CV:中島愛
概要
濃いピンク色の髪をポニーテールにしている。笑顔と元気がトレードマーク。小学校の頃、友達が本当に百人できたという逸話を持つ人気者。
困っている人を放っておけない性格でお節介焼き。いつも前向きで、人の良い点を見つけるのが得意な所が一番の長所。
他人への共感性が強い一方で、自分自身には関心を持てず他人の価値観に依存したがる傾向もある。
このような負の側面については物語が進むにつれて徐々に表面化していったもので、一年間の放映を通じて印象が大いに変わっていったキャラクターでもある。
好きな言葉は「愛」と「ラブ」と「ラブリー」。それはキュアラブリーという名前の由来になっている。
年齢は14歳(朝日放送版公式サイト「キャラクター」項より)。
現実の時間とリンクしているとすれば、誕生日は10月12日で天秤座。(一部のニュースサイトでは10月13日が誕生日と紹介されている)
性格
とことん明るく、誰とでも気さくに話す事ができ、すぐ友達になる事ができる。そしてパートナーの白雪ひめ同様、かなりノリが良くハイテンション。
ただ、この点は、視聴者にツッコミ不在の恐怖を感じさせている。
他人の可愛いファッションを鑑賞するのは好きだが、上述の通りに自分に関心がないのでセルフプロデュースのセンスは壊滅的。「自分に可愛い服は似合わない」と思い込んでおり、着ている服もカジュアルで動きやすさ重視だった模様。
その他ファッションのみならず決めポーズでもセンスのなさが表れており、ひめに突っ込まれている。
歌が大好き。嘘をついたり隠し事をするのが苦手で、幼馴染の相楽誠司曰く隠し事をしている時は著しく挙動不審になる。
スペック
幼い頃から母のお手伝いを積極的にしているため、家事全般は普通にできる。本作ではプリキュアたちが料理をする描写がわりと多いのだが、いずれの時でも手慣れている。
「逃げ足が速い」と評されるひめに追いつけず息切れしていたり(2話)、修行回でヘバリまくっていたこと(9話)から、特筆するほど高い身体能力は有してはいなく特に運動部に入っているような描写もない。
ただし、第19話でサッカーチームの助っ人になった時は特に足を引っ張る様子はなく、39話では普通に腕立て伏せをこなしていたり、プリキュアに変身してからは近接戦を荒削りながらもこなしているため、別に運動音痴という訳ではない。
学校の勉強は苦手で、プロデューサーの柴田宏明によれば運動も学力も「頑張って平均点」くらいと設定されている。
プリキュアに選ばれる前はちゃんと頑張って平均点ラインを維持していたようだが、プリキュア活動が重なって学業が疎かになるとみるみる成績が落ち、全教科赤点で学年最下位になってしまったこともある(第12話)。
しかし、めぐみは凡庸な人間ではなく、ハイレベルなコミュニケーション能力という才能を持つ。
人の良い部分を見抜く目が確かで、さらにそれを相手に上手く伝えて元気づけさせることができる高度な話術を持つ。
本人のコンプレックスまでも長所に転換し、褒めて伸ばすのも特徴。口が達者だという点では歴代プリキュアの中でもトップレベル。
彼女は単純にフレンドリーな性格と言うだけでなく、他者と友好関係を結ぶための「技術」を有しているのである。
制服
白と紅の制服。
冬服
2話までは、緑色のジャージの中に黄色いシャツを身に着け、デニムのスカートとピンクのサンダルを履くという、動きやすさ重視の衣服で飾り気はあまりない。
第3話からはひめのコーディネートにより、公式サイトでも紹介されている衣装となっている。
3色のダウンベストにピンク色のシャツを着て、青とピンクのスカート、ピンクと黒のニーソックス、ピンクのシューズを履き、オシャレと動きやすさを兼ねた服装になっている。
夏服
6月からは夏服になっている。虹の絵が描かれたシャツに水色の半袖シャツを羽織り、ピンク色のスカートと白い二-ハイソックス、ピンク色のハイカットシューズを履いている。
心の歌
歌が大好きで、「心の歌」という自分の思った事を歌詞にした歌を毎回歌う。各話の心の歌は各話ネタの斜体部に示す。
なお、担当声優の中島愛に渡される脚本には歌詞は書かれているが、メロディーや歌い方はアドリブに任されているらしい。
大森ゆうこによると、最近はプリキュアの事を歌ったものが多いらしい。
手話?
めぐみは誰かの愛や幸せを感じたときに顎に手をもっていってニヤリと笑うポーズをとる癖がある。
それ以外にも、第1話でひめと初めて会っためぐみがよくわからない動きで会話してたり、めぐみのちょっと変なかわいらしさの象徴とされることもある。
これらの挙動は、実は手話として解釈可能なものが多い。顎に手をやるポーズは「好き」で、胸の前で手を上下するのは「うれしい」という意味がある。
10話ではキュアハニーの正体を探しに行くと意見が一致した時に「じゃあ決まりね!」と言いながら、寿司を握るような動作をしているが、これは「決まり」である。めぐみはどうも興奮したときに手話が自然に出てしまうようだ。
恋愛観
ひめやゆうこと比べるとかなり恋愛に疎く、たいして関心も持っていない。ただし別に恋愛が苦手というわけではなく、もし自分が恋をしたらその時に考えようという呑気なスタンス。
「自分はともかく、誰かが恋愛をしたならそれは素晴らしいことだ」とは考えており、恋をしている人を素直に応援して祝福したり、知人のコイバナに盛り上がったりもする。
また、恋愛対象がどうかとは切り離して、カッコイイ男性に見惚れるくらいには異性への興味は人並みに持つ。この辺りは歳相応な女の子らしい。
そのコミュ力の高さから、同年齢の男子に対しても気さくに話しかけて友達になる事ができるが、あくまでも友達止まり。
ただし、幼馴染の相楽誠司については友人以上の存在だと公言しているが、それは恋愛感情ではないとも明言している。めぐみは誠司を「きょうだいみたいな存在」と捉えており、自分が誠司に抱いている気持ちは家族愛のようなものと認識している。
しかし、当の誠司は密かにめぐみへの恋愛感情を抱いており、めぐみは「誠司は恋愛対象にはならないから気軽に付き合える」という理由で誠司を信頼しているので、めぐみに自分の気持ちが気づかれないようにしていた。
24話で誠司の本心はめぐみ以外のメンバー全員の知るところになったが、このことをめぐみに知らせることは二人の関係を壊しかねないので二人の関係については静かに見守ることが仲間内での暗黙の了解となっている。
そんな様子のめぐみだが、プリキュアを導き統括する青年神のブルーに対しては、頬を赤らめたり照れたりする乙女チックな反応を見せることが次第に増えていった。
めぐみにとってブルーは自分に「プリキュア」という新たな世界を示してくれた大恩人であり、その上で「自分が守ってあげなくてはならない」という充実した責任感も与えてくれる存在だった。
一方、誠司はめぐみがプリキュアとして戦い続けることでいつか自分の手が届かない場所に行ってしまうのではという不安を感じており、ブルーに対しては複雑な感情を抱いている。
しかし当のブルー自身は「万物を平等に愛することが務めである自分が、特定の女性のみを強く愛することは許されない」という信念があり、めぐみの思いに気づいていながらそれに答えることはできないでいる。
さらには敵の首領である(とされていた)クイーンミラージュは「ブルーをかつて愛していたが、その愛が報われなかったために悪堕ちしたプリキュア」であり、いわばめぐみが陥るのかもしれない暗黒面のような存在である。
第23話でめぐみと初めて相対したミラージュは、めぐみを自分の忌まわしい過去の姿として他のプリキュア以上に憎悪を向けている。
このようにめぐみの周りで複雑な人間関係が展開しているのだが、めぐみ自身が積極的なアプローチなどをすることはなく、ブルーにどういう感情を抱いているかを仲間たちにも決して明かそうとしなかった。
そして、第43話でめぐみはブルーへの恋心を吐露。しかしその恋は実ることなく、めぐみの恋は失恋に終わってしまう。
その失恋はめぐみにとって大きな心の傷となり、チームメンバーやブルーの前では平静を装い強がっていたものの、誠司の前では弱さを隠しきれずに号泣してしまった。
そしてこの失恋をきっかけに、めぐみと誠司のこれからの関係を決定づける大きな試練が二人に降りかかることになる。
めぐみの恋愛関係については誠めぐ(誠司)、ブルめぐ(ブルー)のカップリングタグも参照。
家族構成
母:愛乃かおり
父:愛乃勝
母・かおりは元気で明るいお母さんだが、生まれつき病弱。無理をすると倒れてしまうため、めぐみは小さい頃から家事の手伝いをし続けている、
本作のプリキュアはプリカードを全て集めることで願い事が叶うという設定があるが、めぐみは「お母さんを元気にすること」、つまり病弱な母親の体を治すことを願い事にすると決めていた。
ただし、この病気は治すのは難しいがそれほど重いものでもなく、薬を投与していれば日常生活は出来る。病気と一生付き合っていくつもりのかおりは自分の状況に絶望もしてない代わりに、病気を治したいという希望も持っていない。
かおりはめぐみに余計な心配をかけたくなくて病気の詳細や自分の考えは伏せていたのだが、却って何も知らされなかったためにめぐみは深刻に受け止めていた。
父・勝は長い間海外出張に出かけており、36話で帰国するまで登場しなかった。詳細は不明だが、世界中に食料や物資を届ける国際支援活動に関する仕事に就いているらしい。
ごく普通のマンションに住んでおり、自宅が一軒家でない主人公は他に美墨なぎさ、夢原のぞみがいる。
兄弟姉妹はおらず一人っ子だが、めぐみにとっては相楽家の誠司と真央が兄妹のようなものである。
主人公像
「不器用だが他人への思いやりがあり、笑顔と元気が取り柄のとことん前向きな性格」と言う、プリキュアシリーズの主人公の典型とも言えるキャラクター。
ハイテンションだったり献身的だったり顔芸が多かったりと、ピンクチームの特徴を色々と引き継いでいる。
しかし、めぐみは従来のピンク主人公の王道的性質がとても「過剰」に描かれており、それゆえに自分や他人を傷つかせてしまいかねない「危うい弱点」としても描かれ、作中で行動が根拠なく全肯定されるようにはならない。
いわばめぐみは、歴代主人公の王道・典型でありながら同時にアンチテーゼとしても描かれており、ある意味歴代主人公の中で最も過酷な状況に置かれた主人公と言える。
言い換えれば克服できる面があるという事でもあるので、本作はめぐみの精神的成長が1年の大きなテーマともなっている。
主人公として
めぐみは戦闘でこそ敵の前面に立って率先して戦うものの、ストーリー上での立ち位置は「仲間を支える」という役割につくことが多い。
プリキュアのピンク主人公はみんなを前から引っ張っていくリーダータイプが連想されやすいが、めぐみはみんなの後ろからグイグイ背中を押して前へ進ませるタイプの主人公なのである。
めぐみの愛が起こす奇跡の本質は、困難にぶつかった誰かを助けるために自らが強くなることであり、困難にぶちあたった誰かがそれに立ち向かえるように支えることにある。
そしてめぐみ自身が困難にぶつかったときは、今度は仲間たちがめぐみを支えるためにめぐみのことを思ってくれる。めぐみは仲間たちの愛を受けて、誰よりも強くなれるのである。
自分だけではなく他人を愛で強くし、他人から与えられる愛で自分が強くなる。支えあいの絆がプリキュアとしての力に直結することこそが、めぐみの主人公補正である。
プリキュアへのこだわり
本作以前のシリーズではプリキュアも敵の存在も知らずそれまで平和に過ごしてきた人物が主人公だったのが、めぐみの住む町は第1話以前から敵組織の破壊活動に苦しめられており、それに立ち向かえるプリキュアという存在に強く憧れていた。
主人公としては初めての「プリキュアになりたがっていた」キャラである。
プリキュアに対するこの強烈なまでの誇りは、従来シリーズではメイン主人公ではなく異世界出身の戦士に持たされたキャラクター性である。プリキュアと敵組織の戦いが認知されている本作の地球は従来シリーズの異世界の状況に近いため、当然の帰結である。いわばめぐみは、プリキュアになる前から「戦場」を知っている少女なのである。
戦うことへの躊躇はまったくなく、幻影帝国と対峙した時は怒りを隠すことはしなかった。
戦闘時もひたすら猪突猛進する猛々しい戦闘スタイルが目立ち、相棒のキュアプリンセスが臆病な性格ゆえに慎重な戦闘スタイルをとるのと対照的である。
めぐみは日常での天真爛漫な様子とは相反するように、荒ぶるプリキュアなのである。
幸福観
本作のテーマは「自分にとっての幸せを見つける」というものであり、主要キャラクターそれぞれの幸福観が問われる物語となっている。
そして主人公のめぐみの幸福観は「みんなの幸せは、わたしの幸せ」というその一言に集約される。めぐみは困っている人がいれば助けずにはいられない性分だが、何よりも相手に小さな幸せを与えて励ますことができ、どんな些細な出来事も誰かの幸せにつながっていると考えている。
そして、落ち込んでいる誰かがいれば、この世界は小さくても幸せに満たされていることを一生懸命説明する。そんなめぐみによって励まされた人は数知れず、知人たちは誰もがめぐみを好ましい友人ととらえてくれている。
そして、めぐみはみんなの幸せために戦うことができるプリキュアという存在にも強い誇りを持ち、自分がどんなに傷ついても、それで誰かが幸せになれるのならば構わないと心の底から信じている。
そのため、プリキュアとしての戦いの中でどんな苦境に陥っても自分を不幸だとは思わない。むしろ追い詰められれば追い詰められるほど、みんなのために頑張らなくてはという愛と勇気と希望が溢れてくる。
世界を不幸で満たそうとする幻影帝国にとっては、これほど厄介なプリキュアはいないだろう。
だが、このめぐみの幸福観は彼女自身を縛るマイナスの要素としても描かれている。
めぐみは自分の苦境には強い反面、誰かが不幸であることを見たり聞いたりすることに耐えられない。
誰かがちょっとても困っていたらそれを助けないといけないという使命感が暴走し、行き過ぎたお節介をして、むしろ相手に余計な迷惑をかけたりする。
人助けを好んでやるところはめぐみの良いところではあるのだが、作中ではエゴイズムに近いものとしても描かれている。
いわゆるメサイアコンプレックス(誰かを救うことでしか自己肯定感が満たされない心理)に陥ってしまっているとも言えるだろう。
また、「みんなの幸せは、わたしの幸せ」というのは、逆説的にいえば「みんな」がいないとめぐみは何もできないということを示している。事実、めぐみは他人のことを抜きに自分のやりたいことを考えるのがとても苦手である。
周囲の誰もがめぐみを明るく元気な子と見てくれているため、めぐみはそのみんなの評価に自分のアイデンティティを置いている。めぐみだって悩んだり落ち込んだりすることもあるのだが、そういう姿を他人に見せようとは絶対にせず、心配される事を忌避し、心では打ちのめされても人前では無理をしてでも笑おうとする。
もしも他人から「めぐみは本当は不幸だ」と指摘された場合、めぐみはその言葉に影響されてとても落ち込んでしまう。
自分のあり方を他人に依存しているともいえ、誠司からは「めぐみが自分自身のことを大切にしていないのではないのか?」とたびたび懸念されている。
めぐみのドラマ
上述の通り、めぐみの幸福観には若干いびつなものがある。
長峯SDは「人助けはいいことだけど、それと自分の幸せとのつじつまを、どうやって合わせていくのか」というのがめぐみに与えた命題だ、と語っている。
そんなめぐみの「本当の、一番の、幸せ」は何なのかを見つけるというのが、一年を通してのめぐみのドラマの主軸にある。
本作の前半は「めぐみが未熟なひめを成長させる」という構図に徹底して描かれている。ひめという「助けるべき相手」がいたがゆえに、めぐみは深く悩みもせずひたすらヒロイックに活躍する。
しかし悩みや弱さをあまりに見せないためにどこか記号的・戯画的という印象も与えていた。
だが、物語の折り返し地点にあたる22〜24話の展開で、ひめはめぐみのおかげで自身の弱さを乗り越え、ひめは「助けられる存在」から脱却した。それ以降のめぐみは自分は何をしたいのかということを見つめなおすことが強いられていき、「明るく元気で人助けが大好き」というめぐみの性格や言動の裏に隠された「本当の姿」があらわになっていく。このパラダイムシフトこそが本作の構成である。
このような構造のため、めぐみのドラマは前半は若干薄めで、後半になるほど濃厚になっている(逆にひめのドラマは前半に集中している)。
キャラクターの印象を1年かけて少しずつ変化させていくというのは過去のプリキュアシリーズでもよくあることだが(特に追加戦士は顕著)、メイン主人公がそのような役割を担うのは珍しいケースである。プリキュアのメイン主人公は作品のテーマに沿ったキャラクター性が求められるため、他の仲間キャラよりも印象の変化をさせにくい傾向があるためだ。
しかし、めぐみの印象が変化していく中でも、決してブレない芯があることは誰にもわかるようになっている。むしろ、その芯となる部分を強調するために、めぐみの変化が描かれていると言えるだろう。
声優について
担当声優の中島愛はプリキュアシリーズの出演は今回が初。
発表当日の公式ブログにて「プリキュアを演じるのは遠い夢だと思っていた。オーデイションを受けられるだけでも、涙が出るほど嬉しかった。言葉で表せないほどの心の底から湧き上がってくるものを胸に、オーデイションに挑んだ」と思いの丈を記し、「自分が子供の頃にアニメからたくさんの夢や元気をもらったように、子どもたちにたくさんの勇気や幸せを届けられるよう、大切に演じていきたい」と決意を述べている。
(関連リンク)
それから4年後のHUGっと!プリキュア37話に於いて中島は、スペシャルゲストとして久々にTVシリーズに再出演を果たした。
中の人余談
中島愛の読みは「なかじまめぐみ」なのだが、役どころの名前も「めぐみ」であり、漢字と平仮名の違いはあるものの外の人と中の人の下の名前が同じである。
これは意図的なものではなく偶然で、この名前に関してオーディション時の逸話がある。オフィシャルコンプリートブックP.42において、中島はもともと元々大森ゆうこ/キュアハニー役でオーディションに臨んだのだが、当日になってめぐみ役も受けるように言われ、オーディションの台本を見た時にその名前に驚愕したという。
更には相方のひめを演じる潘めぐみも下の名前が『めぐみ』と同じチームの声優同士で被る結果に。
各話ネタ
テレビシリーズ
■第1話
- 初登場でプリキュアを称える「心の歌」を歌いながら登校。天真爛漫な性格である所を見せる。
- 「つーよいぞプリキュア、むーてきだわっしょい! サイアークなんかにゃ負けないぞー イェーイ♪」
- 新しいプリキュアを選ぶために白雪ひめが投げた「愛の結晶」が、買い物に行く途中のめぐみに当たる。それを、「落し物としてお巡りさんに届ける」つもりで拾った。
- 「おおもりご飯」での買い物中に相楽誠司の妹の真央の帽子を取ってあげようと靴を履いたまま水場に入り、転倒しそうになって逆に誠司に助けられる。
- リボン曰く「あの子の周りが幸せのオーラであふれてる」
- 愛の結晶が当たっためぐみと友達になりたいが、人見知りの為に上手く話せないひめに対し、めぐみはひめのファッションセンスを褒めちぎる。
- それをきっかけにひめは積極的に話をする様になり、結果的にかなり意気投合する。
- そして、めぐみはひめと友達に、そしてファッションにおいては弟子入りする事になる。
- その場にナマケルダと彼が召喚したサイアークが襲ってくる。
- ここでひめがキュアプリンセスに変身!
