クワイエット
くわいえっと
キャラクターモデル・モーションアクター・CV:ステファニー・ヨーステン
不可視化および透過能力、超高速移動能力などの様々な特殊能力の持ち主。
また、最高速度マッハ0.96で飛ぶハリアーのパイロットを揺れるヘリ内部からヘッドショットして撃墜したり、回転するヘリのローターに当てずに銃弾を通すなど人間離れした動体視力を持つ。さらに両眼を利き目にすることが可能であり、狙撃と観測・索敵を同時に行う事ができるため、観測手を必要としない。
ちなみに前者についてオセロットは「激しく揺れる点Aから高速移動する点Bに当てる、これはただ的当てが上手いだけでは不可能だ。相当なセンスを持った者から更に優れた者を選び出し、そのためだけに何十年と修練を積み重ねてようやくいくらか出来る可能性が出てくる神技」と語っており、ただ動体視力が高いだけではなく、天才のスナイパーである。
劇中にて得意の狙撃と驚異の身体能力、姿を消す能力を活かしてヴェノム・スネークを襲撃するが、失敗。
(プレイヤーの行動次第ではあるが)オセロットに貴重な情報源として彼女を連れ帰るように頼まれる。ボスを殺すことにためらいを感じている事を見抜かれ、活躍を見込んだオセロットの推薦でタクティカル・バディとしてミッションに連れていけるようになる。
装備を充実させて狙撃場所を的確に指示するなど、上手く扱えばプレイヤーが何もしなくても敵拠点内の敵を殲滅してくれることすら可能という頼もし過ぎる相棒となる。但し、屋外狙撃が専門のため、屋内の敵は苦手。
また、偵察を行うのはあくまで拠点のみであり、拠点から外れた地点に展開する敵兵を探させることはできない為、狙撃位置をその都度指定してマークする必要がある。
バディとなった後も親密度が低いうちは度々スネークの頭に照準を合わせようとするが、親密度が高まるとスネークの呼びかけにサムズアップで返事してくれたり、ヘリ内でスネークを誘うような行動を取ることがある。エロい。
さらにあるイベントでは一緒にシャワーを浴びたり、水遊びをしたりもできる。とてもエロい。
マイクロビキニと穴だらけのストッキングというほぼ裸当然の格好をしているが、これは自身が皮膚呼吸のみで生きているため。
そのため、服を着ると酸欠状態に陥ってしまうことから服を着るのを頑なに拒む。(バディ装備としての衣装の開発と使用は可能)
また、食事も一切摂らず、光合成によってエネルギーを得ている。
また、その名どおり何故か言葉を、特に「英語」を話そうとしない。だが、聞き取りは出来る様子である。また、クワイエットという名前に反して歌が好きで、集中力を高めるためなのか狙撃中は常にハミングで歌っている。
序章にて、病院内でヴェノム・スネークことエイハブ達を襲撃したXOFの女性兵士と同一人物である。
イシュメールによって可燃性の液体を浴びせられ、そこに着火されたことで全身、さらには呼吸器や消化器にまで重度の火傷を負ってしまう。
しかし瀕死のところを上司であるスカルフェイスによってスネークに対する報復心を見出され、寄生虫補完(パラサイトセラピー)を施されたことで生きながらえ、さらにスカルズのような特殊な力を身に付けた。戦闘などで能力を使用する時に目元に浮き上がる黒い隈取りのようなものは、肉体を補完している寄生虫が活性化していることの顕れである。
だがそれに加え、スカルフェイスが用意していた声帯虫の「第三の英語株」を喉に宿されていた。本来は計画が失敗した場合にスネーク達を暗殺するための運び屋の役割として送り込まれていたのだが、彼に対して好意を持ってしまい、またダイヤモンド・ドッグズのメンバー達やマザーベースにも愛着を持ったことからダイアモンド・ドッグズに残るために英語を話さない事を決意する。
声帯虫の病原性を無力化するボルバキア接種を受けなかったのは同時にスネークに対する報復心も捨てきれなかったからである。
声帯虫が唯一反応しないナバホ語(正確には「近縁の言葉が存在しない完全な独自言語」であり、現状の株分け方法による選択的淘汰(※)が使えないためナバホ株を作成できない)を習得しており、コードトーカーとはナバホ語で会話ができる。
※例えば同じ「冗談」を意味する「joke」と「冗句」のように違う言語でも似た発音、また「〜じゃん」と「〜やん」のように同じ意味を持つ同じ言語なのに違う発音(訛り等)がある。本来声帯蟲はこういった同音同義語や強すぎる訛りには反応しない(日本語株に感染して「joke」と言っても発症しない)のだが、稀にそれらにも僅かに反応する蟲がいる。その反応したモノ同士を交尾させることでよりハッキリ反応する様に変化させ近縁の異なる言語に反応する様に種別を分けていく(それに伴い元々は反応できていた言語に反応出来なくなる)が、ナバホ語にはその「近縁の言葉が存在しない」ためどう株分けしても辿り着けないのである。
しかし物語終盤、ヒューイの勝手な行動によって引き起こされた事件が彼女の心をくじいてしまい、失踪。その後ソ連兵に捕まってしまう。
尋問されていたところ、救出しにきたスネークと共に迫り来る機械化部隊と戦うも負傷。
スネークに抱えられて敵の追撃部隊から逃れようとするが、その道中でスネークはクワイエットを庇って毒蛇に噛まれ昏倒してしまう。スネークを助けるべくナバホ語で救援を呼ぶが、英語しか解らないパイロットが操縦するヘリを誘導するためについに英語を話してしまう。
スネークは血清を打たれ助かったものの、自身の声帯虫の活動が始まる事を悟った彼女はスネークに宛てたカセットテープを残し、人知れず何処かへと姿を消した…
この終盤のエピソード(EP45)をクリアしてしまうと、出撃画面のバディの項目からクワイエットが消えてしまい好感度をMAXまで上げた多くのプレイヤーが嘆くことになった。
が、その後アップデートにより EP11「静かなる暗殺者」を複数回プレイすることによりクワイエットがバディに復帰するように変更された。(ストーリー上では行方不明のまま)
小説版においては姿を消した後に焼身自殺しており、回収できたのはスネークのライターと通信端末のみとなっていた。
なお小島監督によるとその後は生存しているとの事。どちらを正史とするかはあなた次第である(ただし、小島監督は小説版も正史として認めており、加えて既にコナミを去った小島監督の発言が公式扱いとなるのかは不明)。
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