- 炎に象徴されるような情熱を感じさせる、熱い男への呼称。フィクションでは本当に炎を出したりするキャラなんかもいるが、やはり往々にしてそういう性格である。
- 『MGSVTPP』に登場する謎の人物。
ここでは2について説明する。
概要
体は黒く焼け焦げていて、ライフルの弾丸とみられるものが全身に無数に刺さっている。常に炎を全身に纏い、頭から角のように弾丸が突き出ている様子は、まるで地獄から現世によみがえった鬼のようである。作中では、病院で覚醒したパニッシュド・ヴェノム・スネークを燃える馬「レイジコーン」に乗り、浮遊する第三の少年とともに強い恨みでもあるかのように執拗に付け狙う。
銃弾が全く効かず、ゲーム序盤で銃で応戦した敵兵はことごとくやられる。しかし、スプリンクラーを撃った際少しだけ怯む。又、第三の少年がいなくなると電池の切れた人形のように炎が消え、その場に倒れる。前述したとおり、水が苦手なようで、彼と交戦する際はショットガンで水の入ったタンクを撃ち、燃える男に水をかける、池に落とすなどをすると簡単に無力化できる(水鉄砲は効かないと思われていたが、実はしばらく当て続けるとちゃんと無力化する※参考動画1,2)。
地響きのような唸り声は上げるが、台詞らしい台詞はなく、会話は出来ないものとされる(口が塞がれている)。
関連タグ
関連動画
※参考動画1(例の場面は14:30辺りから)
※参考動画2(1と同一。こちらはYouTube版)
正体(※ネタバレ注意)
正体はMGS3に登場したエウゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルギン大佐。全身に突き刺さっているライフルの弾丸はヴォルギンがMGS3にてやられる際、落雷によってベルトリンクの銃弾が暴発して突き刺さったからである。水が嫌いな理由も炎をまとっていること以外に、ヴォルギン自身が水を怖がっているから(ヴォルギンはかつて落雷を受けたことがあり、それがトラウマになって水が苦手となった。彼の恋人を尋問すると、大佐は水が苦手だということを教えてくれる)である。スネークとの戦闘に敗れ、死亡したと思われていたが、全身に大火傷を負いながらもかろうじて生きていた。彼がなぜ生きていたかは、科学的に謎だったようである(オセロットはヴォルギンは特異な体質を持っていたためと説明した)。その後、モスクワ近郊の超能力研究所で昏睡状態のまま研究標本とされていた。
しかし、スネークの覚醒に呼応するかのように目を覚まし、彼のスネークに対する「報復心」が第三の少年と同調し、まるで鬼のような能力を得て研究所を全焼させ、スネークが収容されていたキプロスの病院を第三の子供の力を借りて襲撃した。第三の子供を通じてスカルフェイスの手先になっていたが、第三の子供がスカルフェイスを裏切った際、サヘラントロプスに踏まれ、活動を停止した。
アフガンの収容所に収容されていたが、スネークがフルトン回収を試みた際、爆発してレイジコーンに乗り、再びスネークに襲いかかろうとしたが、彼はスネークの「何か」に気づき、レイジコーンもろとも本当に活動を停止した。その後はDDのマザーベースに収容され、隔離プラットフォームにて保管されている。