- 大興奮のめぐみだったが、助けてくれるはずのそのプリキュアはサイアークに手も足もでないままめぐみの前で敗北し倒れ伏してしまう。
- とどめを刺そうとするサイアークの前に、めぐみは庇うように立ちふさがる。
- その勇気ある行動とは裏腹に、実際のめぐみは恐怖の限界で身体はガクガクに震えていた。
- それに気付いたナマケルダは、「そんなに怖いならなぜ逃げない。見て見ぬふりをして自分の身を守ればいい」と、あえてめぐみを逃がす猶予を与えた。
- しかし、めぐみは自分を鼓舞するかのように大声で宣言する。
- 「こんなの怖いにきまってるでしょう! でもわたし……友達を助けたい!」
- 「では、愛乃めぐみ……行きます!」
■第2話
- 初変身初戦闘ではサイアークにそれなりに粘っていたが、負けそうと判断したキュアプリンセスに連れられ離脱してしまい、白星デビューを飾れず。
- 愛のエナジーを発しているらしいが、それ故「幸せは一瞬、愛は幻」として忌み嫌うクイーン・ミラージュに目をつけられ、プリキュアになったばかりなのに首領直々の撃退指令を下されてしまう。
- ひめの大使館でブルーからのサイアークを撃退し世界を守る依頼を即承諾。
- ちなみにブルーと会話したとき、若干顔が赤く染まった。
- サイアークに勝てないことで逃げだしたひめを探すために「プリカード」で超能力が使えそうな探偵に変身。
- 通りすがりのゆうこから情報を聞き出し、心の歌を歌いながらひめを見つける。「わーたーしーは探偵ー、何でも探すよ名探偵ー♪」
- 何度戦ってもサイアークに勝てなかったと自分を責めるひめの話を聞き、「ひめはそこまで頑張ってるから偉い」といい、「だからもうちょっとだけ頑張ってみない?」と説得。
- 他にもひめは戦闘時に自分を守ってくれたことなどいい点をあげて持ち上げるが、「逃げ足が速い」だけ余計だった。
- いきなりひめの手を握って「幸せ注入!」。
- 自分はこんな風に幸せを届けるプリキュアになりたいけど、まだ成りたてだからひめがいたら心強いといい、自分からひめを相棒に選ぶ。
- ハピネスチャージプリキュア結成の瞬間である。
- 決めポーズを提案するも某変装ヒーローの如くダサいので即却下され、ポーズは結局ひめが考案した。
- サイアークと再戦に挑み、ひめの足りない部分を補うように自らが積極的に先陣を切り、浄化技を放つ隙を作ってプリンセスの必殺技につなげ、初勝利した。
■第3話
- ひめのコーディネートで衣装チェンジし、お洒落な恰好になった。「すってきコーデでー♪おしゃれなあったっしー♪フンフンフフーン♪」
- 「プリキュアの正体は一般人には秘密」というシリーズ恒例の慣習をブルーに告げられるが、「秘密」をやたら口にするために通りすがりの誠司に「何が秘密なんだ」と疑われる。
- 自宅で誠司と真央と一緒に夕食をとるが、プリキュアの話題が出るたびにビクビクしてしまい、誠司に完全に怪しまれる
- スマホ(キュアライン)に文字通りの意味で叩き起こされる。
- 早朝にサイアークが出現したため、パジャマにジャンパーという姿で飛び出してきた。
- チョイアークに攻撃を受けた誠司の前で変身。秘密より誠司の身の安全を優先する。
- 誠司を傷つけられた怒りでパワーアップ。通常の打撃から必殺技、そしてチェリーフラメンコへのフォームチェンジまでをコンボで繋げて、繰り出されるた100体近いチョイアークたち1人で一掃。そのバーサーカーっぷりにひめやリボンも驚愕していた。
- ホッシーワが誠司の方が自分を襲ってきたと嘘をつくが、弱い者いじめをしない誠司のことをよく知っているめぐみはその嘘をすぐに見破り、ホッシーナのけしかけてきたサイアークをひめが動きを止めている間に浄化技で倒す。プリキュア史上初のノーダメージで勝利。
- 戦闘後、既に誠司の目の前で変身してたのに正体を隠そうとして、ひめにも呆れられた。
- 一部のシリーズにおいては都合よく気絶していて正体がバレることなく、プリキュアを目撃しても大抵夢オチとして扱われるが、プリキュアが現実の存在として受け入れられている本作では通用しないようである。
- 観念して誠司に事情を話す。「嘘やごまかしが苦手なめぐみじゃ、これからもみんなに正体を隠していくなんて無理」と判断した誠司は、めぐみのフォローのためにプリキュア活動に協力できないかと持ちかける。
- そのことについてブルーの許しを得ようとするが、めぐみと誠司があまりにも親しいことからブルーに「付き合っているのか」と聞かれる。「兄妹みたいなもの」と否定するが、プリキュア活動への支障を懸念したブルーは「プリキュアは恋愛禁止」を守ることを条件に誠司の仲間入りを許した。
■第4話
- 学校に行くのを嫌がるひめに「学校に行けば友達たくさん、百人くらい作れる」と説得し、一緒に登校する。
「楽しい楽しい学校だー 友達何人できるかなー? 1人?2人? 100にーん! ♪」
- 学校でひめに友達ができるようにサポートすると宣言するが、ひめが人前でアガッて事あるごとに逃げ出すために上手くいかなかった。
- 「友達の友達は友達」と、ひめのお見舞いに来たゆうこを「親友」として紹介するが、また逃げられた。
- 「ひめは自分みたく積極的になれないのにそれを押し付けている」と誠司に言われて反省する。
- 学校に現れたチョイアークを退治し、一人サイアークと戦っていたひめに加勢。
- この時の攻撃方法はチョイアークの首根っこを鷲掴みして振り回し、武器としてサイアークにぶつけるという、プリキュア史上かつてないほど荒々しいものであった。
■第5話
- 「お母さんのパンケーキ」をご馳走するためにひめを自分の家に招待する事になったが、学校からの帰り道で事あるごとにプリカードを駆使して人助けをする。
- ポイ捨てされたゴミを拾ってゴミ箱に。ポイ捨てした子供を注意する
- けがをした犬に、ナースになって包帯を巻く。「いたいの、いたいの、バイバイバーイ♪」
- 迷子の子供の親を探す。
- 告白に踏み切れない青年に、花屋さんになって花を贈るようにすすめる(案を出したのはひめ)。「はなをあげます、あのひとに~♪この胸、いっぱいの愛を~♪プロポーズ、あの笑顔は~ラブリースマイル♪」
- 人助けに付き合わされたひめがぐったりしていたがようやく家に到着し、ひめをかおりに紹介し、パンケーキを食べる。
- 母親と仲のいいめぐみを見て故郷で捕われている母親を思い出したひめの心境を察し、「絶対に助けよう」と宣言。
- ひめやリボンが怪しむほどベタな芝居をしていたホッシーワを、本当にチョイアークに襲われていると思って助けに行き、まんまと騙された。
- ロリポップヒップホップに初フォームチェンジし、必殺技「ポップンソニックアタック」を初披露。チョイアークを一掃。
- しかし、正体を明かされた後、「こんな見え透いた手に引っかかる」とホッシーワに小バカにされ、ひめからは庇われるも「素直だからあっさり騙されやすいだけ」と余計な事を言われた(もっともめぐみも先述の2話で余計なひと言を言っているが)。
- ホッシーワから人助けをすることについて様々な罵倒を受ける。はじめは怒って反論していためぐみだが「人を助けたという満足感を得たいから人助けやってるんじゃないの? ならば、結局は自分のことしか考えてない」という意見に対して反論ができず、黙り込んでしまった。
- しかし、この日めぐみの人助けにつきあい、温かい気持ちを感じたひめからの言葉で立ち直る。
- サイアークとの戦闘で、目からビームというこれまたプリキュア史上かつてない技を披露した。
- 今日はたくさん人助けをしたためにプリカードが大量にゲット。誤解している人も多いであろう「情けは人のためならず」の格言を本当の意味で体現した。これは、人助けを「自分のため」に行うことは決して悪いことではないという肯定のメッセージでもある。
■第6話
- 日曜日にひめと遊ぶために大使館へ赴く。「今日はハッピーサンデー ヒメとたのしいにちようびー♪」だが、リボンと喧嘩し飛び出したひめと入れ違いになった。
- ひめが食べなかったリボンの魚料理を代わりに食べる。
- ひめとリボンに仲直りさせようとひめを迎えに行こうと提案するが、意地を張るリボンを説得できず。
- キュアラインに連絡が入り、ひめかと思って出たら誠司だったので「なんだ誠司か」と言い、少し怒られた。誠司から、ひめはゆうこの店にいるとの情報を得る。
- ひめとリボンの仲直りを急いだことについて、誠司から「少し強引すぎる」と言われる。
- ブルーの言葉で折れたリボンと一緒に「おおもりご飯」までひめを迎えに行く。
- 戦闘中、ひめのマカダミアフラダンスでの必殺技で一緒に踊る。
■第7話
- サプライズパーティーに招待されたので、準備を手伝うために開始二時間前に到着。
- パーティーなのに2話以来のジャージ姿で来た(準備を手伝うため)のでひめにダメだしされ、プリカードでチェリーをモデルにしたおしゃれな衣装にチェンジ。
- 一応自分でもコーディネート案を提示したが、テニスウェアにひらひらなスカートを組み合わせるというアンバランスさから却下された。
- ひめのケーキ作りを手伝おうとし、スポンジをオーブンに入れるまでやってしまうが、一人でケーキを作りたかったひめにリボンと一緒に大使館を追い出された。
- 料理スキルが低いことが判明したひめと違い、めぐみはそこそこできるようである。
- おおもりご飯の前で出会った誠司に、前回に引き続き「なんだ誠司か」と言った。
- 「自分は手伝いをしたのになんでひめは怒るのか」という疑問に、リボンから「いつもめぐみに世話になっているから、サプライズプレゼントとして自作のケーキを作りたかった」という事情を聞く。
- 単独でサイアーク撃退に向かったひめの下に駆けつけ、前記の行為を謝った。
- 某海賊団船長のような巨大な腕でのパンチを繰り出したり、剣を具現化して姫騎士ばりの剣技を披露するなどしてサイアークを圧倒する。誕生直後から視聴者に対して無敵っぷりをみせつけているラブリーだが、ひめもめぐみが自分より強いプリキュアであることは散々思い知らされているようで、「自分は守られてばかり」と凹む。
- そんなひめに対してめぐみは、自分の強さをあえて肯定したうえで、ひめが一緒にいるからこそ、自分では気づかない一面を知ることができて、それで闘うことができていると告げる。「プリンセスがいるから、わたしは戦える。わたしは強くなれるの。一人じゃない、二人なんだよ。だって、ふたりはプリキュアなんだから!」
- 喧嘩した上で互いの絆を再確認した二人は、本作初の合体技を編み出した。
- 大使館にもどり、パーティをはじめる。ひめがデコレーションしたケーキに「二人の共同作業」として入刀。
- ちなみにひめと出会ってから、この日でちょうど100日だったらしい。
■第8話
- プリキュア活動時に増子美代のインタビューを受けピース。その姿がニュースで放映される。
- 最近話題の新鋭プリキュアとしてハピネスチャージプリキュアが上記ニュースで紹介され、ひめと一緒に「このまま人気者になっちゃったらど~しよ~」と浮かれる。
- ブルーやリボンから「油断しないように」と釘を刺されるものの、「任せてください、二人はサイキョーなんだから~」と調子づく。
- 「ぴかりが丘祭り」にひめを誘い、当日はプリカードで浴衣姿に
- 「今日もぴかりが丘はへいわ~」「あしたもあさってもへいわ~」「それは何で?」「プリキュアがいるから」「わっはっはっは!」
- このように浮かれっぱなしな二人にリボンがため息をついた。
- 「今日もぴかりが丘はへいわ~」「あしたもあさってもへいわ~」「それは何で?」「プリキュアがいるから」「わっはっはっは!」
- 祭りの現場で同級生4人(りん、れい、かな、えれな)と出会い、一緒に祭りを楽しむことに。
- 「ひめちゃんを独り占めしてズルい」と独占禁止を訴えられたが、ひめが4人と親交を深めて友達になったために問題は解消された。
- ひめの分の入場料(このときひめは300円分の手持ちのお小遣いを使い果たしてしまったため、めぐみに特大ソース煎餅のお礼をする)も払って「ミスフォーチュン」の占いに行く。ミスフォーチュンが隣のクラスの氷川いおなだとわかり、テンションが上がる。
- 「二人の未来を占って」と、まるでカップルのような占いの依頼をするが、「あなたたちの未来は最悪」と言われてしまう。
- まさかの結果に、帰り道で「占いは良かった時だけ信じればいいんだよ」といい、気にしないことにする。
- オレスキーの襲来で、上記の4名の同級生がサイアークに変えられてしまい、助けるために変身。チョイアークをいつものように一掃した後、ライジングソードでサイアークを追い詰め、合体技で浄化という必勝パターンに持ち込もうとするが、オレスキーがもう一体サイアークを召喚していたことで形勢逆転され、敗北寸前に。
- そこに「ぴかりが丘最強のプリキュア」であるキュアフォーチュンが登場し、二体のサイアークを一人で撃退して二人のピンチを救う。ラブリーは初めて出会うフォーチュンから「キュアプリンセスを信用してはいけない。あなたにとって大きな災いとなる」と忠告された。
■第9話
- 前回の敗北から「キュアフォーチュンにいろいろ言われないように強くなる」ために、体を鍛えることを決意。
- まずはジョギングから始める。いつもジョギングしているゆうこを引き離すほど速く走るが、ペース配分を考えていなかっためにすぐバテてしまう。
- そしてすぐひめと一緒にへたり込んだ。距離としては「2Kmも走ってない」
- 誠司に「強くなるためにはどうしたらいいか」と聞き、誠司が通う氷川流空手道場を訪れる。
- 道場師範の孫であるいおなと、クラスメイトのかすみと出会い、同道場で修行することになる
- いおなが組手でやってたような派手な攻撃技の習得を期待していたが、氷川流空手の方針として防御から教えられ、「回し受け」の型の習得という地味な修行を課される。
- 修行中にひめが私語をしていたことで巻き添えに怒られた。
- 仕上げの腕立て30回をするも17回でギブアップ。ひめといっしょに空手の修行の大変さを思い知る。
- 翌日、同級生のかずみが段位昇格試験を受けるために応援に駆けつけるが、かすみがオレスキーによってサイアークにさせられてしまい、道場が襲撃されたために変身。
- サイアークの強烈な回し蹴りを喰らって昏倒し、プリンセスも押されて前回に続き敗戦濃厚になったところ、正体不明の新しいプリキュアによる歌によって助けられる。
- 初めて聞いたはずの歌の歌詞をなぜか一緒に歌いだす。めぐみやひめに加え、オレスキーやサイアークまで歌いだし、現場はまるでアイドルのコンサート会場のようなノリになった。
- 歌が落ち着いたところで新しいプリキュアから「修行を思い出して」といわれ、回し受けの要領でサイアークの攻撃を防いで攻撃に転じることができ、逆転勝利。プリンセスと違って攻撃一辺倒となっていたラブリーが、防御の大切さを知った瞬間であった。
- 新しいプリキュア「キュアハニー」が去った後も、彼女の歌が気に入ったのか自分で歌いだした。
■第10話
- プリカードでアイドル衣装をまとい、前回で覚えたごはんの歌をアイドル風に歌唱。プリカードのお助け効果なのか、はたまた前世の記憶のためなのか、アイドルとしての立ち振舞いが妙に様になっていた。
- 因みにこの衣装は、今まで集めたプリカードとは異なり肌の露出が激しいのが特徴。
- キュアハニーを仲間にするため、正体探しをすることに。
- 学校で流行っているキュアハニーの歌をりん達と一緒に歌うが、中毒性を恐れたひめからは逃げられた。
- 部員がコンクール前なのにごはんの歌ばかり歌っていたことに危機感を覚えて、部員と仲違いした合唱部のひとみを励ます。
- 翌日、ホッシーワによってサイアークにされてしまったひとみの救出のために出動する。このとき、プリキュアの秘密保持のため、一緒にいたゆうこに避難を促すが……(後述)。
- ホッシーワの替え歌のうるささからサイアークに近づけずにいたが、キュアハニーが本家のごはんの歌でホッシーワの歌を掻き消した。そしてキュアハニーのパワーアップ技を施され、浄化を任される。
- 戦闘後、現場を離れていた(と思われていた)ゆうこと出会う。サイアークの事は「プリキュアが来てくれた」と誤魔化すが…。
