CV:金本涼輔
この記事は本編後半におけるネタバレを含みます。未試聴の方は注意。 |
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概要
愛乃めぐみと同じマンションに住む少年。身長160cm。(設定資料集より)
お隣さんのめぐみとは同い年の幼馴染で、長所短所が解り合える仲。
人物
格闘技が大好きで空手道場に通っており、日々鍛錬に励んでいる。学業も優秀で、実力テストで学年2位の成績を修めたこともあり(12話)、教え方も上手い。
嫌味のない穏やかな性格で、14歳とは思えないほど大人びているが、口元に米粒がつくのもお構いなしにご飯をかき込む(3話)など、年相応な面を見せることもある。
女子に人気だが空手に夢中で恋愛には興味がなく、めぐみとの関係も「きょうだいみたいなもの」らしい。しかし話が進むにつれ、心境の変化が生じてきた様子(後述)。
母・寛子が長距離トラックの運転手をしているため家を空けることが多く、妹・真央と一緒に愛乃家で食事を御馳走になることが多い。父親については不明。
立ち位置
3話でめぐみがプリキュアであることを知って力を貸すことを決め、ブルーからも正式にプリキュアのサポート役に任命された。
といっても、前作のセバスチャンのようにプリキュア活動の手助けを直接行うわけではなく、めぐみたちがプリキュア活動をしやすいように日常生活をフォローするというのが基本的な役割。
過去の例でいえば『フレッシュプリキュア!』のミユキさんに相当する立ち位置であり、めぐみやひめへの「助言者」「サポート役」としての役割を持つ。
ただし誠司の場合、日頃の鍛錬の成果もあり、チョイアーク数体程度なら相手にできるため、戦闘のサポートをすることもある(17話、26話など)。
とはいえあくまで一般人であるため、プリキュアのような人間離れした体力があるわけでもなく、積極的に戦いに飛び込むことはしなかった。
服装
夏服は薄いねずみ色の半袖カッターの上着に赤いTシャツ、黒の長ズボンを着用し、靴はスニーカー。
冬服は赤いパーカーの上着に深緑色の長ズボンを着用し、靴はスニーカー。
プリキュアの男性キャラでは珍しく、イメージカラーが赤に設定されている可能性がある。
27話ではひめが水色とピンクと赤のコースターを利用して、自分とめぐみと誠司の関係を図で表していた。
対人関係(プリキュアサイド)
愛乃めぐみ / キュアラブリー
めぐみとの関係は「きょうだい」みたいなものと公言しており、第3話でブルーから「プリキュアは恋愛禁止」と告げられた際も、めぐみが「誠司とはそういう関係ではない」とあっさり答えたことに何の動揺も見せずに同意していた。
誠司は基本的に万人に対して優しい性格であるが、17話で「今の自分の生き方はめぐみに影響を受けた」とひめに吐露しており、やはり他の友人たちよりも重要な相手として認識していることが窺える。
物語前半の時点では、誠司のめぐみへの感情は「きょうだいのようなものだから、他の知人よりも気にかけている」という今までの主張の裏付けのようにも見えたのだが、
24話でブルーがめぐみを抱き上げて部屋へ運ぶ様子を見て複雑な心境になっている様子が描かれ、めぐみの言うような「きょうだい」とは明らかに異なる本音を隠していることが少しずつ露になってきた。
続く25話で誠司はクラスメイトの石神りんからの告白を断っているが、その理由は「他に好きな人がいる」ためである(誠司がそう言ったわけではないが、りんからのこの問いかけに対して否定をしなかった)。
誠司の好きな相手について、ゆうこは「めぐみちゃんに決まってる」と断言。いおなも以前から気付いていたらしく、誠司と親しい女子の間では割と周知の事実だったらしい。
しかし、当のめぐみがそのことに気付いていない上、誠司がめぐみへの気持ちを口に出さないことを徹底しているため、ゆうこたちもめぐみには言わないようにしている。
また、現在めぐみは若干ブルーにときめきかけている状況なので、今後の展開に注目である。
⇒誠めぐ
ブルー
