概要
ホンダが2000年代にバイク部門で取り組んでいたプロジェクト。
具体的には、若者のライフスタイルに合う新しいバイクを開発するというもので、開発チームも若手メンバーで構成されていた。
Nプロジェクトが生んだ車種は5つ存在したが、2017年までに全て生産終了している。
一部車種はヒットを記録し、今なお人気を維持している。
Nプロジェクトが生んだ車種
エイプ
第1弾。2001年発売。
ネイキッド風の原付バイク。
狙い通り若者を中心にヒットし、カスタムも盛んに行われた。
2017年に生産終了。
ズーマー
第2弾。2001年発売。
パイプフレームむき出しの武骨なスタイルをした原付スクーター。
唯一無二のデザインが支持され、エイプ同様にヒットした。
2017年に生産終了。
バイト
第3弾。2002年発売。
細身でシンプルなスタイルの原付スクーター。
シート高が調節可能という特徴があったが、セールスには繋がらなかった。
2004年に生産終了。Nプロジェクト中最も短命であった。
ソロ
第4弾。2004年発売。
自転車のようにスッキリとした原付バイク。
カラーリングのオーダーが可能で、その組み合わせは285パターンも存在した。
2007年に生産終了。
PS250
第5弾。2004年発売。
収納スペースが無い事や、ビッグスクーターの主流から外れたデザインのせいかヒットせず。
2007年に生産終了。
余談
上記の5車種以外にも開発が行われていたモデルが存在し、実際に2005年の東京モーターショーに参考出展されている。
しかし、バイト以降の人気が振るわなかった為か、発売することなくお蔵入りとなった。