- ゆうこが自ら自分のことをキュアハニーと明かしたことで、まさかの友人がプリキュアという展開に、リボンとひめと一緒に驚愕のリアクションを取る。
■第11話
- 親友であるゆうこが実はキュアハニーであったことについて、あまりの嬉しさから抱きついてグルグル回ったあたり、正体を隠されていたことについては全く気にしていなかったようである
- プリカードで「山ガール」に衣装チェンジ。
- ゆうこに「キュアハニーの秘密を教えてあげる」と言われて訪れた棚田を「段々田んぼ」と言った。
- ゆうこに言われるまでもなく、田植えを「手伝います!」と言い、こころの歌を口ずさみながら田植えをする。
- 「みんな~で田植え~だ楽し~いな~」
- ナマケルダによるサイアークの襲来のため、プリキュアに変身して応戦しようとするが足場が田んぼなので上手く動けず、サイアークにチョイアークと一緒に田んぼに植えられるシュールな技を喰らった。
- ゆうこが変身したキュアハニーが、サイアークに捕まってピンチになった時に「一人じゃない!」と助けに入り、「今日から3人!」と、キュアハニーをハピネスチャージプリキュアに迎え入れた。
■第12話
- テストで学年最下位になってしまう。
- 自分が学年最下位になったことで、それまで最下位常連だったクラスメイトの山崎健太の順位が上がったから自分もハピネスという、ひめも呆れる屁理屈を展開するが受け入れられるわけもなく、健太ともども和泉先生から追試を課されることに。
- 最近はプリキュア活動が忙しくて勉強がおろそかになっていたと罪悪感の欠片もなくあっさりと認め、さらには「自分の成績なんかよりもプリキュアとして世界を守る方が大事」とこれからもプリキュアとして頑張る決意に意気込む。このズレた思考に常識人のリボンはさすがに叱咤したが、めぐみはどうも何がおかしいのかを理解できていない様子。
- 事情を聞いたブルーは「次の追試で1つでも赤点をとったらプリキュア活動禁止」と宣告。自分が追試をクリアしないと町の平和を守る人がいなくなるという「責任」を与えられためぐみは、そこで初めてやる気を出すようになった。
- 一緒に勉強をすることになった健太がナマケルダによってサイアークにされ、なぜか野球で勝負することに。
- 新技ラブリーライジングバットを披露。本作には「野球」のプリカードが存在するが未入手だったため、ノーマルフォームにヘルメットをかぶって打席に立った。そのヘルメットの文字が通常は「P」の文字なのに何故か「L」の文字が入ってたカットがあった。
- 2ストライクに追い込まれてから15球連続ファールで粘り(ハニーによれば「本場水戸納豆のような粘り」とのこと)、配球を読んでいたベンチからヒントをもらって見事ホームラン。サイアークを攻撃せずして戦意喪失させた。
- 追試は何とか乗り切り、「これからはプリキュア活動の合間に勉強もやるようにする」と反省の様子を見せる。だがこの台詞からして、プリキュア活動を人生の最優先に置くことへの問題意識の欠如についてはまだ改善してないようだ。
■第13話
- ブルースカイ王国大使館でひめ、ゆうこ、誠司らとともにおやつのケーキを頬張っていた。
- ひめが恋愛ドラマの王子様に夢中になっている傍らで、ドラマよりケーキに夢中になっており、「年頃の女の子として」の恋愛への憧れの欠如が描かれた。
- ドラマは悲恋を描いていた内容で、一緒に見ていたブルーが何かを感じてリビングから立ち去る。めぐみはブルーの物憂げな表情が気になって彼についていき、ブルーの仕事部屋である鏡の中の空間(クロスミラールーム)にお邪魔する。
- そこでブルーから空になったアクシアの箱を見せてもらった。ブルーは「これが不幸の源」と語ったが、綺麗な装飾をしてあるこの箱をみためぐみは「私はなにか愛みたいなものを感じる」と感想を述べた。
- この部屋に並んでいる無数の姿見から世界中のどこにでも行けるとブルーに教えられたため、適当な鏡を選んでブルーとともにどこか別の場所へいくことにする。だが転移した先はめぐみの家の近所の「ぴかり神社」。めぐみは世界中のどこにでもいけるチャンスなのにこんな近くに出てしまったことにがっかりするが、ブルーは「この町が大好きなめぐみが無意識にこの町のどこかにつながる鏡を選んだのだろう」と感心した。
- そこに今回の敵「プリキュアハンター」ファントムがブルーに因縁をつけてくる。ブルーが神とはいえ戦う力を持たないことを知るファントムは、彼を直接は傷つけないが暴言を吐きながらいたぶるかのように追い詰めていく。めぐみは「神様に乱暴する気ね!」と怒りをみせ、キュアラブリーに変身。
- ファントムに対してラブリービームを連射。しかし、すべて避けられてしまった。
- 今までのラブリービームは広範囲を薙ぎ払うように数秒間照射していたが、このときは一秒くらいの短時間のビームの照射を連続で行っていることも命中率が低かった原因である。しかし、9話で「まぶしさに耐えきれなくて長時間の使用ができない」という弱点が露呈しているため、ラブリーの戦法は理に適ってる、又直後により攻撃範囲が広いロリポップヒップホップを使いファントムに攻撃を当てた。前話では「ふつうの中学生」としての日常生活は順風満帆とはいいがたい様子を晒しためぐみだが、戦士である「プリキュア」への適応速度にはやはり目を見張るものがある。
- ファントムに対してラブリービームを連射。しかし、すべて避けられてしまった。
- ファントムの攻撃を受け、手足に魔力の枷をはめられて身動きが取れなくなるラブリー。ブルーはラブリーに嵌められた魔力の枷を解除しようと神秘的な光のようなものを発し続けるがなかなか外れない。絶体絶命のピンチにキュアフォーチュンが天空より舞い降り、戦いに割って入ってきた。
- キュアフォーチュンはファントムに対して憎悪をむき出しにして挑むがやられてしまい、封印されそうになる。「他人のため」ならば無限の力を発揮するラブリーは、ブルーによって魔力の枷の力が弱められていたこともあってかそれを力づくで破壊。自由の身になってフォーチュンを援護する
- しかしフォーチュンからは「あなたの力を借りる気はない」と拒否された。しかしラブリーは「あなたが大切なだれかのために戦っているように、私はみんなのために戦いたい。この気持ちは同じだ」と述べ、そこにラブリーが以前ひめにも言った「二人はプリキュアなんだから」と言葉巧みに説得し共闘に持ち込む。この時パンチングパンチを3連打するコンボを披露。今度は全弾命中させた。
- 二人の浄化必殺技を同時に食らってもファントムは倒れなかったが、ブルーが死を覚悟で二人の盾となり立ちふさがったことで、ブルーを殺すことを禁じられていたファントムは撤退する。
- キュアフォーチュンから「自分はキュアテンダーの妹だ」と聞かされたブルーは、何か心当たりがあるらしく、すべての不幸の原因は自分にあるかも知れないと呟いて落ち込んでしまった。めぐみはブルーを慰めようとして「私はプリキュアになって幸せ」と告げる。その優しさに感極まったブルーは、めぐみを思わず抱擁して感謝の言葉を述べた
■第14話
- テレビニュースで世界各地のプリキュアがプリキュアハンターに倒されるというニュースを見る。そこでぴかり神社であったプリキュアハンターに襲われたことをみんなに報告しキュアフォーチュンが居なければ自分も負けていたと告白する。
- 自分が体感したプリキュアハンターのあまりの強さから「3人なら勝てる」とも断言できず、自信を喪失する。
- 「幻影帝国の目的は世の中を不幸にすること、自分たちが落ち込んでいては相手の思うつぼ」とブルーに諭され、まずは陰鬱なムードを断ち切ることにする。
- そこに誠司から潮干狩りの誘いの電話がかかってきたため、気分転換に子供会の潮干狩りに参加することに
- 近所の子供たちの引率として潮干狩りに行くのでプリチェンカードでバスガイドに変身。ヒーロー気取りの男の子「卓真」にあわせて「私もヒーローなんだ!いざとなったら目からビームが出せる」と自慢する(正体はばらしてないが嘘も言ってない)。
- 「タクママン」に合わせて「めぐみマン」と名乗り、ひめに「女なのにマン(Man)なの?」とツッコまれる
- バスの中でガイドになりきりこころの歌を披露する。
「おいしい~海が~いっぱいぱい~ざっくりざくざく~しおひがり~おいっしくたべっましょ海の幸~♪」
- 浜辺についた時にはいつものジャージ姿だった
- 子供たちのため潮干狩りの手伝いをする。卓真が転んで泣きそうになったので「ヒーローは転んでも立ち上がるもんだよ」と説得し納得させる。それ以後、卓真を「隊長」とよぶ。
- 真央やえりのために蛤を取る卓真を手伝おうとするも、ゆうこから「めぐみマンはもっと好きとか嫌いとかもっと興味持ったほうがいいよ」と忠告される。
- 恋愛に関しては鈍かっためぐみだが、その言葉を受け、前回ブルーに抱きしめられたことを思い出して胸がキュンキュンしていたようだった。
- 真央やえりを守るために果敢にオレスキーに立ち向かった卓真のヒーローとしての勇気を受け継ぎ、プリキュアに変身
- チェリーフラメンコにフォームチェンジし新しい技を披露。ハマグリ型サイアークを「焼き蛤」にする。
- 戦闘終了後謎のヒーローのごとく空に飛び立ち去っていく
■第15話
- 母の日に、かおりに「トッピングもりもりケーキ」という、いちごやキャンディやマカロンがてんこ盛りになったケーキプレゼントする
- 母に会えない状況のため、プレゼントのケーキを渡せずにいるひめを案じて「ブルースカイ王国へいこう!」と提案。ブルーの協力もあってブルースカイ王国に行くことに
- 幻影帝国に乗っ取られ、国民が全員鏡に閉じ込められたブルースカイ王国の惨状を見る。ぴかりが丘もこのままだと同じような事態になるとリボンに言われ、俄然プリキュアとしてそれを防ぐ使命を感じたようだ
- 幻影帝国支配下のブルースカイ王国では、プリキュアの力は大幅に低下するために戦闘は避けるべきと言われ、忍者のプリカードを使って隠密行動。「変身の術」で茂みに変身
- めぐみの変身が切れかかってしまい、ゆうこに庇われたがそのゆうこがお腹を鳴らしてしまったために結局見張りのサイアークに見つかってしまう
- ひめだけが知っていた隠し通路から場内に潜入し、王の広間にたどり着き、鏡に封印されたひめの両親に対面。ひめの母にプレゼントを贈る目的を達成する。
- そこに敵が押し寄せてきたため、プリキュアに変身。飛翔能力を用いて逃げようとするが、ホッシーワの挑発に乗ってしまったひめが臨戦態勢を取ったため、戦闘に。
- 新技「ラブリーブラスター」や三人そろってのフォームチェンジ技を放って果敢に攻めるものの、プリキュアの力が大幅低下(正確な数値は「普段の十分の一」「百分の一」「百万分の一」などハッキリしない)しているためにチョイアークの一体すら倒せず、仕方なく撤退することに。
- 敵の本拠地が上記のような状況であるとしり、「百万分の一になるなら、百万倍強くなろう!」と言い、いつの日かブルースカイ王国を奪還するために強くなる事を宣言した。
■第16話
- ニュース番組『プリキュアウィークリー』の増子美代がハピネスチャージプリキュアの正体を探るためにぴかりが丘にやってきた。めぐみたちが見た目や雰囲気が似てると目をつけて学校内で付きまとう。
- 自宅へ帰り、誠司と真央とともに夕飯の準備。学校で大変な目にあったことから心の歌も元気なさげ。
「今日はぁ ぐったぁりぃー はやくぅー お布団にぃー はいりたいー はぁ・・・」
- 「(正体がバレないように)ひめとゆうゆうも気を引き締めてもらわなくちゃ」と独り言を述べるが、誠司から「一番危ないのはおまえだろ」と突っ込まれる(まあ前述の3話のこともあるので誠司もめぐみが心配なのだろう)。
- そこに突然、美代がいきなり家に入ってくる。あきらかに不法侵入なのだが「増子家の勘が告げるのよ! あなたとお友達には秘密があるってね!」と取りつく島もない。しかもかおりさんが餃子を作りすぎたという理由で美依を夕飯に招待してしまい、めぐみも呆気にとられてしまう。
- たまりかねためぐみはプリカ-ドでレポーターに変身して美代に問い詰める。「プリキュアウィークリーはプリキュアの活躍を伝える番組ですよね? なんでプライベ-トに踏み込んでプリキュアの正体を探ろうとしているんですか!(怒) ただの好奇心ですか、それともほかに理由があるんですか!?」
- 取材するのは得意だが、されるのは慣れてない美代は観念して、自分の本心を語った。かつて美代は取材中にとあるプリキュアに助けられた過去があり、それ以来、プリキュアへ強い憧れをもつようになったということ。そして「自分もプリキュアになりたい」と思って、彼女たちに近づきその秘密を探ろうと躍起になっていたのだという。
- その言葉を聞いためぐみは美代に強く共感(めぐみもまた、プリキュアになりたがっていた少女である)。(私生活を脅かされる可能性も考慮してか)自ら正体をバラし、自分が神様に美代をプリキュアにしてくれるようお願いすると語った。目の前で変身シーンを見せられた美代は大興奮。
- ブルースカイ王国大使館に仲間たちを集め美代をつれていき事情を説明。自分から正体をバラしたことにひめは呆れるが、ゆうこは「しょうがないよ、めぐみちゃんに隠しごとをしろなんて無理なんだから」とある意味で納得顔。誠司はめぐみの暴走を止められなかったことに申し訳なさそうな顔だった。
- ブルーは美代の願いをあえて受け入れ、愛の結晶を手渡し「美代の本当の願い」をそこに込めるように促すが、どんなに思いをこめてもそれはプリチェンミラーに変化しない。めぐみは美代を励まそうとするが「ありがとう。でも私わかってる・・・ 大人だから・・・」とメタ視点極まりない台詞を吐き、夢を諦めることにした。
- 失意に沈んでいたところをナマケルダに襲われてサイアークと化す美代。プリキュアに戦い方を熟知しているため、ラブリーライジングソードの召喚バンクの途中を狙ってキャンセルするという、ヒーローもののお約束をぶち壊す戦い方を見せてプリキュアたちはピンチに陥った。
- キュアハニーのココナッツサンバの活躍で浄化を成功。その後、真央をはじめとする子供たちからプリキュアの活躍を伝えてくれてありがとうと感謝されたことで自分が本当にやるべきことを自覚し、ハピネスチャージプリキュアの正体を暴く報道もしなかった。
■第17話
- 誠司が空手の大会に出るという事でゆうこやリボンと一緒に某塾みたいな学ラン応援団を結成し、ひめにも学ランを着るように勧誘する
- 学ランをためらうひめに対し「This is 日本の応援だよ!」
- 「応援なら、めぐみがお弁当でも作ってあげたら?」というひめの提案を「みんなで誠司のために弁当を作ろう」と解釈。3人で弁当作りをすることになる。
- 誠司を応援することに拘るため、ひめに「やっぱり誠司のこと好きなんじゃないの?」と言われる。それに対しては「幼馴染だったら応援したいと思うのは当たり前」と返した。そしてあまり乗り気でないひめに「誠司の頑張りを観たらきっと応援したくなる」と、協力を頼んだ。
- 14話のブルーのことを思い出した件と違って全く照れも動揺も見られなかったので、少なくともこの時点ではめぐみは誠司に恋愛感情をまったく意識してはいないようである。
- サイアークの襲撃でピンチになったひめと誠司のもとに、ゆうこと一緒に駆けつける。ひめを苦戦させたサイアークに対して笑いながら殴打を繰り返しサンドバッグ状態にする。一見すると残虐ファイトのようだが、このサイアークはモチーフがサンドバッグなので大丈夫だ、問題ない。
- そんなめぐみを見ながら、誠司は子供の頃にめぐみのような強い人間になることに憧れて空手を始めたのだとひめに語る。といっても、別に子どもの頃から荒ぶっていたとかの話ではなく、「他人のためならどんな困難であっても全力で頑張れる」という人間としての器に憧れたのである。ひめもそんなめぐみをみて「友達として負けてられない、頑張らないといけない」と感じた。
- 誠司の回想シーンで、高いところにいるネコを助けるために誠司を踏み台にしている幼少期のめぐみの姿が描かれた。そしてバランスを崩して倒れるも「ネコさんが無事でハピネス」と言う。
- 空手の大会で、誠司の優勝を喜んだ。