めぐみがブルーに惹かれつつあることから、誠司にとっては恋敵のようなものになるのだが、実態はより複雑である。
誠司には「めぐみが幸せになれるなら、めぐみが自分を好きになってもらえなくてもいい」という覚悟があり、ブルーと恋仲になるのが彼女の幸せにつながるなら、そうなった方がいいと考えている。
だがプリキュア恋愛禁止令を敷くブルーは、めぐみが誰が相手であれ恋愛することをよしとしておらず、また神である自身は地球上の全てを平等に愛するスタンスを決めている。更にブルーは、本当昔の想い人への未練があるような面もしばしば垣間見せている。
このことから誠司は、「めぐみのブルーへの淡い恋愛感情がこのまま発展して、結局は失恋して深く傷つく」ことこそを恐れている。27話で誠司にしては珍しく強い口調で感情を露わにしていたのも、それ故といえる。
ゆうことも幼馴染だが、お互いに名字で呼び合っている。幼馴染のゆうこは誠司やめぐみとの付き合いが長く、誠司のこともよく知っている。
前述の通りゆうこは誠司のめぐみへの想いに前々から気づいており、2人のことを見守りつつ誠司の恋を応援していくつもりのようだ。
一方で27話におけるゆうこのとある台詞から、ファンの間ではある可能性が指摘されている。
⇒誠ゆう
ひめとはめぐみを通じて知り合った。ひめにとっては初めてできた異性の友人である。
26話でひめは誠司に恋心を抱くが、27話で勘違いだったと気づく。その後ひめは大切な仲間として、誠司とめぐみの関係を見守っていくことにした。
⇒誠ひめ
クラスこそ違うものの、誠司が通っている空手道場はいおなの祖父が開いている道場である。いおなとはそこで一緒に空手を学ぶ仲であり、付き合いも長い。
めぐみと「きょうだいのように育ってきた」という過去から、彼女の実母であるかおりを「もう一人の母親」のような存在として慕っており、生まれつき身体が弱いことを気にかけている。
めぐみがプリキュアとして戦っていることが知られればかおりに余計な心労をかけてしまうと懸念しており、誠司がプリキュアのサポート役を買って出た動機も「めぐみが秘密をバラすようなドジを踏まないように見張るため」である(だが、16話で誠司が目を離した隙にめぐみは増子美代に自分がキュアラブリーであることをバラしてしまっている)。
このようにプリキュア全員に加えて美人人妻とも親しい上に、同級生の女の子からもモテることから「誠司ハーレム」なる二次創作も出てきている。
また、最近では「『ハピネスチャージプリキュア!』の真のヒロイン担当」とまで呼ばれることも。
対人関係(幻影帝国サイド)
ホッシーワ
誠司が初めて顔を合わせた幻影帝国の幹部。3話でのランニング中、チョイアークを引き連れたホッシーワ(この回が初登場)と遭遇し襲撃された。この時のホッシーワは通り魔的に誠司を狙っただけで、彼がキュアラブリーの知人だと知らなかった。
それから直接対面することはなかったが、26話で久々に再会。誠司のことを覚えていたホッシーワは、空手でチョイアークを蹴散らす彼の勇姿を評価し、「私のチョイアークにならない?」とスカウト。もっとも、誠司に即座に断られ「私もよ!」と告げたあたり、彼の強さを認めながらも「欲しい」とまでは思っていない様子。
以後は誠司に絡むことはなく、42話でキュアハニー(こちらも誠司の幼馴染)に浄化された。
敵対関係でしかなかったが、3話の展開を踏まえると、誠司が「キュアラブリー=めぐみ」に気づくきっかけを与えた「サポート役・相楽誠司」誕生の立役者ともいえる。
ナマケルダ
1話では直接顔を合わせることはなかったが、誠司の妹・真央をサイアークの素体にした。
12話の野球対決では、サイアークの投球パターンを見破った誠司の助言を受けたラブリーにホームランをかっ飛ばされ、かなり悔しがっていた。
27話では、誠司のめぐみに対する心情を利用して誠司をサイアークの素体にした。詳細は不明だがナマケルダは恋愛に相当なトラウマを抱えているらしく、プリンセスとラブリーに「あなたがこの少年の恋のお相手ですかな?」とからかった上に恋愛というものを全否定してプリキュアたちを煽りまくっている。
