「もう、ぶっちゃけありえな~い!」
概要
『ふたりはプリキュア』『ふたりはプリキュアMaxHeart』の主人公。キュアブラックに変身する。パートナーは妖精・メップル。口癖は「ありえな~い!」。
ベローネ学院女子中等部に通う中2。続編『MaxHeart』で3年に進級。
誕生日は1990年10月10日、星座は天秤座、血液型はO型。生年月日が明確に設定されている主役キュアでは(当然ながら)最年長であり、近年の主役キュアである野乃はなとは実に15もの年齢差(計算すると、なぎさ現役時代最終年に、はなが生を受けたこととなる)があり、彼女が順当に加齢していれば、令和を迎える頃には30代を迎え、早ければ、既に自身の子を儲けているであろう年頃を迎えていることになる。
そのことから、本来、彼女 - 北条響までの前半世代の主役キュアと春野はるか以降の新世代主役キュアは実際は互いの生年月日が大きく離れていることとなり、プリキュアとなっていなければ、中学生の姿でお互いに巡り合う機会は全くなかったと思われる。
部活ではラクロス部に所属。1年時はエース候補、2年でエースとして活躍。3年次からはキャプテンを務める。
ダジャレ好きの父・岳としっかり者の母・理恵、そして生意気な弟・亮太との4人家族。
それまではごく普通の中学生であったが、メップルとの偶然の出会いをキッカケに巻き込まれる形で伝説の戦士「プリキュア」としてドツクゾーンの刺客達と戦うこととなってしまう。
そしてその縁で、それまで接点が全くなかったクラスメイト・雪城ほのかと関わり合う様になる所から物語が始まる。
外見・性格
勉強が苦手で運動が得意という典型的な体育会系少女。そのスポーツも得意不得意に偏りがかなりあり、スキーやスノボーやアイススケートや水泳といったシーズンスポーツは苦手で、おまけに筋金入りのカナヅチ(本人いわくトンカチ)。
だが、NA2でほのか。ひかりと一緒に逃げている際に、「この間のテストでトップ取っていたのにー!」といっていたので、やらず嫌いで、やれば出来るタイプであると思われる。
運動が得意で身体能力が高い割には何故か飛んで来た物や障害物等を避けられず、顔面にそのまま直撃する頻度が高く、それは後輩の桃キュア達に受継がれている(特に星空みゆき・宇佐美いちかの頻度が高い)。
ことわざをたまにいうことがあるが、大体は間違えて覚えているため、ほのかに突っ込まれている。
茶髪のショートヘアは、ラクロス部の活動の時には前髪を縛ってちょんまげとしている。
ボーイッシュ系の美人という容姿や明るい性格、スポーツ万能ということから女子からは人気がありラブレターを頻繁にもらっているものの男子にはさっぱりモテない様子。
家では、弟の亮太が軽口を叩く度にプロレス技をかけるのが日常茶飯事となっている。
好きなTV番組は時代劇。また、かつては『機動戦隊バトルレンジャー』のファンで、食玩等の関連商品も集めていた。
負けん気が強く、一見男勝りの様に見えるが、実は対人関係について繊細で奥手。
なぎさは人間嫌いという訳では決してなく、気楽に付合える友人も多いのではあるが、相手を傷付けたり、逆に傷付けられたりすることを極端に恐れてなのか、知人友人の心の奥に触れる敏感な話題を避けたがる傾向がある。
プリキュアの相棒であるほのかに対しても距離感を当初うまくとることができず、第8話までは他人行儀な付き合い方をしていた。
恋についてはどうしようもなくヘタレで、自身が想いを寄せている藤村省吾(藤P先輩)と3人きりとなる機会に恵まれても、その度にテンパってしまって思う様に話すことが出来ず、彼女の恋は中々進展しない。ほのかがキューピッド気取りで2人をくっ付けようと恋のサポートをしてあげた時は、典型的なラブコメ展開などにはならず、恥ずかしさの余りなぎさがほのかに「余計なことをしないで」と怒りをぶつけて絶交の危機となったことさえある。
この様に活動的な性格である一方、押しの弱さや臆病な面があるなぎさは友人関係や恋愛についてまた後輩部員との接し方などといった問題に直面する度、悩み、ヘコみ、そして落ち込む。
つまりは自己肯定感が弱いタイプといえるであろう。
しかし、どれだけ苦悩しても、最後には周囲にいる人々からのアドバイスや助力を受けつつハードルを乗り越えて行くヒロインである。
ちなみに、靴下がいつも少し臭うという公式設定があり、劇中でも度々指摘されている。
正直いって女児アニメ主人公としてはあり得ない様な設定であるが、なぎさというキャラが「可愛い」の記号に押し込まれただけの存在ではない人間臭さを感じさせる所でもある。
家族構成
父:美墨岳
母:美墨理恵
弟:美墨亮太
各話エピソード
本編
無印
- 第1話
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- 第40話
- 第41話
- 第42話
- 第43話
- 第44話
- 第45話
- 第46話
- 第47話
- 第48話
- 第49話(最終話)
Max Heart
本編
- 第1話
- 第2話
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- 第4話
- 第5話
- 第6話
- 第7話
- 第8話
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- 第42話
- 第43話
- 第44話
- 第45話
- 第46話
- 第47話(最終話)
映画
トリビア
CV
担当声優の本名女史は、雪城ほのか/キュアホワイト役・ゆかな女史と共に記念すべき最初のプリキュア声優となった声優。
そしてMH終了から12年後の『HUGっと!プリキュア』第22話でスペシャルゲストとしてTVシリーズサプライズ出演を果たすこととなった(ちなみに、本名女史のTVシリーズ出演は4年前の『ハピネスチャージプリキュア!』のプリキュア10周年おめでとうメッセージも含めると4年振りにもなる)。
口癖について
OP曲のフレーズから「ぶっちゃけありえない」がなぎさの口癖と認識している人がかなり多いが、上述した通り彼女の口癖は「ありえな~い!」である。2年に渡るTV本編で「ぶっちゃけ」と喋ったのはたった1回のみ(『プリキュア シンドローム!』より))。
当時のインタビュー記事などでは「なぎさに”ぶっちゃけ”という言葉はどうも似合わない気がする」として意図的に避けていたことが語られている。
しかし、そんな当時のスタッフの思いとは異なり、現在では「ぶっちゃけありえない」がプリキュアシリーズ自体のキャッチフレーズとして認知されているのが現実である。TV放映終了後のプリキュアオールスターズ関係コンテンツではなぎさに敢えて「ぶっちゃけありえない」の台詞を意識的に使わせているケースも見受けられる。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身する前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアブラック』のタグを付ける行為は、変身後の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身後の姿しか描かれていないイラストに対して、『美墨なぎさ』等の変身前の姿のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中には勿論、変身前後の姿双方のタグが付けられている事を気にしない人もいるであろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
メップル→彼女とこのキャラを合成(妖精化)するとナギップルとなる。
無印第25話より
「主役キュア」タグ
美墨なぎさ → 日向咲