■第18話
- 今週から夏服になった
- おおもりご飯で昼食を取る。その時、ゆうこの「(常連客が)結婚することになった」という言葉を聞いて、ゆうこが結婚すると勘違いした。
- その常連客である幸代と大輔の、おおもりご飯での結婚式を手伝うことに。
- ウェディングドレスの話題になったとき、着物とドレスどっちがいいかという話になり、誠司の答えを聞いたひめから「誠司はドレスだって」と振られる。
- その振りに対し、「へ?」という反応。
- サムシングフォーの「借りた物」には、幸代の友人である氷川まりあから借りた物がいいという話になったが、まりあは現在行方不明のため、その妹であるいおなに、まりあの私物を貸してもらうようにお願いする。
- 結婚式当日、制服姿で訪れた。「だって、学生は制服でしょ」(学生が冠婚葬祭等の行事に制服で出席すること自体は間違ってはいない。)
- ひめに「オシャレしていくのもお祝いの気持ちの一つ」と言われ、プリカードでパーティドレスにチェンジ。
- ホッシーワが結婚式をぶち壊そうと乱入し、新郎新婦をサイアークにしたために変身。そこに駆けつけてきた(?)キュアフォーチュンに「結婚式を守るんでしょ!」と檄を飛ばされ、共闘することに。本作で初のメインプリキュア4人共同での戦闘になった。
- ハワイアンアロハオエでまた「あ~え~」となる(ちなみに台詞は「ロウエ~」と表記されていた)
- 戦闘終了後、「守りたいものがあるなら絶対に負けたらいけない」とフォーチュンに言われる。
■第19話
- プリカードが貯まってきたので「大いなる願い」を叶えられるのが近くなったが、「一つしか叶わない」と言われて少しがっかりする。
- 誠司の要請を受けて、ゴン隊長のサッカーチームの助っ人となる。
- 戦闘で、サイアークの攻撃を受けて三食団子状態になる
- キュアフォーチュンから「三人いながらチームワークがなってない」と言われるが、「じゃあキュアフォーチュンも一緒に戦おう」と共闘を持ちかけ、フォーチュンの背を守るなど良いチームワークを発揮した。
- サッカーの試合終了後、氷川いおなから突然自分がキュアフォーチュンの正体であると告げられる。そしていおなはサッカーの試合や先ほどの戦闘で「チームプレイ」の重要さを知ったといい、めぐみとゆうこに対してチームを組もうと誘われた。
■第20話
- 前回の続きで、いおなからの勧誘を受けていたが、いおなとは仲が悪いひめがいおなと口論になったので「まあまあ」と宥め、「ひめを含めた4人でプリキュアをやろう」と言う。
- いおなはその申し出を拒否し、その理由(詳しくは氷川いおなの項目へ)であるアクシアの箱の開封について語りだし、ひめは秘密をばらされてどこかに逃亡。その後を追いかける
- 行方不明になったひめと連絡を取るためにキュアラインを使うが、ひめが通話に出ないので画面を力任せに連打するが、リボンから「壊れるからやめて」と止められる。
- めぐみに嫌われたくないと恐怖にかられて逃げ出したひめが、めぐみからの連絡に出れるわけがないと言うリボンに対し、わたしとひめは友達なのにと怪訝な様子のめぐみ。リボンは「めぐみはひめのことを高く評価しすぎ」と多少あきれ顔になった。
- ひめがアクシアを開けたことについて、「ひめに悪気はなかった」「ひめなりに責任を感じてサイアークと戦っていた」ということをリボンから聞き、特に責めることはせず、「だったらオッケー! 全然逃げたりしてないじゃん。むしろ偉いよ、うん、ひめ偉い!」と告げた。
- ひめに対して妙に深刻になったりしないめぐみに対し、リボンは感謝の意を述べた。「めぐみの何でも前向きに考えるところが大好きですわ!」とめぐみを持ち上げるが、当のめぐみはなぜか困惑顔。
- 「わたしって、そういうふうに見えるんだ……」
- 明らかにこの会話の流れにそぐわないセリフを呟く。しかし、リボンはこの時点ではめぐみの危うさには気づかなかった。
- 「ひめはめぐみのおかげで勇気と幸せをもらった、だからこそそれを失うことを恐れている」というリボンに対し、めぐみは「自分もひめと一緒にいると楽しくて、あったかい気持ちになれる」「だから、あたしとひめは何があってもずっと友達」と笑顔で告げる。
- 自分のことよりも他人のことばかり語るいつものモードにシフトしたことで、先ほどの一瞬の困惑は消え去る。むしろ、ひめへの友情が(一方的に)高まったことで「なんだかハピネスがあふれてきたー!」と元気に満ち溢れてしまう。
- なお同じ時間軸にあった出来事として、ひめが自分の罪が暴露されたことで「めぐみに嫌われてしまう」とひたすら不安と恐怖に襲われるシーンが交互に描かれており、(詳しくは白雪ひめの項目へ)。めぐみが「ひめのネガティブ気質」を理解しきれていないように、ひめも「めぐみのポジティブ気質」を理解しきれてない様子が描かれてしまっている。
- ひめ捜索時にサイアークが2体出現したことから、一人で駆けつけてキュアラブリーに変身。ハピネスがあふれまくっていたキュアラブリーはいつも以上の力を発揮し、壁を走ったり必殺技を連発したりと、たった一人で二体ものサイアークによく食い下がっていったが、段々と劣勢になる。
- サイアーク2体の同時攻撃をうけそうになったところでキュアフォーチュンにお姫様抱っこで救出される
- ちなみにこの回、自分が戦うのがメインのファントムを除けば幹部キャラと初めて直接戦闘した。
- キュアフォーチュンからは休むよう言われるが、「まだやれる」と二人での共闘を提案。そして二人で見事なコンビネーションをみせてサイアークに勝利した。
- いおなからのチーム結成の勧誘の返事を求められ、「私もあなたと一緒にやっていきたい」と承諾するが、「ひめも一緒に」とくわえた。そして「ひめは私の友達だから」と、二人の仲を考慮したうえで一緒にやろうと告げた。
- そこでひめとゆうこが現場に到着。二人の息の合った見事なコンビネーションで戦っていたことと、リボンへのこちょこちょを二人で仲良く一緒にやっていたた場面を目撃したため、「既に二人はチームになってる」と思われた。
- 間の悪いことに、二人の会話の声がよく聞こえてなかったので、めぐみが「ひめも一緒に」と誘っていることを、ひめは知るよしもなかったのだ。
- ひめがいることに気付いためぐみは「大事な話がある」としてひめに近づくが、あまりに気が動転していたひめが「ハピネスチャージプリキュアは解散、私はフォーチュンと仲良しチームを結成します」と宣言されるのではないかという被害妄想に囚われてしまい、めぐみの言葉を聞かずにまた逃げだしてしまった。
■第21話
- 氷川道場へ赴き、改めていおなをハピネスチャージプリキュアに誘うが、「キュアプリンセスとは組めない」といおなに断られる。
- 大使館ではひめが前回のショックから立ち直れずに引きこもっていた。ゆうこが美味しいクリームシチューの匂いで部屋から誘い出すことに成功したが、ひめが忍者のプリカードを使用して逃げようとしたため、「ひめの逃げ足にはもう慣れた!」と犬のプリカードで対抗して追跡を開始した。
- アクシアを開封したことにより自分を責めるひめに対し「悪いのは悪いことしてる幻影帝国」と告げ、ゆうこと一緒に立ち直らせ、いおなとも話をつける勇気をつけさせた。
- ファントムが真の力を用いてぴかりが丘に大量のサイアークを出現させたため、3人で戦闘に入る。
- サイアークの攻撃を受けてダウン。しかし駆け寄ってきたひめのプリンセスゲンコツツインマグナムによって助けられる。それはちょうど7話でラブリーがプリンセスを助けたのとまったく逆の立場であった(使われた技も一緒の系統)。
- そんなプリンセスに対し、ラブリーは前話の最後で、ひめが逃げ出して語れなかった言葉を伝える。
- 「わたし、プリンセスのことが大好きだよ」
- まさかの愛の告白。そして矢継ぎ早に、今までひめに助けられたこと、ひめが友達で良かったことを語りだす。
ひめ「そんなこと・・・・ないよ」
「そんなことあるよ」
- このセリフにより、ひめは「友達がいる」と完全に自信を取り戻し、ハピプリの三人の力が強まった。
■第22話
- 前回からの続き。ファントムが召喚したすべてのサイアークの浄化を終わらせ、プリカードを大量ゲット。このおかげで「大いなる願い」の成就が現実味を持つレベルにまでなったが、めぐみはゆうことともに、権利をひめに譲ると語る。「もうすぐひめの国が救えるね!」
- 現時点で「普通では為すことができない奇跡」を最も望んでいるはひめなので、妥当な判断ではあるが、ひめはなんとその権利をいおなに譲渡してしまう。(詳細は白雪ひめの項目にて)
- 今回はひめの決断がメインの話なのでめぐみはあまり目立たなかったが、戦闘ではなにげにラブリーライジングソードでファントムを真正面から斬りに行ってる。結局、避けられてしまって大ピンチという流れにはなるのだが、プリキュアシリーズで剣を守りでなくて攻撃のために使う(しかも怪物でなく人間型の相手に対して)というのは非常にレア。
■第23話
- 前回からの続き。変身解除状態にされていためぐみ、ひめ、ゆうこの三人はすでに変身前の元の私服姿に戻っている。そんな中で覚醒したキュアフォーチュンがファントムを追いつめるが、その様子を魔法の鏡で監視していたクイーン・ミラージュが業を煮やして、巨大な幻影としてラブリーたちの前に姿を表す。
- それに呼応するかのようにブルーの幻影も登場。ミラージュに世界に不幸をばらまくことをやめるように勧告するが、なしのつぶて。ブルーに対して「愛、友情、優しさ、幸せ、すべては幻」と言い放つミラージュだが、めぐみは「幻なんかじゃない!みんな心の中にちゃんとある、幸せハピネスなんだから!」と反論。
- めぐみのイノセンスな愛がブルーに力を与えてるとミラージュは感じとり、先ほどまでの余裕の表情が一変、憤怒の表情を見せる。ラブリーにエネルギー波で全力攻撃し、ラブリーたちが今までいた場所はクレーターと化すが、ブルーの力で間一髪クロスミラ-ルームに転移したため、なんとか無事だった。
- 改めていおなをハピネスチャージプリキュアに勧誘するが、「自分が入ることでチームワークを壊したくない」と断られる。ただ-リボンの提案で無事の帰還を祝うホームパーティを開くことになり、それには参加してくれることになった。
- プリカードでパティシエに変身し、「めぐみ特製スペシャルフルーツケーキ」を作ろうとするが材料がなく気合いが空回りに。
- 材料の買い出しに出かけたいおなとひめがサイアークと遭遇。キュアラブリーとキュアハニーも慌てて駆けつけいつもの名乗りポーズを決めるが、その時点でキュアフォーチュンとキュアプリンセスによってサイアークはとっくに浄化されていたため、戦う相手がいないのに啖呵を切るという出落ちをかましてしまった。
- ひめといおなが仲直りしたのを見届けた後、いおなにブルーから預かってきたキュアラインを渡し、改めていおなを勧誘。今度こそいおなをハピネスチャージプリキュアに加入させた。
■第24話
- いおなの「私がハピネスチャージプリキュアに入ったからにはビシビシ鍛える!」という宣告に嬉しそうに興奮。
- 場所が海のあるコテージと聞いて浮かれ気味になり、合宿中も度々いおなに怒られる
- 合宿に、ブルーと誠司に同行を求める
- 「着替えて浜辺に集合」と言われたので、3人でプリカードで「マリンスタイル」に着替えてきた(当然怒られた)
- いおなからラブリービームを鍛えるべく、「親指と人差し指で美しい眼鏡を作る特訓」を課され(ぐらさん曰く「強力なビームは正確なフォームから生まれる」ためらしい)、浜辺で手で眼鏡を作りながら「ラブリービーム」と連呼する挙動不審者と化す。
- いおなコーチの元、浜辺をランニングすることになっためぐみたち。途中でタンクトップ姿で走り込みをしているオレスキーに出会い挨拶する。自分たちを追い抜いて走り去るオレスキーを「元気なオジサンだね」と感心して敵の幹部だと言うことに全く気付かなかった。
- ひめの提案で「四人そろった時の決めポーズ」を考えるが、その途中で波しぶきにより服がぬれてしまった。しかも濡れた服を変えなかったことが風邪につながった
- オレスキーが海岸でチョイアークたちを引き連れて特訓していたのを発見して変身。ラブリービームを四方八方に飛ばす荒業を出して特訓の成果を見せた。
- 夜のコテージにて、なかなか表に出てこないブルーを呼びにブルーの部屋に入るが、そこで熱が出て倒れてしまう。ブルーの気遣いによりお姫様抱っこをされ部屋まで送られるが、その最中にドキドキしていた。
- 作中では、このドキドキが熱に拠るものなのか、ブルーへの感情なのか、どちらともはっきりできないという上手い演出がされており、めぐみの心情は把握しきれない。
- ブルーもめぐみも気づいていなかったようだが、このシーンはなんと一部始終を誠司に見られており、誠司は複雑な感情を抱いていた。
■第25話
- 前回からの続きで、熱により安静にしてなければならなくなり、合宿に復帰するために「気合で半日で治す」と宣言するが咳きこんでしまう。
- ブルーに看病され、お粥を「あ~ん」と食べさせてもらった。そこにりん達クラスメイト5名がコテージを訪れたのだが、ブルーを「めぐみの彼氏?」と言われたり、あわてて「この人は神様」と言ってしまったりしててんわやんわ。
- 「トウモロコシのにおいがする」と言って目覚める。風邪を引いても鼻はよく効くらしい。
- ブルーにミラージュとの過去の出来事を聞く。その話を聞き、「実はミラージュと戦いたくないんじゃない?」と、ブルーの心境を察し、「辛いことがあったら言って」と告げる。「私たちの世界も、幻影帝国も、みんなが幸せになれればいいのにね・・・」
- ブルーから、これからは「ブルー」と呼んでくれていいと言われ、また顔が赤くなった。
- みんなが昼食をとっているところに登場。宣言通り半日で風邪を治し、いつも以上にハイテンションに
- りんが8話に続いて再びサイアークにされてしまい戦闘になり、「ラブリーシャイニングインパクト」という某ガンダムの必殺技みたいな掌底を放つが、病み上がりのため発動した後によろけてしまう。
- 戦闘終了後、コテージではりんが誠司に告白したが、気になる相手がいる誠司は断ってしまう。その場面をひめ、いおな、ゆうこはこっそり目撃していたが、めぐみにはこのことは内緒にすることにしたため、めぐみだけはこんなことがあったのを知らない。なぜなら誠司の気になる相手とはゆうこ曰く「めぐみちゃんに決まってる」とのことなので……… しかし当然、めぐみ本人はそんな誠司の感情には欠片も気づいてはいない。
■第26話
- いおなの「駅までマラソン」という提案にノリノリ
- 疲れのため、帰りの電車の中で眠ってしまう。
- 「ひめ、お腹出して寝てると風邪ひくよ・・・」という寝言を言っていた。どんな夢を見ていたのか気になるところである
- 寝ている間に駅に取り残されたひめと誠司を、ゆうこといおなの三人で飛翔して空から捜索する。
- 誠司に襲い掛かるチョイアーク達を空から攻撃。そしてチェリーフラメンコの技でチョイアーク達を爆破する。
■第27話
- 大使館にて、夏休みの宿題を今日中に済ますべくいおな先生の指導を受ける。
- しかしあまりはかどらず、昼食の用意をするときに「一ページでも先に進めろ」と、手伝いを禁止された。
- この話でにひめは「自分は誠司に恋してしまったかもしれない」とテンパっており、あきらかに様子がおかしい。めぐみは相談に乗ろうとするが、このことがバレたら三角関係になると恐れたひめによってやたら回りくどいたとえ話の説明を受ける。一応は、どこかの誰かが三角関係になりそうなことがひめの悩みの原因だとは理解できたようで……
- 「でも、AさんとCさんは友達なんでしょ? なら大丈夫!」
- あっさりとした笑顔で何の疑念も根拠もなく、恋愛が人間関係を壊すことなんてないと信じ切っているめぐみ。そこでゆうこから「めぐみちゃんは誰かに恋してないの?」と聞かれ、ブルーのことを連想してしまい赤くなりながら否定する。
- 「いやぁ、あたしが、ま、まさか恋なんて…… ほ、ほんとだよ~」
- 誠司への恋愛感情を否定するときのいつものあっさりさとは比べものにならないテンパリ具合。果たしてめぐみの本心やいかに……?
