CV:中村秀利
概要
四葉ありすの父で四葉財閥総帥。豪快な笑い声が印象的な人物。33話、47~49話に登場。
超多忙で世界中を飛び回っており、第33話で初登場した時は、日本に帰国するのが3ヶ月ぶりであった。その際に、急用ができたからと、翌日の某国大統領との晩餐会をぽんとありすに任せるほど、娘には全幅の信頼を置いている。
ありすの母である妻も、世界的なオペラ歌手である為、滅多に会えていない様子。
ありすから初対面である剣崎真琴と円亜久里を紹介されたときには「美人ぞろいでユニットデビューさせたい」と、親バカともリップサービスとも取れる冗談を言っているが、後述の通り、人を見る目は確かなものがある。
幼少時のありすは体が弱く、屋敷の外で遊ぶことを禁じていたが、ありすはこっそり忍び込んできたマナと六花に誘われ、セバスチャンが黙認した事もあって、密かに屋敷を抜け出して外で遊ぶようになっていた。
しかし、雨の中で3人で秘密基地を作っていたことでありすが熱を出してしまう。その事でありすが外を出歩いていることが発覚してしまい、ありすのためにと海外での療養を決めたが(「悪い友達」であるマナと引き離す意図もあったと思われる)、出発の日、ありすはマナと六花の手引きで屋敷中を逃げ回り、自分の意志で父に反抗する。
いつの間にか元気に走り回れるほど健康になっていて、なおかつ自分の言葉でマナ達をかばったありすの意外な成長に感服した彼は、そのきっかけになったのがマナ達だと悟ってありすの海外渡航を取り止め、そのまま日本に滞在してマナ達と一緒にいる事を許した。
帰宅してすぐヘリコプターで出発したところを、マーモの襲撃でパイロットがジコチュー化されて気を失い、ピンチに陥るが、キュアロゼッタに変身したありすに救われる。
プリキュアがジコチューを撃退した後、改めて出発する時、ありすに「笑顔を守るのもいいが、あまり危険な真似はしないように『キュアロゼッタ』に伝えてくれ」と言い残した。世界を相手にビジネスを展開する多国籍企業集団CEOの眼力は、ロゼッタの正体が愛娘だと見抜いていたようである。
キングジコチューの大貝町上陸に際しては、(おそらくは)全日程をキャンセルして、妻とともに緊急帰国。テレビ中継の最中にキュアハートが自らの正体を明かしてしまった出来事に際しては、当惑するセバスチャンに「隠す必要はない」と、これまで行ってきたプリキュアとジコチューに関する情報統制の中止を指示。さらに気合の入った大音声でプリキュアたちに声援を送った。
名前の由来は田中星児から。
余談
第5話で六花が「科学捜査班出動させちゃったの?!」という台詞を発しているが、星児を演じた中村秀利は、「本物の科学捜査班の主任」であるマック・テイラーも演じていた。偶然にせよ意図的にせよ、恐ろしい出来事である。
演者について
中村秀利氏はフレッシュプリキュアのゲストキャラ・ゴードンを演じて以来のプリキュアシリーズ出演で今作はプリキュアの父親役での再登場となる。
ドキプリ終了から11ヶ月後、中村氏はクモ膜下出血で死去。
ご冥福をお祈りします…。
関連タグ
北条団 シド・ハレワタール⇐共に演者が亡くなった卯年年度の主役キュアの父親役繋がり。(後者は2代目の星野貴紀が演じている。)。
歴代プリキュアシリーズの父親
(※)マリー・アンジュの父親であるのだが元々円亜久里(キュアエース)は元々レジーナとの一心同体での同一人物であり、それがマリー・アンジュであったがプシュケーが分裂をした際に分かれてしまった。
黄瀬勇一 ← 四葉星児 → 大森たけお