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アクシア

あくしあ

アクシアはギリシャ語で価値あるもの、大切なものの意味。此処では『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する幻影帝国のメンバーが封じ込められていたとされる禁断の箱を示す。
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概要編集

ブルー曰く、「世界に災いをもたらす者たちが封印されていた箱」。

外見上は気品ある装飾があしらわれた宝石箱のような感じとなっている。

禁忌


かつてブルーミラージュとの戦いで彼女達をこの箱の中に封印した。箱はブルースカイ王国にて保管されていたが、白雪ひめキュアプリンセス)がそんな恐ろしいものとは知らずに箱を開けたために封印が解けてしまい、中に封じ込められていた災いをもたらす者たち=幻影帝国のメンバーが復活してしまった。


現在はブルーが所持している。


第13話にて初めて実物を見た愛乃めぐみは、災いが封じられていた悍ましい箱とは感じず、逆に「愛を感じる」と言っている。また、名前の由来が“価値のあるもの”という意味のギリシャ語「αξία(axia)」からだと推測されるため、単にブルーの説明通りの「災いの箱」ではないことも匂わせている。


なぜ、そして、どうやって箱を開けたのか?編集

第20話でアクシアの箱を開けたのはひめだと明かされたが、その時点ではひめが箱を開けた理由や、そもそもこの箱がどこにあったのかなどは不明瞭なままであった。

しかしひめが「あんなことになるなんて思わなかった」と言っており、アクシアの詳細を知らなかった、誰かに唆されて開けたと推測されていた。

また、「そんなに危険なものを簡単に開けられる場所に置くなよ」とか「開かないようにしっかりカギをかけろ」などというファンの声もあったが……。


第23話にて、ひめが箱を開けた動機が、いおなの質問に答える形でひめ自身の口から語られた。

ブルースカイ王国王家では、王族が交代でアクシアに祈りをささげる儀式があり、アクシアの箱が安置されていた部屋はその礼拝所であった。

ひめが儀式を執行していたある日、「箱の中から誰かが呼ぶような声が聞こえた」らしい。回想シーンでのその声は意味を持たない掠れた音のようであったが、ひめには「『ここから出して』と言ってる気がした」ということ。その声があまりに悲しそうだったため「ここから出してあげなきゃ」と思い、つい開けてしまったという。

いおなは「アクシア自身がひめを引き寄せた」と分析しており、上記の予想通り「箱の中にいた者から唆されて箱を開けてしまった」といえる。

ひめが箱のある部屋に入れたのは彼女が王族としての責務をもっていたからであり、その特権者が禁忌を犯したのだから、ザル警備疑惑は晴れたと言えよう。

むしろ、祈りの儀式のときしか箱に近づくことが許されないくらいに厳重に保管されていたので、子どもだったひめが利用されたのだと言える。


声の主が誰だったかについては明確には明かされていない。

この箱に封印されていたと明確にわかっているキャラクターはディープミラークイーンミラージュファントムの3人なので、このうちの誰かということになるだろう(三幹部は現代人が洗脳されたもの)。

言葉巧みに人間を誑かし唆す敵といえばディープミラーが代表格なので、ひめが唆されたというならディープミラーこそが声の主として適役だろう。


ただ、作中で流れた声はエフェクトがかかっているとがいえ女性らしき声に聞こえる。

第23話のスタッフロールでは声の主について明記されていないが、プリキュアシリーズでは「声優が二役以上演じた場合、いずれか一つの役名でしかクレジットされない」という慣例があるため、声の主は第23話で登場したキャラクターであるはず。

そして第23話ではファントムとクイーンミラージュは登場しているが、ディープミラーは登場していない。

真相は闇の中であるが、仮にクイーンミラージュの声であった場合、ひめを誑かしたのではなく彼女の奥底にある本心が本当に助けを求めていた可能性も考えられるかもしれない。


真の姿・シャイニングメイクドレッサー編集

第29話にて、真の力を解放する事でシャイニングメイクドレッサーなるアイテムとなることが明かされた。幻影帝国をも滅ぼすだけの強大な力があるという。

本来の姿を取り戻すにはブルースカイ王家の者が正装し、を踊って地球の力を集約させる必要がある。その役目は王女である白雪ひめが務めた。

アクシア開放の舞


ある意味帝国が歯牙にも掛けなかった王家の者…即ち、ひめ自身が封印を解く切り札になるなど夢にも思わなかっただろう。


余談編集

元ネタはおそらくギリシャ神話に登場する人間に降りかかる、ありとあらゆる災厄が封じられていたパンドラの箱(壷)。災厄を封じ込める箱が、後にプリキュアをパワーアップさせ幻影帝国にとっても災いを齎すとは何とも皮肉な結果であろう。


ちなみに「AXIA(アクシア)」というブランドのカセットテープがあった。



関連項目編集

ハピネスチャージプリキュア!

幻影帝国 シャイニングメイクドレッサー


ザルドラシル・コーポレーション - 同時期のライダー敵組織の杜撰っぷりを表したネタ

エターナルゴールデンクラウン - 前作敵組織の封印アイテム


パンドラボックス - 数年後の仮面ライダーに登場したパンドラの箱をモチーフとしたアイテム。又最強フォームになる為の変身アイテムに変わる事も共通している。

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