- ゆうこは「めぐみはブルーに対して恋を芽生えつつあるようだ」と推測し、そのことをひめに話す。驚愕したひめの頭の中で、「めぐみを取り合う誠司とブルー」の妄想描写が度々描かれる。
- めぐみがブルーに惹かれつつあることは誠司も気づいていたが、当の誠司はひめの妄想のようにめぐみを巡ってブルーと決闘などということはなかった。むしろ、「ブルーが本当にめぐみを大切にする気があるなら、自分はめぐみの幸せを思って見守る」という決意で、ブルーにめぐみのことをどう思っているのかと尋ねる。しかし当のブルーは、「今の自分はすべてを見守る神という立場なので、特定の誰かを特別に愛することは二度とするつもりない」と誠司に真正面から言い放つ。これはブルーがかつて「ある女性」を特別に愛そうとしたことで逆に傷つけてしまったという過去の悲劇からきているようで、その決意もまた固かった。ブルーがこの立場ならめぐみの淡い恋は報われることはないわけで、このことは誠司にとってめぐみを取られることよりも悩ましいことだったようだ。
- そして、その悩んでいる状態の心の隙をナマケルダに利用され、誠司はサイアークにされてしまう。恋愛に対して憎悪に近い感情を抱いているナマケルダは「恋愛なんか悩みを増やすだけ」「恋に悩むからこんな目にあわされる」と煽りまくって、プリキュアたちを怒らせる。そして、プリンセスとラブリーをそれぞれ「この少年の恋愛の相手はあなたですかな」とからかう。
- プリンセスは赤面してテンパりながらごまかすというラブコメ反応を見せたが、ラブリーはまったく違った反応だった。コミカルさなど全く感じられない真剣な表情をして、目を瞑り、胸に手を当てながら静かに言う。
- 「恋とか愛とか、わからないけど…… 私は誠司のことが大切なの!」
- その言葉とともに自らの思いを力に変えて、いつも以上のパワーアップを見せてサイアークに猛攻を重ねる。その荒ぶる姿は、前半でブルーのことで乙女ちっくで初々しい反応をみせためぐみとはまるで別人のようであった。
- その言葉と姿に、めぐみの誠司への思いは恋愛沙汰に大騒ぎしてる自分とは全く異なるステージにあることを痛感したひめ。そして迷いが吹っ切れ、自分にとっても「大事な人」である誠司を助けるために、プリンセスはラブリーと思いを重ねてツインミラクルパワーシュートを放ち、サイアークを浄化した。
- 解放された誠司に真っ先に駆け寄り、帰り道では仲良く笑い合っていた。めぐみの誠司に対する感情は、恋愛かはともかく大事な人であることは変わりなかった。
■第28話
- 『プリキュアウィークリー』を見て、世界で活躍するゆうこに目を輝かせる。
- クロスミラールームに続く鏡の向こうから飛んできたアロアロに、顔面に激突され「なんじゃ」と叫ぶ
- 「私もゆうこと一緒に世界のプリキュアを助けたい」と、ゆうこといっしょにアロアロが担当するアロ~ハプリキュアの救援に向かう
- ゆうこが持ってきたおおもりご飯のお弁当に舌鼓を打つ
- アロ~ハプリキュアの変身シーンに目を輝かせる
- 戦闘でアロ~ハプリキュアに加勢。百体近いチョイアークと激戦。ハニーがリボンスパイラルで5体ほどのチョイアークをリボンで拘束し「お願い、ラブリー!」と叫ぶと、「うん!」と応じたラブリーが空中に大ジャンプ。そのままハニ-の元にダイブしてきて大爆発を起こしハニーの周囲にいたチョアイアーク数十体まとめてオーバーキルする。やりすぎだ。(ちなみに爆発の瞬間にハニーは脱出したのか無傷だった)。
- さらに爆風の中からそのまま高速で突進してさらに周囲のチョイアークを百連パンチで数十体吹き飛ばし、トドメにチェリーフラメンコの無双コンボでチョイアーク軍団を殲滅。アロ~ハプリキュアは「すごい、どうしてあんな戦い方ができるの……」と茫然。
- ゆうこがオハナとオリナとの間で友情を深めているのを見て「プリキュアに国境なし」という、世界中にプリキュアがいる本作ならではの名言を残す
- この話では、ひめがずっと「ゆうこが自分たちを見捨てて他のプリキュアのもとに行くかも」と嫉妬と不安でいたのに対し、めぐみは最初からゆうこが自分たち以外のプリキュアと活動しているのを自分のことのように素直に喜び、最終的に自分もゆうこと一緒に世界のプリキュアと友達になったあたり、めぐみとひめの友達感覚の違いが現れている。
■第29話
- 世界の平和のために、アクシアの真の力について説明するブルー。チーム内でミラージュを倒す方針が固まりつつあったが、めぐみは「ミラージュを倒すなんてダメ」と異を唱えた。
- ブルーは「自分の事はいい」と諭すも、めぐみは「誰かが不幸なまま自分が幸せになりたくない。みんなが幸せでいてほしい」と、ブルーの幸せも重視して反論する。
- いおなからは、「世界中の幸せを壊しているのはミラージュ」と、封印されたプリキュア達を助けるためにミラージュを倒すべきだと強く主張され、言葉に詰まってしまう。
- プリキュアを作り出してミラージュの配下と戦わせているのはブルーである。そのブルーがミラージュを倒したくないなどと言えば、戦い破れて封印されたプリキュアたちに対して責任を果たせないだろう。ブルーもそれをわかっているからこそ、ミラージュを倒すべきと自ら言っている。「みんな幸せ」をお題目にブルーの覚悟を軽い気持ちで否定するめぐみは、封印されたプリキュアたちは不幸になってもいいと言っていることに等しい。帝国に姉を奪われたいおなにとっては許しがたいものであったのだ。
- もちろんめぐみに悪意はなかったが、いおなに指摘されるまで自分の発言が矛盾していたことに気づかなかったのも確かであった。その夜、キュアラインで誠司に相談。「みんなが幸せになること」の難しさを知り、どうすればいいかわからなくなっていたが、「いつもみたいにその気持ちをそのまま伝えればいい」との助言を受ける
- 翌日、ブルーを追って神社(13話で登場した場所)に赴き、ブルーに対しミラージュと過去何があったのかを尋ねる。
- ブルーが300年前にミラージュを愛し、大切だと思っていたとの話を聞いて少しうつむいた。
- ブルーの話を聞いて、「ブルーは、昔の優しいミラージュに戻ってほしいの?」と尋ね、ブルーの本心を聞きだした。その結果、ミラージュを倒すのではなく、ミラージュにブルーの気持ちを伝えるために幻影帝国に乗り込むことになった。プリキュアのパワーが低下する帝国本土で活動するためにはやはりアクシアの力は必要ということで、アクシア解放の儀式を行うことになる。
- その儀式の途中で襲撃してきたオレスキートリオとの戦闘になり、サイアークなどを介しない直接戦闘になったが、ここでもロリポップヒップホップの必殺技を用いて3人を一時戦闘不能に追い込む容赦のなさを見せた。
■第30話
- ドレッサーの力を引き出せればすごい奇跡も起こせるとぐらさんに言われて、「テストで100点取れるとか?」と希望のまなざしで語る。学年最下位となった時の追試漬けの生活はさすがにもうこりごりである様子。
- そのとき100点満点のテスト用紙がイメージ図として登場するが、そのときの学年とクラスが「3年2組」となっていた。
- ミラージュのことを思い出してぴかり神社で思慮にふけるブルーを鏡の通路で追いかける。勢い余ってブルーの胸に抱き付く形になり、貌を真っ赤にして慌てて言い訳。
- そこにブルー討伐の命を受けたファントムが現れ、めぐみはブルーを守るためキュアラブリーに変身。ファントムとすさまじい空中戦を繰り広げる。溜めなしのラブリービームや、パンチングパンチのゼロ距離での発動など容赦ない攻撃を浴びせかけ、ファントムを地面に叩きつけることに成功。13話のころとは全く異なる次元の戦闘に「力をつけたな」とファントムからも認められる。
- しかしファントムもミラージュから新しい力を貰っていた。「幻影を操る戦士」であるファントムは、他者の影を奪い取り、その影を纏うことでその他人に匹敵する力を得ることができるのだ。ふと気づくと、キュアラブリーに影がない。ファントムが地面に降り立ったのはラブリーの攻撃に怯んだからではない。戦場を地面に変えることで、ラブリーの「影」を作り出すためだったのだ。
- キュアラブリーの影を纏ったファントムは、いつもの彼とは全く異なる存在に変身する。そこにはキュアラブリーそっくりの声と外見を持つ女の子が立っていた。彼女はとびっきりの笑顔で言い放つ。
- 「私はアンラブリー。今からこの町を、めちゃくちゃに壊してあげる!」
- アンラブリーは町全体に闇の結界を張り、崩壊の準備をすすめる。ファントムはあくまでブルーに対する憎悪で戦っていたが、アンラブリーは破壊や混乱そのものを楽しんで無関係のものまで襲おうとしている。この変貌についてめぐみは困惑し、思わず叫ぶ。「どうして!」
- しかしアンラブリーは相変わらずめぐみのような明るい笑顔で言い放つ。「めぐみがみんなを守るだなんて言ったからだよ!」
- めぐみの影から生み出されたアンラブリーは、めぐみの人格や精神を否定するために行動する反存在である。めぐみが嫌がることをするのは当然なのだ。アンラブリーは電柱を片手でつかんで振り回すというラブリーらしい暴れっぷりを見せながら、めぐみのコンプレックスを刺激する罵詈雑言を連発する。アンラブリーはめぐみ本人の記憶を完全に共有してるのだ。
- 病気がちなお母さんを助けるために小さいころからお手伝いをしてきためぐみ。そのことを母から褒められたことがうれしくて、大きくなっても人助けを積極的にするようになった。しかし、それで誰かを助けられたことなんて一度もないだろう、と耳元でささやく。
- めぐみは気持ちはどうあれ、スペックとしては「頑張って平均点」レベルの凡庸な人間である。他人と仲良くできる話術は持つが、それが困っている友人を直接助けられてるわけではない。人助けをしようとしてドジを踏んで迷惑を余計にかけることもある。めぐみは口では希望や愛を語るが、それで現実に苦しんでいる誰かを救えるわけではない。めぐみは自分の思いを遂げるだけの「力」がないのだ。さらにめぐみはひめとは異なり自分の弱さを直視しないため、人助けのために自分を研鑽する気もなく、将来の夢もビジョンもない。このままでは、めぐみは実現不可能な理想論を空気を読まず語るだけの空虚な人物になりかねない。
- めぐみがいなくなっても本当は誰も困らないのではないか? プリキュアであることさえこの世界では特別ではなく代わりはいくらでもいる・・・ 自分が見ようとしなかったコンプレックスをつかれためぐみは、自分の価値について疑念をもちはじめる。「誰かのため」にしか頑張れないめぐみは、自分のために頑張ることができない。自分が誰の役にも立てないならば、戦う理由はゼロとなってしまう。愛の力に比例して強くなるプリキュアは、逆に言えば心が折れるとその力は限りなく減衰する。
- 「めぐみは本当にダメな子だね。プリキュアになった今でも、あたしみたいな悪者に歯も立たない」
- そこにキュアプリンセス、キュアハニー、キュアフォーチュンが救援に現れる。キュアラブリーに囁きかけて精神攻撃を続けるアンラブリーを引き離すことには成功したが、それでもアンラブリーの力は圧倒的。キュアラブリーは自分は力をもう出せないと落ち込むばかり。
- 「どうしよう、力が出ないのあたし。アンラブリーの言う通りなんだね…… 大した力もないくせに、突っ走って。あたし、弱いから、誰も助けられないし、誰も守れないよ……!」というラブリー。しかし仲間たちは涙まで見せて悲痛なラブリーを慰めることなどせず、むしろ呆れた様子で「それの何がダメなのか」とあっさりと彼女の悩みを切り捨てた。さすがのラブリーも少し茫然となるが、皆は「自分たちはラブリーがいるから頑張れている、あなたの諦めない態度が私たちを引っ張っていてくれている」と、めぐみが実際に誰かを助ける力がなかろうが、むしろ迷惑をかけていようが、めぐみが自分を助けたいと思ってくれた気持ちこそが自分たちにとっては何よりの救いなのだと力説。
- 29話までの出来事を振り返ってみれば、本作の仲間たちは個人的な困難は最終的に自分の力で頑張って解決してきた。だが、17話でひめや誠司が言っていたように「頑張るめぐみを見ていると、自分も頑張らないといけないと気づかされる」から頑張れたのだ。ひめはなにかとめぐみに励まされることが多かったし、ゆうこはめぐみの頑張る姿に自分もがんばらなければと思うようになり、いおなはかつて一人で戦おうとする自分にめぐみは何度も共闘しようと呼びかけていた。それを思えばひめたちがめぐみの頑張りが救いになれたというのも頷ける。
- その言葉に勇気を取り戻しためぐみは、アンラブリーと決着をつけるために再び空中戦に。キュアラブリーの光拳とアンラブリーの光拳がぶつかりあう中、アンラブリーは先ほどまでと違うキュアラブリーの力に戸惑いを見せる。
- 「調子に乗って……!」とつぶやくアンラブリーにめぐみは「調子に乗るよ! だって友達が! みんなが信じてくれるんだから! 大好きな人たちのために戦うキュアラブリーは………… キュアラブリーは無敵なんだからー!!!」と返した。
- 光拳を両の拳に重ねて、ついにアンラブリーに大ダメージを与える。影の衣は剥がれ、ファントムの生身がさらされた。そのとき、ラブリーとそして仲間たちの愛の気持ちが高まっていたことに反応したドレッサーがついに力を発揮。四人合体技「プリキュア・ハピネスビッグバーン」の力をプリキュアたちに与え、それを食らったファントムは大ダメージを食らって地面に墜落、戦闘不能に陥った。
■第31話
- 前話で仲間たちから信頼の激励をもらった出来事がかなり嬉しかったのか、朝から満面の笑みで幸せオーラ全開であり、キラキラと輝いていた。
- 前回の仲間たちのセリフを脳内で反芻する。前話の仲間たちはめぐみに対しては結構呆れた様子だったはずなのだが、妄想の中での仲間たちはみんなめぐみにデレデレのハーレム状態で、相当に脳内補正がかかっていた。
- その妄想ノリのまま、ひめといおなに抱き付いてもみくちゃにする。
- 長峯達也SDはアニメージュの特別増刊号において前回のめぐみについて「人の事を助けたくて頑張っているめぐみ。だけど、周りのみんなもめぐみの事を助けてあげたいと思っていることに気付いていませんでした。アンラブリーに心を折られて絶望した時に、仲間たちがめぐみの事を大切に思っていることに気づき、再び立ち上がることができました。(後略)」と語っていたことからいくら仲間が呆れ気味に言っていたことでも自分を大切に思っていると感じていたからこそたとえ絶望に沈んでいても立ち上がれたのであり、それがシャイニングメイクドレッサーの力の開放にも繋がったことを思えばめぐみが浮かれてしまうのは無理からぬことだろう。
- 前回の戦いで意識不明になったファントムを大使館で保護している状況で、いつ目覚めて暴れだすかと不安がるひめといおなに対し「いざとなったらこれがある」と、切り札となったシャイニングメイクドレッサーを示す。そこでも満面の笑みを見せており、若干浮かれ気味だったので誠司に「油断大敵だぞ」と釘を刺された
