概要
1903年以降、スペインから独立させる手助けをしたアメリカがキューバから永久租借した土地から作られた米軍基地。「キューバ米軍基地」とも一部では呼称する。 キューバの中にありながらキューバではなく、かといってアメリカ国内でもない為、どちらの法律も通用しないというイレギュラーな基地である。
主に9.11関連の危険なテロリストなどを拘束している他、過去には「どちらの法律も通用しない」ことを盾に非合法な尋問や拷問を行っていた(現在は指摘されて問題となり表向きには行われていないということにはなっている)。拘束されている捕虜の中には少年兵なども含まれており、これも問題となっている。
現在では問題視されている声に伴い、ある程度捕虜の待遇が良くなっており、きちんと言うことを聞く捕虜には一週間に一回拘束具付きではあるが映画を見せる、筋力低下を防ぐため毎日2時間は運動をさせる、12000冊以上の本がある図書館を作る、絵画教室を作る、等の待遇改善を図っている。
キューバとの境には両国の地雷が大量に張り巡らされていたが、米側は後に撤去している。
米国政府に雇われたジャマイカやフィリピン系の民間軍事会社のメンバーが全体の40%以上を占めている。また、キューバ国内で唯一マクドナルドが存在する場所でもある。
登場する作品
アメリカ政府のもっとも闇が深い最深部の一つであるため、悪役としての米軍を描く場合に用いられることが多い。
架空の南端に存在するキャンプ、「キャンプオメガ」が本作に舞台である。
拷問を行っていると取れる描写が多数存在する他、XOFといった超極秘の秘密部隊も駐留していることがわかる。また、この地域の米軍は通常の米軍とは異なる兵装を装備している。
序盤の舞台。ダンが尋問という名の拷問をするシーンがある。
終盤に主人公たちが成り行きでここに訪れる。また、本作のラスボスはこの米軍基地の境にある地雷を踏みぬいて爆死するなど、珍しくギャグのような描写がされている。
武器商人ココ率いる一味が要人誘拐作戦を行うほか、この基地に駐留してるSEALsの秘密部隊ナイト・ナインも登場する。
『グアンタナモの地雷原』にて舞台として登場。ラジオの偽情報でターゲットをおびき出す方法で仕事を行った。