概要
2001年にエイプ50、2002年にエイプ100が登場した。
車名は類人猿の意味。
車体はモンキーより一回り大きい程度。
デザインはネイキッドとオフロードの中間のようなもので、当時流行していたトラッカーに近い。タイヤも専用のブロックパターンを採用している。
ただし、トラッカー同様に性格はあくまでオンロードバイクの位置づけであり、オフロードにおける走破性は意識されていない。
搭載するエンジンはモトクロッサー用を手直しした空冷単気筒SOHC。ミッションは5速。
名前が猿にちなむこともあり、時折モンキーの仲間として扱われるが、成り立ちは全く異なっており、一部の部品を共有する程度の共通点しかない。
しかし、モンキー同様にカスタムが盛んで、アフターパーツが豊富に揃っている事から、所謂「ミニモト」「4ミニ」の代表的車種の一つである。
原付という敷居の低さやカスタムの奥深さから人気を得続け、幅広い層に愛されたものの、2017年に排ガス規制の強化により生産終了。
翌年発売したモンキー125が事実上の後継車種である。
余談
- カスタムの際、フロントフェンダーの装着位置を下げるダウンフェンダー化が定番になっている。これは見た目もさることながら、純正の装着位置では高すぎて水除の効果を成さない事が理由である。
- エイプ100はリアホイールの穴抜きが施されておらず、エイプ50との外見上の差異となっている。
関連項目
HONDA 原付 バイク モンキー(バイク) ゴリラ(バイク) ダックス
Nプロジェクト:第1弾として誕生した。