鋭く爪状となっており、電気を纏った抜き手である「雷矢」等電力の扱いに長ける。

過去回想にして劇中劇である「帝都戒厳令 衛府の剣(えふのつるぎ)」にも登場。

前作外伝および開花のススメに登場する同名の鎧とデザインが酷似するも細部が異なる。


正義執行者 零零&紫電

過去回想にして劇中劇である「帝都戒厳令 衛府の剣(えふのつるぎ)」に登場。詳細不明。

震やその主である「現人鬼」に付き従う鎧であり零や雷電に近しいデザイン。

(なお、この名称は雑誌掲載時のものであり、単行本では名称は記載されていない)


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覚悟のススメ エクゾスカル零 山口貴由

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