しかし28話以降は誠司に直接絡んでくることはなく、42話でプリンセスに浄化される。
ホッシーワと同じく敵対関係でしかなかったが、彼の浄化にはプリンセスことひめの成長が不可欠であったこと、その成長には誠司も影響していたことを踏まえると、幻影帝国で最も誠司と深く関係した人物といえる。
Pixivでは恋愛がらみで誠司を(一方的に)気にかける作品が数点投稿されている。
ファントム/アンラブリー
方向性や強弱の違いはあれど「ブルーへの負の感情」という共通点がある。
作中のファントムはプリキュアのサポート役である誠司を獲物として狙ったり、プリキュアハントに利用することはなく、誠司もファントムを単なる強敵としか思っていなかった。
Pixivでは2人揃ってブルーに鉄槌をくらわしたり、ファントムが誠司を一方的に仲間扱いしたりと、それなりに仲良くしている(?)作品が数点投稿されている。
クイーンミラージュ/ミラージュ(プリキュア)
方向性の違いはあるが、「キュアラブリー/めぐみとブルーの仲を苦々しく思う」という共通点があった。もしミラージュの在位中に出会い、互いのことを深く知り合っていたら大変なことになっていたかもしれない。
作中では2人が会話する機会はなく、誠司が「幻影帝国の首領」についてどう思っていたのか、ミラージュが「キュアラブリーをサポートする少年」の存在を知っていたのかも明言されていない。
ただし、本記事の項目「ブルー」でも述べたが、誠司はめぐみが幸せになれるなら彼女とブルーが恋仲になった方がいいと考えており、「めぐみの恋敵=ミラージュ」に良い感情があるとは思えない。
視聴者からは、「誠司がミラージュを悪堕ちから救う」「ミラージュに誘われて悪堕ちした誠司が新幹部になる」「悪堕ちした誠司がミラージュの後任になる」と噂されていたが……
Pixivでは、ミラージュと誠司が会話する作品がごく僅かに、ミラージュが誠司を気に掛ける作品がそれなりに投稿されている。
その他の幻影帝国関係者
第17話でオレスキーと対面した際、「イケメン」「オレ様より有能」と認められ、やたら対抗意識を燃やされた。
それ以降、地位を脅かされると思ったのか、ホッシーワやナマケルダと違い「誠司を部下にする」行動を一切とらなかった。
「ブルーへの負の感情」という共通点があるのだが、ディープミラーが自発的に行動する回に限って誠司がめぐみたちと別行動をとりがちになる。故に誠司がディープミラーのことをどう思っていたのか、それ以前にその存在を知っていたのかも明言されていない。
ディープミラーの方も44話までは誠司に関心を持っていなかったが、彼がめぐみの精神的な支えとなっていることに気づき、目をつけ……
余談
誠司はぴかりが丘担当の3幹部と面識があり、生身の人間ながらその能力を認められ、うち2名からは部下に勧誘されたこともあるなど高評価を受けている。
また、首領や側近、プリキュアハンターとは「ブルーとめぐみへの負の感情」という共通点があった。
しかし、あくまでも「ぴかりが丘の占領」を重視する3幹部には「優れた人材を引き入れよう」という発想は乏しかった様子。
誠司も幻影帝国の面々を単なる敵としか認識しておらず、プリキュアたちのように彼らに歩み寄ろうとする姿勢は見られなかった。
これは誠司が薄情者というわけではなく、むしろ幻影帝国に侵略されてる地域の住民としては、彼らと一緒にハマグリを食べようなどという発想はそうそう出てこないだろう。
誠司自身も妹や友人、そして自分をサイアークの素体にされたり、プリキュアになった女友達を攻撃されたり、関わった土地やイベントを荒らされたりと、幻影帝国に敵意しか持てないような仕打ちを受けてきた。
プリキュアたちと同じく戦闘要員として頻繁に前線へ出ていれば、相手の言動や行動から憎めない部分を感じ取れたのかもしれないが、あいにく誠司は戦う力に乏しい守られる側である。
プリキュアと幻影帝国の面々による会話が弾んでいる(?)頃にはサポート役として安全圏まで一般市民を誘導しており、帝国側が立ち去ってようやくプリキュアと合流するのがお決まりとなっている。
