注意
本項目はあくまで二次創作ネタであり、元作品『マクロスF』本編との関係は一切ありません。
本項目の元ネタ『スパロボUX』と『ニンジャスレイヤー』を知らないマクロスファンも多いので、マクロスFのコミュニティへこのネタを持ち込むことは一切禁止です。
またスパロボUXのネタバレになるため自己責任でスクロールをお願いします。
概要
第23話『虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』は
初期目的が初期配置付近にある周りを水場に囲まれたライブ会場の防衛戦となっており
ただでさえ難易度が高いのだが、
後半のイベントで、ランカ・リーがハウンドバジュラに連れ去られてしまう。
助けるためにはハウンドバジュラを撃墜せずHPを20%以下まで削らなければならない
(スカーレット大佐も「撃墜してしまわないように気を付けろよ。」と警告してくれる)のだが…
その1
スーパーロボット大戦UXでは、ジョウ、レニー、マイク、ロミナ姫のいずれかのユニットのHPが半分以下になるとNPCの増援としてランカスレイヤー1号こと飛影が援軍としてやってくる。
飛影の行動パターンは「攻撃や反撃では可能な限り最大火力の武装を使用」「相手を確実に撃墜できる武器のなかで最低火力のものを使う」というものなのだが
…お察しの通り、ランカを連れ去ろうとしているハウンドバジュラに対しても上記のパターンで攻撃するのだ。
「ランカを捕獲したハウンドバジュラを撃墜してしまう」という敗北条件などガン無視である。
更にスパロボUXのNPCは最大HPの高いユニットを優先的に狙う傾向があり
ハウンドバジュラはこのマップのバジュラのうちでも最も最大HPが高い。
すなわち攻撃範囲内であれば飛影は速攻でハウンドバジュラを狙いに行き、
2回行動による連続攻撃でランカごと爆発四散させてしまうわけである…。
更にはイベントでバジュラ全員の気力が下がり、飛影からのダメージが大きくなるので余計に爆発四散せざるを得ないのだ。
挙句の果てに、出現位置がハウンドバジュラの真後ろで遮る敵がいない。
何より酷いのは、終盤にUXにおける飛影には前世のジョウ・マヤの意思が宿っており、今世の自分や仲間達を助けに来ていたという事実が判明する事である。つまり、飛影はこのシナリオの事情を知ってるのに、ランカを葬る羽目になった可能性がある。どうしてこうなった
その2
ハウンドバジュラによってランカを人質にされ、身動きがとれなくなったアルティメット・クロス
均衡を打破すべく戦場に舞い降りたブレラ・スターンだが…
どっかの誰かの如く
実の妹を連れ去ったハウンドバジュラからの攻撃に対して上記の飛影と同じルーチンで反撃を行い、高確率でランカ諸共撃墜してしまう。
ハウンドバジュラのHPなどお構いなしである。
せめて後に出てくる中の人が同じ某准将を見習って、ハウンドパジュラ相手に「てかげん」できるようになっていれば…。
更にタチの悪いコトに、ハウンドバジュラもまた上記の「最大HPの高いユニットを優先的に狙う」というパターンに従って行動する。
そしてブレラのVF-27 ルシファーはHP40000越えのボス仕様である。
(ちなみにプレイヤー側では最大HPを10段階改造した母艦のマクロス・クォーターでさえ15800)
結果、ハウンドバジュラはプレイヤーのユニットに脇目も振らずブレラに攻撃し、ブレラの反撃によって勝手にランカごと爆発四散してしまうという…。
ブレラは強制出撃のため、呼ばなければいい飛影と違って有効な対策がないのも厄介である。
その3
スーパーロボット大戦では基本的に相手のHPは戦闘を開始するか精神コマンド「偵察」を使わない限り判明しない。
そして前の22話のボスのHPは最低でも17400である。
その結果、ハウンドバジュラのHPもそれぐらいだろうと思い込み、大まかに削るべく威力の高い武器で攻撃し、
9600しかないHPに驚愕、またしてもハウンドバジュラをランカごと爆発四散させた
というプレイヤーが続出したのだった。
ジョウ・マヤ「ランカスレイヤーは……俺自身なんだ」
ちなみに、このマップのザコのHPはバジュラ(小)が5200、バジュラ(大)が6600である。
