曖昧さ回避
- MUGENのキャラクター。 ⇒ ナイア・ルラトホテップ
概要(デモンベインシリーズ)
アーカムシティにある古本屋の女主人で、時折大十字九郎の前に現われては助言染みた意味深な言葉を残していく。眼鏡かつ巨乳。
一人称は僕。
明朗でつかみどころの無い女性で、普段は道化のように振る舞いっているが、ときおり底知れない思慮を思わせる言動を起こす。
服装
基本的に胸をはだけさせた紫のスーツ姿。ちなみにスーツの下は赤いパンティー。
占い師として現れたシーンでは踊り子のような露出度の高い衣装であった。
アニメ版では水着姿も披露していた。
本作がクトゥルフ神話系である事から名前でバレバレだが、その正体は邪神にして外なる神であるナイアルラトホテップ。
つまり、本シリーズの元凶にして黒幕。
最悪にして最凶のシナリオライターであり、デモンベイン世界という劇場を支配する諸悪の根源。
善意と努力を嘲笑い、正義と希望を唾棄し、絶望と悲劇を謳う。
本性を表すと顔が影がかかったように黒く染まり、三つの燃え上がるような目と嗤っているような形の亀裂のような口が浮かび上がる。
外なる神々が封じられたシャイニング・トラペゾヘドロンを二つに分割し、それをぶつけ合うことで破壊することを目的に世界を無限と言えるループへと陥らせる。
そのために様々な貌である化身を用いて世界の裏で暗躍している。
ただ自身の計画が完璧に遂行できたことはないらしく、常に最後で「魔を断つ剣」に阻害されて敗北を喫し続けてきた。
ゆえに愛憎入り混じった複雑な感情を持ち、彼に勝利することに並々ならぬ執着とこだわりを隠している。
『機神飛翔~』ではデモンベインと対峙する為に鬼械神クロックワーク・ファントムを駆る。
なお九郎とデモンベイン以外にも天敵がおり、それがまさかのこいつだったりする。
『機神飛翔~』のあるルートでは、彼に最序盤から計画を狂わされてしまい、物語を強制終了させるというメタフィクション的かつ強引な手段を取らざる得なくなってしまう。
スパロボUXでは
デモンベインが参戦しているため彼女もほぼ同じ設定で参戦。
UXのラスボス「カリ・ユガ」が出現する最大の原因にして諸悪の根源。
スパロボのプレイスタイル風に言えば、「セーブデータ欄を使えるだけ使って他の人がプレイできない状態でランカスレイヤーやインスマウスといった外道プレイを繰り返し、隠し要素を無理矢理一周目で擬似的に全て揃える」といったもの。
セーブデータ欄が残っておらず、新たなループに突入できなくなったためにノーヴル博士がセーブデータの統合を、カリ・ユガがセーブデータのオールデリートをするために動く羽目になった元凶。
だが、如何に強大な力を誇る邪神といえど所詮はゲームの中の一登場人物、ひいては敵ユニットのひとつでしかなく、創造主であるゲームクリエイターと、創造主と同じ目線を持つプレイヤーたちの加護を受けた自軍によってその計略は次々と破綻、最終的には完全敗北を喫しユガの外側に追放されるという末路を迎える。
ゲーム内ではその自信故か他の力を見下し、放置する場面が多いが、結果的にその見下した力によって計画がどんどん狂わされていくという自業自得な道を突き進むことになる。
例として、ランカとシェリルの歌の力を「ちっぽけなもの」と嘲笑っていたが、その彼女たちの歌の力は自身の計画を崩壊させる大きな力の内の一つとなり、最終的にアルトに「お前の出し物があまりにもつまらなさすぎて、お前が前座と嗤ったふたりの歌に喰われたんだよ」と一刀両断されている。
また、それまでの幾億回もの輪廻では登場しなかったヒーローマンとパートナーのジョーイについても、自分にも分からない謎の存在と言う事で警戒はしていたが、「大した事ない」と油断して見守るだけにとどめたため、終盤で彼らの現れた経緯に気付き、愕然とする頃には既に計画は崩壊寸前であった。