『重戦機エルガイム』のブラッドテンプル
皇帝ポセイダル直属のテンプルナイト主力機であり、聖戦時に活躍した。
25機が製造され、最後の25番機はアシュラテンプルのオリジナル機になった。
全体は白いカラーリング(さすがに半透明装甲ではないはず…)。
活躍
プラスチックの装甲を持つヘビーメタルに対して有効な火焔放射「フレームランチャー」を持ち、この機体群テンプルシリーズとおそるべき実力を持つヘッドライナー集団「テンプルナイツ」の力で、ポセイダルはペンタゴナ・ワールドを瞬く間に支配した。
余談
劇中に登場したのはエルガイムMK-Ⅱに使われたブラッドテンプルNo.3の頭部のみ。終盤登場予定だったが物語の展開上出来なかったらしい。ちなみにレプリカ機も登場しない。
『重戦機エルガイム』本放送終了直後に角川書店から発行された「ザテレビジョン別冊・アニメシリーズ②重戦機エルガイム2」に掲載されているイラストが初出となる。このイラストでは頭部形状がエルガイムMK-ⅡではなくL.E.D.ミラージュに酷似したタイプになっており、フレームランチャーには"M.NAGANO MADE"と書かれている。またガシャポンで展開された「SDエルガイム MARK3」ではこのイラストを基に商品化されている。
ゲームソフト『第4次スーパーロボット大戦』では、アマンダラ・カマンダラが原作のオージではなくこのブラッドテンプルで登場するというサプライズがある。グラフィックはガシャポンで展開された「SDエルガイム」のイラストが基になっている。
ゲーム中では月面の施設で登場するのだが、これは機動戦士ガンダムの世界にて月面に拠点を持つアナハイム・エレクトロニクスで百式を作ったM.ナガノ博士と暗に絡ませているのかもしれない。
装備
フレームランチャー
右腕部パワーランチャーバースト
左腕部サーカスバインダー
セイバー
バスターランチャー
『ファイブスター物語』のブラッドテンプル
AKDゴーズ騎士団の主力騎で、ダイヤモンド=ニューの設計したテンプルシリーズの一騎。
じゃーじゃーことプリンセスタイトネイブ(峡楼姫)が自らの舞でおびき出した天照の命(先帝)に「スゴイ有名人に会えてうれしいので記念にサインください」といってまんまと欺し、買い取り契約書にサインさせる事でAKDに採用させたという逸話を持つ。
もっとも、剣より口がスゴイと言われる天照一族にそんなマネをしてただで済むわけも無く、その後、再びDr.ダイヤモンドの発明を売りつけに来た際に、天照はさっくりと大量購入の返事をし、その契約のための大量の契約書への署名を峡楼姫にさせたのだが、その契約書の中に峡楼姫自身の人身売買契約書こっそり混ぜ込ませて峡楼姫を買い取るという報復を行っている。
その後、峡楼姫はさっくりと同じ年頃の斑鳩王子や落第王女パナール・エックス等と親しくなり、仲良く餅を焼いて喰ったりしているらしい。
活躍
カステポーにおけるソープ争奪戦後半で数騎登場。ルンの到着まで持ちこたえんとバイパー騎士団と戦闘を続行するが次々と撃破されてしまった。
第二部ユーパンドラ・ライム時代のAKDでも主力として運用されているとされる。また、第二部で名称のみ登場している「ブラッドゴーズ」なるMHが本騎を指す可能性がある。
余談
『重戦機エルガイム』のブラッドテンプルがアニメに登場しなかったのは、やられ役となるのを避けるためと言われているが、同名のこのマシーンは『ファイブスター物語』ではやられ役である。シルエットが少しKOGシュペルターに似ている。
装備
スパイド
ベイル
立体物
ガシャポン「SDエルガイム」MARK3にラインナップ。 フレームランチャーとベイルが同梱する。 ※現在、入手困難