- ファントムが眠っている部屋に一人看病しに行くゆうこを、三人で陰から見守る
- ゆうこがファントムに対し「昔好きだった子」の事を語りだしたので、誠司と一緒に「まだあの子のこと・・・」とシリアスな面持ちになった(このコイバナの真相は大森ゆうこの項目へ)
- ファントム奪還の使命を受けてきたオレスキーが怪獣並みの巨大なサイアークを召喚したので、ファントムの見張り役を買って出たゆうこを残して出動。一応「ファントムを返せ」と叫んだオレスキーに対し「ゆうゆうの看病が終わったらちゃんと返す!」と、プリキュアとしては正解だが敵対してる組織らしからぬ発言をする。
- ファントムとの交流で幸せオーラ全開になって飛んできたキュアハニーのごはんの歌の効果によりパワーアップし、パンチングパンチの大きさも巨大サイアークの拳に匹敵するほどになった。
■第32話
- ドレッサーにイノセントな気持ちを込めようとして、「ハア~!」と太極拳チックな挙動をする。
- 海藤裕哉によるいおなへの告白の場面をのぞき見していたが、めぐみだけは「何なに?」と聞いており、状況が分かってない様だった。
- ひめの勢いにより裕哉とデートすることになったいおなだが、恥ずかしがっているいおなに対しめぐみは「みんなで行こう」とデートに同行することにする。そしてデート場所になった動物園では一番はしゃいでいた。
- そのとき、「誠司!こっちこっち」と誠司を促していたので、見様によってはいおな、裕哉組とのダブルデートになっていたかもしれない
- 裕哉をサイアークにし、恋愛について「恋に落ちたら振り回される」と強く否定するナマケルダに対し、「それでも誰かを好きになる気持ちは止められない!」と反論。
- フォーチュンは封印された裕哉に届くはずのない告白の返事をする。そして裕哉を守りたいという気持ちの高まりからイノセントフォームへと覚醒したフォーチュン。だがそれでも敵に有効打を与えられない。諦めかけたフォーチュンに、ラブリーは笑顔で叫ぶ。
- 「大丈夫。思いは届くよ、キュアフォーチュン!」
- 恋とか好きとか、まだそういう感情ではないのに、なぜ自分がここまで裕哉を助けたがっているか。いおなさえも気づいていなかったかも知れないことをめぐみだけは何も語らずとも分かっていた。真剣に自分に向き合ってくれた相手に、ただ自分の思いを伝えたい。思いの内容の良し悪しではなく、伝え合うという行為こそが救いである。それは他人との関わりの中でしか自分を保てないめぐみだからこそ、理解できることだろう。
- ラブリーの言葉で勇気を取り戻したフォーチュンはエメラルドイリュージョンでサイアークを宝石に封じ込め、そして皆で浄化を成功させた。戦闘後、いおなは改めて裕哉に告白の返事をしようとしたが、裕哉から「お前の気持ちはわかってる」と言われてそれを言葉にすることはなかった。
- 確かにいおなは封印された裕哉には告白の返事を語っていたが、眠りについているときの記憶はないはずである。裕哉が察しがいいだけなのかも知れないが、もしかして本当に、めぐみが言ったように「思いが届いた」のかもしれない。
■第33話
- 前回、いおながイノセントフォームになったことに憧れ、ドレッサーの前でコブシを聞かせて気持ちを熱唱
- 「ああ~! イノセント~! わたしもなりたいな~ イノセント~!」(最近はこればかりらしい)
- いおなに「イノセントになるコツを聞かせて!」と、いおなが引くくらいの迫力でせまる
- 「ドレッサーはめぐみのイノセントな気持ちに応える」とのブルーのアドバイスをうけ、「それなら、もっともっと人助けがしたい! これってわたしのイノセントな気持ちだから!」といいながら変身ポーズ
- 助けを求めている人がいないか町を散策。そして、河原で自家製ロケットの実験に取り組む深大寺まみを見かけた。事情を聞いて「手伝わせてください」と申し出る。「わたし、みんなの応援キャンペーン中なんです!」
- しかし、まみは普通に自分の力だけで頑張るつもりだったので、別に誰かの助けなど借りたいわけではなかったのだ。困った笑みを浮かべるまみだったが、まみの祖父のひさしがめぐみの情熱に好感を持ち「せっかくだからその子に手伝ってもらったらどうだ」と提言。めぐみは押しかけ女房的にまみの手助けをすることになった。
- だが、当然ながらめぐみは機械工学には完全に素人である。道具の判別がつかなかったために作業の手伝いは全然できず、かえってまみに手間をかけさせてしまう始末。
- 何とか自分でも役に立つことはできないか、と考えためぐみは、まみが脱ぎ捨てていた油まみれの白衣をピカピカに洗濯してあげた。家事手伝いなら幼い頃からやっているのでめぐみの得意分野だ。だがなんと、その白衣はまみがロケット打ち上げ成功の願掛けのために洗わずに置いていたものだったのだ。
- 自分の行為が完全に裏目に出てめぐみは必死にまみに謝罪。
- はじめはショックを受けていたまみも謝罪するめぐみのいたたまれない姿に「いいよいいよ、親切でやってくれたんだから」と笑顔でめぐみを元気づけさせる。「もしかしたら、キレイになったおかげでいいアイデアが浮かぶかもしれないしね」
- 表情は笑っているが、口調はあきらかに感情を無理して抑えている。めぐみも自分が謝ったことが逆にまみに気を遣わせたことに気づき、さらに落ち込むことに。
- その夜、無力感に苛まれためぐみが誠司に弱音を吐く。「わたしが思っていたより、人助けってずっと難しいんだね。少しでも役に立ちたいのに、わたしはな~んにもできなくってさ」
- だが誠司はそんなめぐみに反省を促すようなことはあえてせず「オレはそれでもいいと思うけどな」と語る。「応援してくれる人がいるだけでも意外と力になるもんだろ?」との言葉をもらって立ち直る
- 翌日、パティシエのプリカードを使い、まみのためにロケットをかたどったクッキーを制作。ひめとゆうこからは「あまあま~い」と好評だった。
- そのまた翌日、まみの実験現場を訪れるが、到着したころにはまみがオレスキーによりサイアークにされてしまっていたため、単独で戦闘になる。
- チョイアーク達との戦いでは、「まみの夢をバカにされた」ことと「クッキーが粉々にされていた」ことで「今の私は怒っている!」と宣言(この時点で大部分が恐怖により戦意喪失)。ラブリーパンチで十数体を吹っ飛ばした後、逃げ出した十数体をハートリストラクションで追い打ちし、覆いかぶさってきた数十体をエクスプロージョンボンバーで吹き飛ばして殲滅。
- まみを素体としたサイアークはロケットによる飛行能力を持っていたため空中戦を展開した。
- しかし、いかにラブリーが全力で頑張っても、たった一人だけで戦うのには限界がある。ラブリーは仲間たちとのチームワークでこそ力を出せるプリキュアなのだ。彼女の疲労とダメージはいつも以上に積み重なっていき、チョイアーク軍団とサイアークとの連携攻撃に次第に押されていく。
- サイアークの攻撃を受けダウンしたところに、オレスキーから「お前のような小娘には何も出来ん!」と無力さをののしられるが「私のしてあげられることはないのかもしれないけど、まみさんの力になりたい」とボロボロの姿で立ち上がりつづけ、決して諦めなかった。
- 強化覚醒を促すお約束のピンチ展開にも見える流れだったのだが、ラブリーがトドメがさされる危機を逆転できたのは、その場にキュアフォーチュンが駆けつけてくれたためだった。すでにイノセントの力を得たフォーチュンの前では通常のサイアークなどはたいした敵ではない。エメラルドイリュージョンでサイアークを封じ込め。さらに集合した仲間たちとともに放ったハピネスビッグバンの浄化で勝利という結果に。
- 元に戻ったまみが見事ロケットの打ち上げに成功したのを見届ける。まみの姿から「一つの事に一生懸命に頑張る」人のカッコよさを感じ、「自分もなにか頑張りたい。誰かのためだけじゃなく、自分のためにも」と告げた。
■第34話
- ぴかりが丘学園の文化祭前日の準備にて、久しぶりの緑ジャージ姿で誠司をふくむ数名の男子と一緒に入場ゲートの制作に取り掛かる。
- 手伝いに来たひめに釘の打ち方を教える。「簡単」といきがるひめに対し「気を付けないと怪我をする」と釘を刺すが、案の定ひめは自分の手を打ってしまう。
- できあがった入場ゲートは「なんかイマイチ」な出来だったため、ひめにアドバイスを求めた。
- 文化祭当日は、クラスの出し物である「ぴかり茶房」でウェイトレスをした。
■第35話
- ゆうこがハニーキャンディに愛を込めるシーンで、ひめといおなが少し怪訝な顔をしているのに対しめぐみはノリノリで一緒に愛を込めた。
- おおもりご飯の配達の手伝い。そこでゆうこといっしょにこころの歌を合唱する。
- 「おいしいおいしいお弁当~」「みんなのところに届けるよ~」「はい! トンカツ、ハンバ-グ、焼き魚、から揚げ……」「レッツゴー、レッツゴー、レッツゴー、レッツゴー!」
- この回でゆうこのハピネスな気持ちから誕生したドレスのプリカードについて、本編終了後のCMにて「今日でたプリカードが映画を観るともらえるんだって!」と、先週に引き続きメタな宣伝をした。
■第36話
- 誕生日の前日、ブルースカイ王国大使館のめぐみの誕生日パーティーの準備を手伝おうとするが、主役に手伝わせるわけにいかないとひめ達から拒否されむくれる。
- 海外出張に出ていた父、愛乃勝が久しぶりに家に帰ってきて、再会を喜ぶ。父は国際援助活動に関する仕事についているようで、この人助け体質は父親譲りのようだ。
- かなりすごい仕事についているようだが、勝は「自分のやりたいことをやってるだけ」と述べていた。
- かおりの病気の話題になり、「私が治してあげる」と語るめぐみ。しかし、かおりの病気はめぐみが考えているほど重いものではなく、「完治は難しいが、無理をせずに薬を飲んでいれば普通に生活できる」もので、心配いらないといわれる。また、かおりはそこまで自分を想ってくれている娘と旦那がいるので幸せだという。
- 「母の病気を治す」ことをプリカードの願いとして目標にしていためぐみは、そのことを聞かされて少し気が抜けた。その後、勝から「親は誰よりも子の幸せを願うもの、めぐみの幸せがお父さんとお母さんの幸せ」と聞かされる
- 翌日、誕生日パーティーの会場にはめぐみのたくさんの友人が来訪。しかしめぐみは少し元気がなかった。
- かおりは今のままでも十分幸せだったことで、自分がいつも頑張ってきた人助けなんて相手にとってはどうでもいいことだったのかも、と自信がなくなってきたためであった。誠司からは「お前はプリキュアとしてサイアークから大勢の人々を助けているじゃないか。だから、悩むことなんてない」「落ち込むなんてお前らしくない。みんなが心配するぞ」と励ましの言葉をもらう。その場ではいつものような元気な笑顔を取り戻して誠司を安心させるが……
- 一人になって鏡に映る自分の顔を見るとまだ暗く、笑顔でいなくちゃと自分に渇を入れるが,鏡の中から「そんなことないよ」とブルーの言葉が聞こえ、めぐみを強引に鏡の中のクロスミラールームに引き込む。
- 先ほどのやりとりを見ていたブルーは、誠司とは逆の言葉をかけた。「人を助けることはむずかしいこと。プリキュアであったって悩んだっていい」「つらかったり、苦しかったり、自分に自信がなくなることもめぐみの成長のために必要な事」「君はそのままでいい、そのままでいてほしい」と告げられる
- ブルーの言葉に涙が流れる。「もう、ブルーといると自分の知らない自分が出てくるよ」
- パーティー会場に、誕生日なのに誰からも祝福されずにやさぐれていたオレスキー(詳細はオレスキーの項目で)が乱入。会場の来客を全員まとめてサイアークにされたので戦闘になる
- オレスキーも今日が誕生日だということで、戦闘中に「パーティーをいっしょにやろうよ」と手を差し伸べる。
- 過去の経験からか人間不信になっているオレスキーから「貴様に俺の何がわかる!」と言われ、拒絶されるが「この胸に愛がある限り、私はみんなの幸せを願いたい」と、めぐみのイノセントな思いを語り、イノセントフォームへの覚醒を果たした。
- イノセントフォームでの新技はラブリーパワフルキッス。これまで巨大ロボや格闘家の使うような技ばかり出してきたキュアラブリーの、ほぼ初めての女の子らしい技だった。
- 「悩み苦しみながらもみんなの幸せを願う」という自分のイノセントな気持ちを確立しためぐみは元気を取り戻し、プリカードでの願いには新たに「みんなが幸せになるお願い」をすることに決めた。
- ブルーと二人で話をし、うれしい気持ちが高まってブルーに抱き付くが、その現場を誠司が陰から見てしまっていた。さらにその姿を鏡を通じてみていたクイーンミラージュから、「愛から生み出されるのは幸せじゃなく不幸よ」と、波乱が生じることを示唆するシーンで締めくくられた。
■第37話
- ぴかりが丘のハロウィン祭りのため、プリカードでハロウィンに合った衣装にチェンジ。ハロウィン祭りを楽しもうと意気込む。
- ぴかりが丘ハロウィン祭りでの定番である「半分こにして二人で食べると二人で幸せになれるかぼちゃのケーキ」を、誠司から分けてもらい二人で食べる。「昔は半分でも多かった。今はペロリ」と、毎年誠司とこのイベントを行っているらしい。
- 「僕はみんなを幸せにしないといけないのに、僕は幸せをもらってばかりだ」と告げるブルーに対し、「そんなことないよ、私、ブルーといるだけで幸せだよ」といい、いい雰囲気になる。
- その雰囲気を誠司とひめに目撃されており、誠司はブルーに対して嫉妬心を抱いていた。
- 「君の幸せを祈っている」とブルーからかぼちゃのケーキを差し出されるが、照れてしまい「飲み物取ってくる」とその場から離れる。ブルーといると緊張してしまうらしい
- ひめからは「めぐみってブルーの事が好きだよね」と評されるが、いおなからは「自分では気づいていない」「恋愛の好きじゃなくて親戚のお兄さんが好きって感じ」と言われる。めぐみの本心はやはりわからないままだが、ブルーに対して特別な気持ちを抱いているのは間違いない。
- ディープミラーからの「使えない」発言や新幹部の登場で立場が危うくなり、手柄を立てようとするオレスキーが祭りを襲撃しサイアークを呼び出したので出撃。しかしオレスキーが窮地に立たされていることを察したので、敵なのにお悩み相談をしようとする。
- 一番にこだわるオレスキーに対し「なんで一番じゃないとダメなの?」と詰め寄る。「一番でないとだれも見向きもしてくれなくなる」と本音を漏らしたオレスキーに「もうこんな戦い止めよう!かぼちゃのケーキ半分こして、一緒に幸せになろう」と説得。
- ハピネスビッグバーンをサイアークのみならずオレスキーにも直撃。「一番じゃないといけない」重圧から解放させ幸せな気持ちにさせる。「一番より、みんなで一緒にハロウィンしよ!」
- とうとうオレスキーの浄化に成功したかと思いきや、ハピネスビッグバーンを打ち破るエネルギーにより阻止された。そこに現れたのは封印されていたはずのキュアテンダーで……!?