いかにハウンドバジュラのHPが低いかお分かりいただけるだろう。
ハウンドバジュラは今後のマップでザコとして登場するようになるので、
低いHPについて一応納得できないこともない。
が、プロローグのボスであるスフィンクスA型は特別仕様であり
他のマップに登場するときよりも最大HPが強化されていたことを考えると、
このマップのハウンドバジュラもそのような特別仕様にできたと思うのだが…。
「どうしてハウンドバジュラをこんなHPにした!言え!なんでだっ!」
しかもHPがあまりにも少なく楽にゲームオーバーにしやすい為、隠しキャラの撃墜数稼ぎに使われるプレイヤーも少なくはない…が、このマップの3話後にゲームオーバー条件はともかくもっと気楽に撃墜数稼ぎができるインスマウスがくるというオチが付いたりする。
余談
デモンベインの原作のシナリオライターであるニトロプラスの鋼屋ジン氏もデモンベインのアトランティス・ストライクでランカを爆発四散させたのだとか…
ちなみに
『ランカスレイヤー』という言葉が生まれた理由だが、
UX発表時、忍者戦士飛影と同じく忍者を主題とした『ニンジャスレイヤー』というアメリカ人の手がけた小説がTwitter上で流行していた(現在も連載中)。
その特徴的な台詞回しや単語(通称忍殺語)等を掛け合わせ、発表当時から飛影のことを『経験値スレイヤー』や『トビカゲ=サン』等という愛称で呼ぶことが多かったのだが、
上記の所業から『ランカスレイヤー』と呼ばれだすのに大した時間はかからなかったのは言うまでもないだろう。
ブレラの方も登場人物の一人を踏まえて『アニジャ天狗』と呼ばれることもある。
まとめ
ランカを救うための対策法としては
- エルシャンクと3体の忍者ロボットを前衛に出さずなるべくダメージを避け飛影を呼ばないこと。また、3体の忍者ロボットが出撃していない場合、出てきた飛影を止める手段がない事にも注意。
- 3体の忍者ロボットをMAPで参加させ飛影が出てしまったらMAP兵器の巻き込みを利用し飛影と強制合体させる。先手を打って最初からMAP兵器に巻き込んで無理矢理呼び出し→合体にしてしまってもいい。
- ハウンドバジュラに偵察、もしくは「複合センサー」等のスペシャルコマンドを使いHPを把握しマニュアル操作で弱い武器を選んでHPを少しずつ削る。
- ブレラに先手を打たれないように「てかげん」精神持ちのユニットを利用してHPを10にする。(この精神コマンドは本物の暴力の持ち主や対話の達人が持っている。エルシャンクの姫様も持っているのだが彼女がバジュラだらけの所に突っ込むとどうなるかはお察し)
- ブレラは周囲の雑魚敵を無視してまでハウンドバジュラの元へ向かおうとしない事を利用して、ブレラ出現位置付近の雑魚敵をわざと残す。
という方法が挙げられる。
また23話のマップ自体も一度気を抜くとバジュラがライブ会場に入ってゲームオーバーになるためこちらも気が抜けない。
空が飛べないユニット(SDガンダム等)はライブ会場の端で雑魚バジュラを撃退させ「てかげん」精神持ちのユニットやHPを削るユニットを精鋭部隊としてハウンドバジュラに接近するという戦略が効果的である。
なおアルトにライブ会場の端で護衛をさせるとイベントの都合上ステージ外に移動させられるためアルトが守ったところをバジュラに通させることになるので絶対にアルトはライブ会場の端で護衛をしない方がよい。
関連タグ
ニンジャスレイヤー - 元ネタ
ランカスレイヤーズ:ブレラ・スターン、マチス(ファイアーエムブレム)、プレイヤー本人
ハピネスチャージプリキュア! - 主人公とラスボスの声優がよりにもよってランカとランカスレイヤーである。
ミハエル・ギャレット - 作中で実際に「バカ兄貴」呼ばわりされるスパロボ出演者。声優はブレラと同じく保志総一朗氏。
スパロボクロスオーバー
スーパーロボット大戦L
イクサー4 イクサー5 ナタクのファクター 火消しのスラスターモジュール
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聖戦士ショウ=コハ=ザマ マークデスティニー ランカスレイヤー
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