結局、誠司と深く関わることなく幻影帝国の面々は浄化されていった。特にめぐみ・ブルー・ミラージュの三角関係では蚊帳の外状態だった。29話でブルーからミラージュのいきさつを聞いてはいたがミラージュと関わらなかったことで「痴情のもつれが生み出す憎しみ」がいかに醜く悲しいものか、それを乗り越えることがいかに困難で重要なことかということを考える機会は得られなかった。
演者について
声を演じた金本涼輔は前作ドキドキ!プリキュアで複数の端役を演じ、今回は重要キャラクター役での出演となった。
各話ネタ
テレビシリーズ
■第1話
- 妹・真央より少し遅れて本編初登場。川に落ちた真央の帽子を拾おうとして転倒しそうになっためぐみを、咄嗟に腕を掴んで助ける。
- 直後めぐみに対し、「人助けもいいけど自分のことも少しは考えろ」と呆れ顔で言う。この一言で、めぐみの性格をよく理解していることが窺えた。
- その後、続く2話の終盤まで真央がサイアークの素体にされてしまうが、誠司の出番はなし。
■第3話
- ブルーから「プリキュアの正体は絶対秘密」と告げられ、「秘密」という言葉に盛り上がるめぐみとひめの前に突然現れる(空手の練習着を持っていたため、道場に行く途中だったか)。
- ここでひめと初対面。めぐみから紹介される。
- 男子との対面に緊張したひめが抱えていたリボンをきつく絞め上げてしまい、リボンが思わず動いてしまう。それを見逃さなかった誠司は怪しむが、めぐみに「何が何でも秘密なの!!」と言われ、それ以上詮索することなく立ち去った。
- 夜、真央と共に愛乃家を訪れ、夕食をご馳走になる。
- 母が作った煮物をかおりに手渡す際、「おばさん!」と呼びかけたが、かおりのショックを受けたような表情を見て慌てて「かおりさん」と言い直した。
- 夕食をもりもり頬張る姿を、かおりからは「男の子の食べっぷりっていいわよね」、めぐみからは「食い意地が張ってるだけ」と評された。
- 「プリキュア」という単語に過剰に反応するめぐみをジト目で見つめる。
- ひめからキュアライン越しに「秘密の徹底」を念押しされ、ベランダでため息をつくめぐみの前にまたしても登場。
- この時もめぐみを問い詰めることはせず、「かおりさんに心配かけるようなことはするなよ」とだけ忠告した。
- 早朝、空手の練習着姿でランニングに励む。途中で同じく道を走っていたゆうこと出会い、挨拶を交わす。
- 犬の散歩をしていた老婦人と話した直後、ホッシーワとサイアークに遭遇。老婦人と犬を助け出し、襲い来るチョイアークたちに立ち向かう。
- 空手の腕を発揮し善戦するも、チョイアークたちが放ったビームでダメージを受け倒れてしまう。
- そこへ駆けつけためぐみとひめが、目の前でプリキュアに変身。その事実と、圧倒的な力でチョイアークたちを蹴散らすキュアラブリーの姿に驚く。
(※そっちに驚いたのではありません)
- 戦闘後、ブルースカイ王国大使館で事情を聞く。ここでブルーと初対面。
- めぐみの度を越した人助けに呆れるが、幻影帝国のぴかりが丘への侵攻は他人事ではないという考えから、めぐみたちのプリキュア活動への協力を申し出る。
(※「俺もプリキュアになる!」とまでは言っていません)
- ブルーから「君たち(=めぐみと誠司)は恋人同士なのか」と尋ねられ、めぐみ共々あっさり否定。めぐみの「きょうだいみたいなもの」という台詞に同調する。
- ブルーの「プリキュア恋愛禁止令」も、「理由はよくわからないけど……」と言いつつ受け入れる。そしてめぐみたちと同じキュアラインを渡され、正式にプリキュアの協力者として迎えられた。
■第4話
- ひめの転校初日、彼女とめぐみと共に登校。自分がいつの間にかひめの「2人目の友達」になっていたことに戸惑うが、めぐみに「友達の友達は友達でしょ?」と言われ「まぁいいけど」と返す。
- この時めぐみはあまりにも自然に誠司の肩に腕を回している。物語後半の誠司であればどんな反応をしていたことか……