■第38話
- 前回からの続きで、ハピネスビッグバーンを打ち破った幻影帝国の新幹部となったキュアテンダーと対峙。長くタブーだったプリキュア同士の戦いとなった。
- ブルーを傷つけ、「愛など幻、あの神の言う事など所詮きれいごと!」と言い放つテンダーに対し、「私はブルーと出会えていいことばかりだよ!幸せハピネスだよ!」と言い返す
- さらに鏡を通して戦いを眺めていたミラージュに対し「ブルーは今でもあなたを大切に思っている!」とブルーの本心を教え、「誰にだって大切な人がいるのよ」と告げる。その言葉にテンダーの封印されていた記憶が呼び起されてきた。
- それでもミラージュに諭され、再び臨戦態勢を取るテンダーがフォーチュンに対し放ったエネルギー波を、フォーチュンをかばって背中に受け大ダメージを負う。しかしその姿は、かつてテンダーがファントムの攻撃からいおなをかばって封印された過去を思い出させ、ミラージュによる洗脳を解くきっかけになった。
- 姉を救いたいといういおなの強い思いによってドレッサーから新たな力が与えられ、イノセントフォームでの合体技「イノセントプリフィケーション」を発動。歌をワンフレーズ歌ってから光の矢になって相手を浄化する前代未聞の技だった。
■第39話
- 前話と今話の間に起きた戦闘でのまりあことキュアテンダーの活躍に惚れ惚れで、まりあにベタベタ引っ付いた。
- 「ずっと一人っ子だったから、お姉ちゃんが欲しかった」という
- 最後のいおな主催の特訓では9話では特訓後17回までしか出来なかった腕立て伏せだが、この時はゆうこより腕立てのペースが速く普通にこなしていた。
- 戦闘時、サイアークの懐に潜り込んでラブリーライジングソードで居合切りを放つ。「空手VSカンフー」の格闘技対決の様相を呈していた今回の戦闘に剣技を持ち込んだ
■第40話
- 学校に行く前に、ゆうこといおなの三人でひめを大使館に迎えに行く。このお迎えは、少なくともいおな加入前からやっていたようだ。
- 「自分の人生も大事にするべき」とのブルーの助言をうけ、学校では苦手なはずの勉強を苦戦しながらも頑張っていた。
- いおなと海藤がいい雰囲気になったところを、ひめと一緒にリボンのモノマネでからかった。
- 休日、大使館に遊びに行き、そこで全員そろったのでみんなでピクニックに行く。そこで平和な日常を満喫し、ハピネスを感じ取る
- そこに、クイーンミラージュから「最後のチャンス」を与えられたオレスキートリオが襲来し、大量のサイアーク軍団を召喚して総攻撃を仕掛けてきたので、プリキュア史上類を見ないほどの無双を開始(以下、多少時間軸が前後します)
- まずラブリーブラスターでサイアーク数十体を黒焦げにする。
- 次に一体のサイアークを天高く蹴り上げ、宇宙をバックにガイナ立ち。その姿に慌てふためくサイアークにラブリーハートスタンプを直撃させ、隕石のごとくハート型エネルギーを落下させた上、地上にいる巨大サイアークに直撃させる。
- そして巨大サイアークへの一斉攻撃でトリを務め、グーパンチで文字通り粉砕。
- この回はラブリーのみならず、チーム全員が無双状態(しかも通常形態で)であり、数十体のサイアーク軍団があっという間に壊滅してしまう。この強さを鏡を通してみていたブルーは、彼女たちの成長を見て「幻影帝国でも戦える」と確信した。
- ナマケルダ「まったく、勝つのが難しすぎますぞ」
- あまりの強さに勝機をまったく見いだせないナマケルダ、悔しがるホッシーワ、憤慨するオレスキー。「なぜおまえたちはそこまで強くなったのだ!」という問いに、「それは私たちが、みんなの幸せを守るために戦っているからよ!」
- そしてとどめにイノセントプリフィケーションをオレスキートリオ三人にも直撃させ、再び三人そろって浄化しようとするが、トリオが何とか戦線から離脱したのでまたも未遂に終わった
■第41話
- クイーンミラージュがついに自ら動き出し、世界中にサイアークが溢れる。ブルーとハピネスチャージプリキュアはミラージュを止めるためについに幻影帝国に突撃。シャイニングメイクドレッサーの加護を受けたプリキュアたちは帝国内でも全く力が減衰せず、ラブリーはラブリーブラスターで騎士型サイアーク3体を融解させた。
- ただし溶けたのは外装の鎧だけで、その中からサイアークの素体が現れている、日曜の朝にスプラッタな場面を見ることはなかったようだ。
■第42話
- クイーンミラージュの居城に突入。入口を固めていたチョイアーク軍団を仲間たちとのフォームチェンジ技のコンボでなぎ倒す。
- ミラージュのいる謁見室に向かう中でオレスキートリオにたちふさがれ、プリンスセス、ハニー、フォーチュンの三人がトリオを足止めする役目を担い、ラブリーとブルーと妖精たちは先に進む。
■第43話
- クイーンミラージュの執務室の前にたどり着いたラブリーとブルー。説得しようとするラブリーだがミラージュは聞く耳もたずブルーを魔法のリボンで拘束。彼の目の前でラブリーをいたぶり殺して最大級の絶望を与えようとしているのだ。ついにミラージュとラブリー、「不幸」と「愛」の最終決戦が始まった。
- 初手からいきなりライジングソードを無詠唱召喚して「あなたが何をしたって幸せは絶対に消せない」と宣戦布告。やる気マンマンだったが…
- 圧倒的なパワーでミラージュはラブリーを圧倒。何度やられても立ち上がるラブリーだったが、むしろそのたびに殴り倒され、痛々しいばかりの姿となる。
- そして、その様子を魔法の鏡で眺めてニヤリと笑う謎の人物が一人。「よく持ちこたえたが、そろそろジ・エンドか。」
- ついにピクリとも動かなくなり床に放置されたラブリー。勝利を確信したミラージュはラブリーに優しい笑顔で嬉しそうに語り掛ける。「感じる? 世界の悲しみの涙を。世界が不幸につつまれていく姿を。私の願いが、叶うのよ」
- その言葉に、ラブリーは黙っていられない。力尽きたはずの彼女は立ち上がり、鋭い眼光でミラージュをにらみつける。「違うでしょ? あなたの本当の願いは……」
- 「わたしはあなたの攻撃を受けて、あなたの本当の気持ちが… その思いの強さが分かった。本当はブルーのことが好きで好きでしょうがないってことが!」
- 当然、ミラージュはそんなラブリーの言葉を否定。「お前に何がわかる!」
- 「わたしには、あなたの悲しみが… 苦しみが分かる。だって……だって…… わたしも、ブルーのことが大好きだから!」
- ついにここにきての大告白。だがミラージュは、お前がブルーをどれだけ愛してもブルーはお前を特別に愛しはしない、とラブリーをさげすむ。
- しかしラブリーは、そんなことは理解していた。ラブリーが許せないのは、ミラージュが過去に感じた幸福と自らの愛を、偽りの幻想として否定していることだ。自分は、ブルーとともに過ごした時間と幸福な思いは否定したくない。
- 「ブルーの幸せにはあなたが必要なの! あなたじゃなきゃダメなの! 私はみんなに幸せになってほしい。ミラージュ、あなたにも幸せになってほしいの。誰かが不幸でいるのに、幸せなんて感じることはできないの!」
- これらの台詞を怒ったようにまくしたて、イノセントフォームにチェンジする。この戦いでのめぐみは綺麗な博愛精神などでは動いてはない。ここにあるのは「不幸な現実」なんて見たくないという現実逃避にも等しいワガママだ。
- ミラージュが「世界を不幸に染め上げる」という憎悪を狂気と呼ぶなら、めぐみの「世界を幸福に染め上げる」という妄執も同じくらい狂気じみているだろう。二人は鏡合わせの同じような存在なのだ。誰かのためでなくあくまで自分のための本音をさらけ出すラブリーの姿に、ミラージュは自分もキュアラブリーのような愛を恐れない生き方もできたのではないかと心が揺らぎ始める。
- だがそこでディープミラーが干渉してきて、ミラージュの中の憎悪を増幅させる。暴走状態になったミラージュは世界すべてを燃やしつくさんと身体から炎熱を発しながらラブリーを攻撃するが、それはミラージュ自身を灰に帰しかねない。ラブリーはミラージュを抱きしめ、すべての力を振り絞って彼女の炎熱を吸収する。それはラブリーに多大なダメージを与えるが、ラブリーは肩で息をつきながらも笑顔で語る。
- 「ミラージュ、あなたは強い! それは愛する力が残っている証し。その力があれば、幸せは必ずあなたのもとへ戻ってくる!」
- ミラージュはラブリーの愛と幸福への揺るぎない信念に恐れをなし、力つきかけているラブリーを消し去ろうと衝撃波を放つが、そこに仲間たちがかけつけて攻撃を打ち消す。
- そして、万感の思いを込めたイノセントプリフィケーションをミラージュに浴びせかける。ミラージュの暴走状態は解除され、それと同時にブルースカイ王国の住人とプリキュア墓場のプリキュアが解放される。これは、ミラージュが敗北を認めた証。ここに戦いは決着を見せた。
- 戦う力をすべて使い切り呆然と座り込んでいたミラージュに、ブルーが近づき、彼女に自分の本心を告げ、キスをする。300年ぶりのようやくのケジメである。その姿にめぐみは本当に良かったと笑いながら涙を見せる。その涙は嬉しさからでたものか、苦しみから出たものなのか・・・
■第44話
- ミラージュの敗北によりブルースカイ王国は解放され、世界中の人々に笑顔が戻ったが、その中でめぐみ一人の心だけが沈んでいた。めぐみはブルーに対する失恋から、まだ立ち直れていなかったのだ。
- そんな彼女の心を知ってか知らずか、ひめ・ゆうこ・いおなが祝勝会のパジャマパーティのお誘いにやってくる。ぎこちない笑顔で取り繕うめぐみだが、いつの間にかひめのテンションに引きずられ、『神様の悪口大会』に突入。
- それでも心が晴れず、まんじりともせずに朝を迎えためぐみを、今度は誠司が遊びに誘う。楽しいひと時を過ごすも、その笑顔が本心からのものではないと見抜いた誠司は、「人の幸せばかり考えていないで、俺の前くらいでは本当の事を言ってくれ」と声をかける。その優しい言葉に張り詰めた糸が切れためぐみは、みんなが幸せを取り戻して嬉しくてたまらないのに、同時に胸が苦しくて切なくて悲しくてたまらないという矛盾した心の内を打ち明ける。めぐみの悲しみを生み出してる原因は言うまでもない。今までみんなの前で無理して笑顔を浮かべていたが、堰を切ったように声を張り上げて泣きじゃくった。
- 「わたし、うっ… 失恋しちゃった…… うっ うっ…… うあぁぁぁぁああ!!!!」
- ところが、そのめぐみの大きな嘆きはミラージュを影で操っていた真の黒幕・レッドに嗅ぎつけられる。誠司がジュースを買いに行った隙に赤いサイアークが出現し、キュアラブリーに変身して迎え撃っためぐみの耳に、レッドが甘い言葉で囁きかける。「なぜみんなが幸せで自分だけはそうでないのか、お前は後悔している」「この世界をお前が望む世界にするのだ。そうすればお前は幸せになれる」失恋で弱っていたその心に、レッドの赤い水晶が食い込んでゆく。そしてラブリーが憎しみの虜になったかと思われた時・・・
- 「めぐみーっ!!」誠司の絶叫がその耳に届く。同時に仲間たちの笑顔が脳裏をよぎり、我を取り戻したラブリーは、レッドの呪縛を振り切って憎しみの赤い水晶を引き抜いた。「このままではお前は永遠に苦しみ続けることになる、幸せになりたくないのか」となおも誘惑しようとするレッドに、「世界を壊さなきゃならない幸せなんて本当の幸せじゃない。私はみんなと一緒に幸せを探していきたい!」と立ち向かう。
従来型よりはるかに強い、赤いサイアークの猛攻でボロボロになりながらも、なおもラブリーは叫ぶ。
「私は絶対弱い心には負けない!キュアラブリーは無敵なんだから!!」
- しかし遂に力尽き倒れたラブリーを、プリンセス・ハニー・フォーチュンが救った。頼もしい仲間がいることで気力を取り戻したラブリーは、イノセントプリフィケーションで赤いサイアークを浄化する。
- 戦いが終わり「まだ大丈夫じゃないけど・・・大丈夫!」と、ようやくめぐみにいつもの元気と笑顔が戻る。しかしレッドが次の標的を誠司に定めたことを、めぐみは知る由もなかった。
■第45話
- 前回の件を大使館でブルーに報告。「あの時は体が思うように動かなくて、怖い人に邪悪なことばかり言われて… 誠司がかけつけてくくれたおかげで助かったんだ」
- 何者かよくわからない敵が動いているなら外出はやめた方がいいという意見も出たが、今日はひめが楽しみにしていたクリスマス会。ひめの強引な勢いでプリキュア4人と誠司は結局遊びにいくことに。
- まずはおおもりご叛でランチとプレゼント交換会でマフラーを女子みんなでわたしあう。めぐみはそれとは別に誠司のためにマフラーを用意していた。
- 夕方に、他の仲間たちへのクリスマスプレゼントを買いに繁華街へ。皆で買い物を楽しんでいるとき、めぐみは誠司に一人だけ呼び出され、先ほどのプレゼントのお返しにテントウムシのブローチを渡された(今ここで買ったもの)。
- だがめぐみは申し訳なさそうな顔。いつも誠司に助けられてるお礼でプレゼントしたつもりだったのに、逆に誠司に気を遣わせてしまったと思っているのだ。誠司はめぐみに「俺だってめぐみに助けられてる」と反論。
- 「テントウムシは幸せを運ぶ虫なんだ。めぐみはいつも他人の幸せばかり考えているけど、めぐみだって幸せにならないとな」
- そこまで言われたらさすがのめぐみも好意を素直に受け取ることに。マフラーにブローチをつけて「似合う?」とドヤ顔。しかし繁華街の広場にサイアークがまた現れて暴れだす。めぐみはそれを退治すべく広場へ向かった。
- サイアークの気配を察知してブルーやリボンたちも駆け付ける。前回のようにまたあの赤い男が現れるかと危惧していたが、今回はいつものパターンでサイアークを順当に浄化できた。
- だがこのサイアークは、誠司からプリキュアたちの目を離させるためのオトリとして作られたものだったのだ。一人になった誠司の前にレッドが現れ・・・・
- 戦闘終了後、レッドが皆の前に現れる。「ブルー! 再会を祝し、今宵お前に最高の不幸を贈るとしよう。そして思い知るのだ。愛や希望などというものは単なる幻想にすぎないということを!」
- レッドが手をかざすと、影から一人の戦士が召喚される。それは、まごうことなき誠司の姿をしていた。
■第46話
- 誠司がレッドの与えた「憎しみの結晶」に取り込まれて悪の戦士に成り果てたことにショックを受けるラブリー。「お前の愛を、消す!」と鬼気迫る気迫でラブリーに攻撃してくる誠司にはじめは躊躇していたラブリーだったが、ブルーが「誠司の胸に露出している憎しみの結晶を砕けば正気に戻せる」と教えられてからは、容赦なく誠司に攻撃しだす。
- だが、仲間たちのフルパワーを乗せても憎しみの結晶は砕けない。それどころか強力なバリアーで何度攻撃しても跳ね返されてしまう。徒労感に膝をつき、「元の誠司に戻って!」と絶叫するラブリー。だがレッドは無駄だと嘲笑し、そもそも誠司が憎しみの結晶に取り込まれたのはめぐみたちの側にいたからだと暴露する。
- レッドがいうには、誠司はめぐみ、そしてその仲間たちを常に支えてきたが、誠司の本当の気持ちを誰も掬い取ろうとはしなかった。誰にも言えない気持ち。憎しみの結晶はそんな誠司の心の影に反応したのだという。めぐみは初めてここで誠司が自分に恋心を感じていたことを理解できたようだが、同時にそれを自身が見ないようにしていたことが誠司をこんな目にあわせたことに大きなショックを受ける。
- 誠司の猛攻によって変身解除状態になるプリキュアたち。ラブリーはなぜそこまで私たちを憎むのかと叫ぶが、レッドはもはや語る必要もあるまいと地球を絶望の沈めるために赤い惑星を召喚。そこから無数の赤いサイアークが地球上に降り立ち、世界はまたたくまに危機を迎える。
- このまま素直に絶望を受け入れるか、無様に抗うかをお前たちが決めるといいと赤い惑星へと姿を消すレッド。誠司もそれについていった。誠司も救えず、世界のピンチにどうしようもなくなった自分たちの無力さに打ちひしがれ号泣するラブリー。そこに降下してきた赤いサイアークが攻撃してくる。変身解除状態で戦意を失ったラブリーは避けることもできない。仲間たちも誠司に受けたダメージで動く事もできない。
- 「全部、私のせい。私が誠司のことを考えてあげればきっとこんなことにはならなかった。ごめんね。誠司……」
