概要
「地球上にある架空の小国」という設定だが、具体的な地理は不明。
『ブルースカイ(Blue Sky)』は和訳すると『青空』なので、地球上の天空の王国と間違えることがありそうだ。
ギアナ高地を思わせるようなほぼ垂直に切り立ったテーブルマウンテンが無数に立ち並び、それぞれの岩場の頂点に町や城が作られている。
第1話以前にクイーンミラージュとその配下たちの襲来を受け、彼らに王国を乗っ取られて幻影帝国として生まれ変わった。
王国に元々住んでいた王族や国民は捕えられ鏡の中に幽閉されたが、白雪ひめ、すなわちヒメルダ王女だけは捕えられておらず、亡命者として日本にある大使館で暮らすことになった。
第15話でその全貌が明らかとなり、現在の王国は「サイアークの巣窟」、「封印された王国民が眠る墓場」と化している事が明らかとなった。このエリアではプリキュアの力が大幅に弱まり、同話当時のハピネスチャージプリキュアの戦力では奪還する事も不可能に近く、戦う事が目的でなくともリボンが行く事を反対したほどであった。
元々はヨーロッパの城下町をメルヘンチックにデフォルメしたような国で、立ち並ぶ建築物もかなりファンシーな雰囲気があった。
しかし第1話開始時点では幻影帝国による浸食汚染の影響で歪みや変容が発生しており、シュールレアリズムの絵画を思わせるダークメルヘン的な光景となっていたが43話でプリキュアたちによってクイーンミラージュが浄化されたことで幻影帝国は壊滅。王国も解放されて、国土も国民も元の姿に戻った。その後もひめは日本で修行しながら生活している。
なお、21話のひめの発言や描写から推測するに王国を壊滅させたのはファントムであった模様。
余談
2024年2月7日にSNSアプリ「Bluesky」の登録が招待コードなしで誰でも登録できるようになったことでX(Twitter)で話題となり、X(Twitter)からBlueskyへ登録・移動に向けた準備をする現象に対して国家の建国や移民に喩えブルースカイ王国がトレンド入りしている。
このためプリキュアとは無関係だが、奇しくもBlueskyを揶揄するワードとして「素晴らしき青空の会」や「ブルーコスモス」(後者は直近に映画の上映があった影響も大きい)がトレンド入りした。
関連項目
トランプ王国・・・前作での敵の拠点になっている王国繋がり。ただしそちらは異世界にある。
スカイランド・・・プリキュア20周年作品にある空を連想させる王国繋がり。ただし、トランプ王国同様異世界にある。