- 緊張のあまり逃げ回るひめの気持ちが理解できないめぐみに、相手の立場になって考えるよう助言。「突っ走るのはめぐみの良いところ」とフォローするのも忘れなかった。
■第6話
- ランニング中にゆうこと遭遇し話していた所へ、空腹が限界に達したひめが現れる。ゆうこに飴をねだるひめを「腹でも減ってんのか?」とからかい、猫のごとく威嚇(?)された。
- めぐみから事情を聞き、ひめとリボンを仲直りさせようと意気込む彼女を「ちょっと強引過ぎる」とたしなめた。
■第7話
- ひめが企画したパーティに招待され、大使館を訪ねるが、少し前に追い出してしまっためぐみが戻ってきたと思い込んだひめに「なんだ、アンタか」と言われてしまう。
- そのすぐ後の場面でも、声をかけためぐみから(2話連続で)「なんだ誠司か」と言われる始末。さすがに「みんなして俺の扱いヒド過ぎだぜ」と漏らしていた。
■第8話
- ぴかりが丘祭りにて、自身が通う氷川道場が出している占いテントへの客の呼び込みを行う。
■第9話
- プリキュアとしてパワーアップしたいめぐみとひめから「強くなるにはどうすればいい?」と聞かれ、「そりゃもちろん、修行だな!」と2人を氷川道場へ連れていく。
- 氷川流に則り、まず防御の型を徹底的に教え込む。攻撃の練習を期待していた2人からは反発されるが、「いきなりやっても怪我するだけだ」と譲らなかった。
- この時誠司が空手の修行に励む理由が、「相手を倒すためではなく自分を鍛えるため」だと語られる。
- 氷川道場の門下生の一人・かずみがサイアークの素体にされ、道場が襲撃された際、皆を避難させるためその場を離れる。
- そして戦闘後、本編初登場のキュアハニーと入れ替わるように再び現れる。このことや、ハニーの「修行を思い出して!」という台詞などから、一部視聴者の間で「誠司=ハニー」説が加速する事態に。
■第11話
- ゆうこが自らキュアハニーの正体だと明かした場面にはいなかったが、大使館への移動後にいつの間にか登場。女子勢と一緒にパンケーキを楽しむ。
- 「しあわせごはん愛のうた」の歌詞から、ハニーの正体がゆうこであることに薄々感づいていたと打ち明ける。しかし、それをゆうこが隠していた理由まではわからなかった模様。
- めぐみたちと一緒に田植えを手伝うが、ゆうこの祖父母が素体にされたサイアークとの戦闘場面では姿を現さなかった。この時のナマケルダが大量のチョイアークを引き連れていたため、実は陰でめちゃくちゃ頑張っていたのではないかとの声も。
■第12話
- テストで学年2位の好成績を修めたことが判明。
- 学年最下位になってしまっためぐみの勉強をひめとゆうこが手伝う一方で、誠司はワースト2位だったクラスメート・山崎健太を個別指導。
- 健太の大好きな野球と絡めて数学の大切さを説くなど、教え上手な一面を見せる。
- その健太がサイアークの素体にされた際には、投球攻撃に苦戦するラブリーたちに「逃げてばかりじゃダメだ!」と叫ぶ。これを受けてラブリーが新技「ラブリー・ライジングバット」を繰り出し、サイアークと野球対決をすることに。
- ベンチでキュアプリンセスらと共に応援。サイアークの配球の規則性を見抜いてラブリーにアドバイスし、これが見事的中。プリキュアの勝利に貢献した。
■第13話
- 大使館にて、変装してまで恋愛ドラマに熱中するひめを呆れ顔で見る。今回の出番はこれだけ。
- ラストのあの場面に遭遇しなかっただけよかったと思うべきか……
■第14話
- めぐみたちをこども会の潮干狩りに誘う。当日は彼女たちと一緒に子供たちの引率係に。
- ヒーローになりきる同級生・卓真を「バッカみたい」と言う真央に対し、「いつもみんなの役に立ちたいと思っている良い奴」だとフォローする。
- 真央が(卓真やえりと一緒に)再びサイアークの素体にされてしまうが、今回も戦闘場面で誠司の姿はなかった。
- ラストでは兄妹揃ってゆうこにご飯のおかわりを要求。
■第15話
- 母の日、母・ひろ子に一輪のカーネーションをプレゼント。感激したひろ子に真央共々ぎゅうぎゅう抱きしめられる。
■第16話