- 全てを諦めて絶望に沈むラブリー。そこに振り下ろされるサイアークの一撃。だが、一陣の光とともに天から舞い降りた伝説の戦士の拳がそれを防ぐ。
- 「なぜ、諦めるの! なぜ、顔を背けるの! あなたたちが助けたい人ってその程度の人なの!? 誰かのためを思う力の強さ、それを私に教えてくれたのはあなたたちのはずよ!」
- 厳しくも頼もしい言葉でめぐみを叱咤する彼女こそ、世界最強と謳われたプリキュア、キュアテンダーであった。
- 「奇跡は待っているだけじゃ産まれない。誰かを助けたい、その思いがあるならば、その奇跡は、あなたち自身の手で起こすのよ!」
- 闇に堕ちてなお立ち上がったテンダーだからこその魂の叫びに、ラブリーも戦意を取り戻す。
- 「そうだよね…… 私はやっぱり、元の誠司にあいたい。たくさん言わなくちゃならないこともある。だから、このまま諦めることなんてできない! 誠司も、そしてこの世界も!」
- そしてイノセントフォームにチェンジ。さらにテンダーとともにかけつけてきてくれた世界のプリキュアの力を借りて、赤いサイアークを見事撃破。そして、誠司を取り戻すために赤い惑星へと向かう。
■第47話
- 赤い惑星へ向かって飛行中、誠司と空中戦に。誠司の胸の結晶を壊すには、まずは結晶を守っているバリアーを突破する必要がある。仲間たちが誠司の動きを止めているときにラブリーがバリアを砕くという作戦になる。
- 自身の身長の100倍を超えるラブリーパンチングパンチを召喚して誠司に大重量をぶつける。圧死の危険を感じた誠司はバリアを強化するが、ラブリーは手を一切緩めずにさらに重力を増してバリアを破壊。さらにその勢いを保ったたまま誠司を赤い惑星の地面に容赦なく叩きつけ、結晶を破壊しようとするが・・・・
- それでも結晶は破壊されず、誠司は憎悪の表情で立ち上がる。その場に現れたレッドはラブリーに無駄なことだと突きつける。憎しみの結晶は神であるレッドが生みだしたもの。いかにプリキュアでも物理的な力で破壊することはできないというのだ。
- 「お前に残された道は二つ。倒すか、倒されるか。どちらを選んでも行き着く先は絶望。それが……愛の結末だ」
- もはやラブリーの状況は詰んでいる。助けたい相手に憎まれ、どちらかが倒れるまで戦いを強いられる。この地獄からは抜け出せない。そしてラブリーもそれを認めざるを得ず「あなたの言う通りだよ、レッド」とそれを真顔で肯定する。
- しかしこれはラブリーが絶望に沈んだというわけではなかった。ラブリーは誠司の「本当の気持ち」を聞くために、そして自分の「本当の気持ち」を伝えるためにここにきた。ならば、今の憎しみに囚われた誠司の存在を否定せず、あえて彼の憎しみに正面から向き合いたい。なぜなら、誠司が今とらわれている憎しみだってラブリーの知らなかった誠司の本質の一つなのだから。誠司がそんなにわたしと戦いたいならば、自分もその流儀で思いを伝えよう。
- 「わたし、やるべきことは決めてきたんだ」 笑顔で戦意をたぎらせながらファイティングポーズをとり言い放つ。「言葉じゃなくていい、思いっきりぶつけあおう!!」
- そして、前代未聞の肉体言語での告白が始まる。「遠慮はいらないよ、誠司! わたしだって伊達にプリキュアやってないんだから!」「だけど、わたしがあるのは誠司のおかげ」「わたしがプリキュアになるずっとずっと前から、誠司がわたしのことを守ってくれてたから!」
- この状況にはレッドも激しく困惑。「俺の意のままに2人は戦い合っているというのに、なぜこんなにも心がいらだつ!?」「なんだこの不愉快な感覚は!?」
- 激しい殴り合いの果てに、誠司は憎しみの業火をそのまま巨大な火球としてラブリーに放つが、ラブリーはそれを全て受け止め、吸収。そしてカウンターでピンキーラブシュートを放ちながら誠司のもとに突撃。そのまま抱擁し、自分の本音を告げる。
- めぐみは愛とは自分以外の誰かを好きになったり助けたいとする思いのことで、それはとても特別な感情だと考えていた。だが、めぐみにとって誠司は自分の半身であるがゆえに「誰か」ではなかった。「みんなの幸せが自分の幸せ」はめぐみの矜持。でも誠司は「みんな」ではなく「自分」の一部なのである。だが、誠司がいなくなったことでめぐみは生まれて初めての喪失感に苛まれる。特別でも何でもない、自分にとって当たり前のものは、失われることもある、尊いものだったのだ。愛乃めぐみという人間の一部が誠司によってできているなら、それは誠司の愛によって自分が作られていたことを意味する。これは、計り知れないくらいの奇跡である。そしてそれは誠司だけではなく、めぐみの周囲の家族や友人たち、そして何気ない日常の時間にさえも言えることだ。自分は、あらゆるものの愛を受けて初めて成り立ってる。
- 「誠司… ありがとう。いっぱい……いっぱい…… 愛をありがとう」「わたし、自分の願いを見つけたよ。わたしの願いは、ぴかりが丘でみんなと幸せに暮らすこと。友達と家族と… 誠司といっしょに生きていくこと」
- その言葉に、結晶から誠司の少し呆れた声が響く。「もう、叶ってるじゃないか」 それは幻聴ではない。ようやく、二人の思いは通じたのである。誠司自体はもう抵抗する意思はない。駆けつけてきた仲間たちととこのイノセントプリフィケーションをあびせかけて憎しみの結晶を浄化。誠司を完全に取り戻したのである。
- 「最高に、幸せハピネスだよ!」
■第48話
- 遂にレッドと直接対決。しかし、神の名は伊達ではなく、イノセントプリフィケーションが通用せず、逆にイノセントフォームを解除されてしまう。更にエターナルゲージでプリンセス、ハニー、フォーチュン、そして自分を庇って誠司やリボン、ぐらさんまでもが封印され、絶体絶命の危機に追い込まれてしまった。
- そしてめぐみはレッドの憎しみを、絶望を知る。彼も嘗ては赤い星に生きる者たちを愛していた。だが、それも虚しく遥か昔に赤い星は滅んで荒廃し、今ではレッド唯一人。しかし、ブルーが守る地球は今も青く美しく輝いている。レッドはそれに逆恨みしていたのだ。
- 「理不尽だろ?腹が立つだろ?」「俺を恨め!俺を憎め!」と詰め寄るレッド。だがそれでも、「私は貴方を助けたい」とめぐみは譲らなかった。そんなめぐみをレッドは突然抱きしめ「俺を愛するというなら、俺とともに滅んでくれ」と悲しげにつぶやいた。しかし、「一緒に消えても、貴方の苦しみは消えない」と突き放し、「貴方の本当の望みは何?」と問いかける。
- めぐみの説得に耳を貸さず、「愛は無力」と言い放ち、止めを差そうとするレッド。だがその時、キュアテンダーやキュアミラージュ、アロ~ハプリキュアを始めとする世界中のプリキュア、ブルー、ひめ、ゆうこ いおな、リボン、ぐらさん、そして誠司の心から生まれた小さい愛の光が集まった事で、赤い星に美しい風景が蘇り、新たなプリカードが誕生する。
- 「愛は、心から生まれる……一つ一つの愛は小さくて、力も弱いかもしれない……でも、小さな愛が集まって、繋がって、大きな愛になるの!愛は幻じゃない。みんなの愛が、あたしに力をくれる!」
- 「この力で守りたい、みんなの思いを!貴方の愛を、守りたい!!」
- 世界を救うため、そしてレッドの心を救うため、新たなプリカードでフォーエバーラブリーに変身。 多くの人々の思いを乗せて、最後の戦いに挑む。
■第49話(最終話)
- フォーエバーラブリーがただ変身しただけの余波によって封印されていた仲間たちが解放され、その力を見せつける
- だが、レッドも負けてはいられない。フォーエバーラブリーが地球に住まうものすべての愛が集まったものというなら、ラブリーさえ倒せば愛の無力さを完膚なきまでに証明できる。小細工なしの真っ向勝負をラブリーに挑む。
- 陸で空で二人の戦いは続くが、互角のまま決着がつかない。拳を重ね合わせる二人の拮抗した戦い。そんな中でラブリーはレッドに語りかける。ラブリーは地球を滅ぼそうとするレッドを糾弾することはせず、ただ、そんなことが本当にあなたの望みなのかと問いかけた。しかし、レッドは聞く耳もたない。
- 「愛からいろいろ生まれると言ったな。勇気 優しさ 希望…… だが! 勇気は徒労に終わり! 優しさは報われず! 希望はくだけちる! 望もうと望むまいと滅ぶのが運命。最後には何もかも消え失せる! この世界に永遠などないのだ!」
- 苦悩の表情で殴りかかるレッドの攻撃をラブリーは受け止めつつ、安心したような優しい笑顔を見せる。「あなたは優しいね。滅びた星を忘れずにずっと思い続けるなんて。それって、とっても強い愛だよ!」
- レッドの本音は理不尽な逆恨みであるが、ラブリーは逆にそこにこそ愛を見出した。憎しみは愛あってこそ生まれるもの。そう考えるラブリーのありかたは、クイーンミラージュやダーク誠司との戦いのときにも共通するもので、ここでもブレていなかった。レッドの愛を感じ取ったフォーエバーラブリーはその喜びにさらに力を増し、レッドをついに圧倒する。そしてラブリーは、レッドに優しく抱擁して語りかける。
- 「もう一度、愛を信じて。幸せになることを諦めないで」
- そして最後の決め技「プリキュア・フォーエバーハピネスシャワー」をレッドに浴びせかけ、戦いを完全に決着させる。ラブリーから放たれた暖かな光は地球全土にも届き、赤いサイアーク、チョチョイアークをすべて浄化させた。
- 憎しみさえもそこに愛を見出すラブリーのあり方に、レッドは戦意を完全に失い、敗北を認めた。そしてケジメとして、ラブリーのいう「幸せ」は自分にとっては何なのかということに答えを出す。それは、時間がかかってももう一度この惑星を命あふれる星にすること。だが、それでもかつて愛した者たちが戻ってこない悲しみは消えようがないのも事実。取り戻した愛を悲しみが再び塗りつぶさないようにするためには、支え合う誰かが必要だ。自らの経験からそれを知るブルーは、レッドを支えるために彼とともに惑星レッドの生命創造に携わることを決意する。
- それは地球を守る神であるブルーが地球からいなくなることを意味する。しかし、ブルーはこれまでのプリキュアたちの成長と活躍を目の当たりにし、人間は自立を成し、神は不要だと判断したのだ。そしてハピネスチャージプリキュアの4人と誠司に、自らの気持ちだとして餞別として「愛の結晶」を一つずつ渡した。これをどう使うのかは本人たち次第……
- 数日後、平和になったぴかりが丘でみなでこころの歌を合唱しながら登校。
- 「今日も ぴかりが丘は平和〜」「明日も」「明後日も」「平和〜」「幸せと〜」「ハピネスが〜」「愛を生むのです〜」
- かつてひめと初めて出会った階段で、愛の結晶の使い方を皆で語り合う。ひめはめぐみのときみたいに新しい友達を作るために使うと張り切っているが、めぐみは「大切な人ができたら、わたそうかな」ということ。それを聞いた誠司も「オレも同じだ」。それを聞いためぐみは、誠司にいつも見せる自然体の笑みでつぶやいた。
- 「そっか、同じだね」
特別出演
■HUGっと!プリキュア第36・37話
- 36話では同作の敵キャラドクター・トラウムが開発した発明によって時間が止められ、ひめたちとともに動けなくなってしまう。
- 37話でははぐプリメンバー達の復活によりキュアラブリーで登場。仲間たちとともに彼女たちに助力していく。また、花海ことは/キュアフェリーチェ(「魔法つかいプリキュア!」)以降の後輩のプリキュア戦士12人(花海ことは(キュアフェリーチェ)から「キラキラ☆プリキュアアラモード」の6人にルールー・アムール(キュアアムール)(HUGっと!プリキュア)まででの約12人。)12人と初共演をした。
■ひろがるスカイ!プリキュア第15話
- ヒロガリズムEDのダンスに、ついに日替わりで登場する歴代プリキュアの第13話でのミラーパッドの変身シーンのみに映った十六夜リコを含め入れてついに10番手として登場。また同時に「NewStage3」版のプリキュア・メモリを歌い、同時に「ハピプリ」の第34話までのオープニング前の10周年記念メッセージに登場をした歴代メンバーの先陣を切る。(10周年記念メッセージでのラブリー率いるハピプリのメンバーは上記の通りにシリーズの通算500回記念の第14話の時に専用のTシャツを着ていながら4人全員での登場をしていたのだが。)。
映画
■NS3
- 居眠りしてしまいひめにいたずら書きされる。
- 実は妖精の力で眠らされており、そのことに気付いたブルーがひめや相田マナ達ドキドキプリキュアをめぐみがいるとされる夢の世界に送り込む。
- その世界でめぐみは子供たちに混じって遊んでいたが、やってきたひめ達に手を振ろうとした途端載っていた空飛ぶ魚から落ちてしまい、地面に激突する寸前にマナに助けられる。
- 直後マアムが現れ悪夢獣を召喚しドキプリメンバーと交戦。この時めぐみとひめは変身せずに傍観していたが、ドキプリメンバーは悪夢獣を倒しきれず彼女らと共に元の世界に送り返される。
- 翌日、リボンからドキプリメンバー以前の先輩プリキュア達がすべて眠らされていたことを知らされ、ひめとともに夢の世界に向かう。
- 忍者に変装して夢の世界に潜入したが、すぐにマアムに見つかり立ち向かおうとしたがすぐに敗北しひめやグレル&エンエンとともに牢に幽閉される。しかしユメタがひそかに鍵を渡してくれたおかげに牢を抜け出した。
- その後マアムに見つかり悪夢獣を召喚、ひめとともにプリキュアに変身。奮戦するが徐々に不利になっていく。
- しかし夢の世界を自力で抜け出した33人の先輩プリキュアが合流、ドキプリメンバーと共闘する。その戦いでチェリーフラメンコにフォームチェンジ、「プリキュア・パッションダイナマイト」で周囲の悪夢獣を一掃、ドキプリメンバーの称賛を受ける。またマアムに対して「ラブだねぇ」と評する。
- しかし悪夢獣が合体して巨大化、プリキュア達は捕獲されてしまうがすぐに逆転して先輩プリキュアがチームごとに足を捕まえ、プリンセスと共に決め技を放ち駆けつけたキュアハニーの支援もあり巨大悪夢獣を倒した。
- 事件解決後、先輩プリキュアが元の世界に帰っていくのをプリンセスやキュアエコーと共に見届け、「これにて幸せハピネス」と締めた。
- ラストは先輩プリキュア達と共に記念撮影していた。
- 物語序盤において幼稚園で人形劇を演じた後あるバレリーナ人形を見つける。そのバレリーナ人形は「つむぎ」と名乗りひめたちとともにドール王国に招待される。
- ドール王国に到着するとサイアークが襲撃しめぐみたちは変身、戦闘になるがサイアークは消えてしまった。
- その後ドール王国の住人の歓迎を受け舞踏会に招待され、そこで誠司と踊る。
- ブラックファングとの戦いでつむぎが現れ彼女になじられショックを受けるが、プリンセスたちの叱咤激励で立ち直り再戦に挑む。
- しかしブラックファングの実力は相当なものでラブリーたちは苦戦を強いられるが、どうにか黒い繭に閉じ込められたつむぎのもとにたどり着き彼女に謝罪しつつ「誰かを助けることはやめられない」と心情を吐露する。
- これでつむぎが改心し一件落着…と思いきやブラックファングはさらにパワーアップ、仲間は次々と倒されてしまう。ミラクルライトの効果も届かず絶体絶命の状況に陥るが、シャイニングメイクドレッサーが出現、ラブリーはスーパーハピネスラブリーにパワーアップし仲間とともに合体技「プリキュア・ミラクルラブモーション」でブラックファングを倒す。
- ラストはひめたちとともにつむぎのバレエを鑑賞する。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身する前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアラブリー』のタグを付ける行為は、変身後の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身後の姿しか描かれていないイラストに対して、『愛乃めぐみ』等の変身前の姿のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
プリキュア ハピネスチャージプリキュア! 相楽誠司 白雪ひめ 大森ゆうこ 氷川いおな
カップリングタグ
つぼめぐ えりめぐ みゆめぐ マナめぐ まこめぐ 誠めぐ/拓ゆい