- 真央と共に愛乃家で夕食。その準備中、増子美代の過激取材のことでひめやゆうこの心配をするめぐみに「一番危ないのはお前だろ」とツッコミ。ごもっともである。
- 夕食後、いつの間にか姿を消しためぐみを気にする美代に「取材なら部屋で受けるようですよ」と一言。こっそり伝言を受け取っていたらしい。
- そのめぐみは部屋を訪ねた美代の本心を聞き、何と自分がキュアラブリーだと明かしてしまう。誠司が駆けつけた時には既に手遅れで、後日ひめたちに謝罪した。
■第17話
- 空手の大会を控え、いつも以上に練習に励む中、めぐみたちから「みんなで応援に行く」と言われ笑顔を見せる。
- ひめ考案の弁当を作ると聞き「無理しなくても気持ちだけで十分」と返すが、彼女に「どうせひめにはできっこない」という意味で受け取られてしまう。今回のひめは終盤まで誠司へのツン度が高かった。
- 夜遅くまで氷川道場に残っていた所へ、「まだいたのね」といおなが現れ、練習相手になってくれると言う。彼女との会話の場面が描かれたのは今回が初。
(※「まだいたのね」はそういう意味ではありません)
- また別の日、河原で練習している所にお使い帰りのひめがやってくる。弁当作りの練習が失敗続きのひめは当たり散らすが、誠司は怒ることもなく「そりゃ大変だったな」と労った。
- ひめから空手を頑張る理由を聞かれ、「きっかけはめぐみだった」と明かす。この場面ではそれ以上詳しくは語られなかった。
- ひめと共に大使館へ向かう途中、オレスキーとサイアークが出現。めぐみとゆうこに知らせた後、プリンセスをサポートするためチョイアークたちの相手を買って出る。
- 次第に数に押され劣勢になるが、そこへラブリーとハニーが駆けつけ窮地を逃れる。
- 戦うラブリーの姿を見つめながら、自分が空手を始めた理由を改めて語る。幼い頃から他人のために全力で頑張るめぐみを見て、自分も負けていられないと思ったのだと言う。
- この時誠司の回想として、幼少期のめぐみ・誠司・ゆうこの姿が描かれる。当時はめぐみを「ちゃん」付けで呼んでいた模様。
- そして空手大会当日、ひめ特製のだし巻き卵を口にし大絶賛。めぐみたちが見守る中、見事優勝を果たした。
■第18話
- おおもりご飯で開かれる結婚式の準備に、めぐみやひめと一緒に協力。氷川道場で雑用を一手に引き受けると申し出る。
- 大使館でウエディングドレスの話題になった際、ひめに「お嫁さんに着てもらうなら着物とドレス、どっち?」と聞かれ、「どっちかといえばドレス」と答える。
- 直後、ひめは当然のようにめぐみに「誠司はドレスだって!」と振る。当のめぐみは「?」という反応だったが……
- 結婚式当日、準備時は制服姿だったが、本番ではスーツ姿で参列。式の最中にホッシーワとサイアークが現れた際には、他の参列客を冷静に避難誘導した。
関連項目
関連キャラ(プリキュアシリーズ)
ミユキさん:プリキュア活動の日常面でのサポート役繋がり。
井上せいじ:名前が「せいじ」繋がりその1。
明堂院いつき:格闘技を嗜む中学2年生繋がり。このイケメンお嬢様と絡んだ二次創作がごく僅かに投稿されている。⇒誠いつ
青木れいか:格闘技を嗜む中学2年生繋がり。このお嬢様と絡んだ二次創作がそれなりに投稿されている。⇒誠れい
四葉星児:名前が「せいじ」繋がりその2。下記のありすの父親。
四葉ありす:格闘技を嗜む中学2年生繋がりだが、このお嬢様が誠司本人と絡むよりは、父親と同じ名前を馴れ馴れしく呼ぶめぐみ達に絡む作品が多い。
品田拓海:デリシャスパーティ♡プリキュアに登場する、公式ページでメインキャラとして紹介されている幼馴染。この手のキャラが出るのは実に8年ぶり。
誠司と違い番外戦士として戦い、闇堕ちもしなかった。
プリキュアの歴代協力者
そして…
この先ネタバレ注意
『ハピネスチャージプリキュア‼』44話で、ミラージュの代わりとして付け狙っていためぐみを手に入れそこねた黒幕は、めぐみに力を与えている存在は誠司だということにようやく気づいた。第45話にて誠司はついに目を付けられ… ⇒ 新たなる刺客!