マーモ(ドキドキ!プリキュア)
まーも
※注意
pixivでは、単に「マーモ」で検索すると『家庭教師ヒットマンREBORN!』のマーモン、『SentimentalCircus』のマーモなどが引っかかるので、「マーモ(ドキドキ!プリキュア)」や 「マーモ プリキュア」で検索することを推薦。
CV:田中敦子
ドキドキ!プリキュアに登場する敵キャラクター。
ジコチュートリオの紅一点。ロシア帽(夏場ではさすがに暑いのか、幅の広い白い帽子を被っている)を被り、右半分がダウンジャケット風、左半分が袖のない薄着風の左右非対称のコートを着たグラマラスな美女。
仲間のイーラなどと同様、人間の心を取り出し、ジコチュー化する能力を持つ。
赤い光線を指先から出したり、風を起こす他、光るムチを出現させて物理攻撃をおこなう。
アジトにしているボウリング場では、女性らしくトロピカルドリンクやパフェなどを飲み食いしている場面が多い。
自分の美貌には自信を持っており、常にお肌の手入れは怠らず、王女捜しの任務の途中でもアタッシュケースに美容グッズと化粧道具をたくさん入れ、それをキャリーカートに乗せて持ち歩く程。寝不足で吹き出物が出来た腹いせに当たり散らしたことがある。
イーラとは一緒の場に居る事が多く2人で合体技を撃った事もあるが、仲間意識は低い為、彼をからかってはくだらない事で言い争いをしている。
レジーナに関してはベールのように取り入ろうとせず強い不信感を持っており、彼女のワガママぶりにはウンザリしていた。
基本的には余裕な態度を見せているが、「おばさん」呼ばわりされると激怒し、冷静さを失ってしまう。
初登場時の残忍な行動とは裏腹に、お茶目な面が意外に多い。
そして料理ができるという意外なスキルを持つ(他人のご機嫌取りのための料理に野菜炒めを選ぶ分、料理のレパートリーはあまり広くなさそうだが)。
プリキュアたちとの戦いにおいては序盤においてはキュアソード(剣崎真琴)との絡みが多く、中盤以降はキュアロゼッタ(四葉ありす)との絡みが多い。
キュアソードとマーモはトランプ王国の戦いでアン王女をめぐって剣を交えた因縁があり、マーモもトランプ王国を滅ぼした件について意識的に煽るような形でキュアソードを挑発している。いわば、マーモはキュアソードの憎悪をわかりやすく擬人化したような扱いになっていた。しかし、プリキュアたちとの絆が高まりキュアソードが憎しみに捉われることが少なくなってからはマーモとの因縁描写は急速になりを潜める。
キュアロゼッタのマイペースさやユルさはある意味でマーモに通じるところがあり、だからこそ相性が悪い様子。彼女が鍵となる戦いの多くでマーモが出陣し、キュアロゼッタの意外な潜在力に逆転されてしまうようなパターンが定番となっている。ロゼッタが挑発に対して動じないところは序盤のソードとの因縁との対にもなっている。
- 第1話
- 初登場。
- イーラの生み出したジコチューが倒された直後に登場し、別個体を召喚してキュアソードを捕らえる。ジコチューで彼女を拷問し、拒否されると即座に息の根を止めようとするなど、サディスティックな面が見られた。
- 第2話
- 第5話
- プリキュアが4人に増えた事に危機感を感じて出撃。キュアソードの正体には気づいている様子。剣崎真琴の人気に嫉妬するアイドルの心から生み出した星型ジコチューは、閃光で目晦まししてからの回転攻撃でキュアハート達を大ピンチに追い込むが、戦い慣れしたキュアソードには一蹴されてしまった。
- 第7話
- 回想シーンに登場。イーラやベールと共にトランプ王国に侵攻し、国民達を次々とジコチューに変えていった。さらにマリー・アンジュ王女もプシュケーを抜き取る寸前まで追い詰めるが、キュアソードの邪魔が入り、逃げられる。
- 第8話
- 寝不足で吹き出物が出来たのを夜遅くまでボーリングをやっているイーラのせいだといい、腹いせに顔に落書きして出撃。昼寝の邪魔をされた会社員の心から生み出したジコチューの能力でプリキュアたちを眠らせることに成功するも、その能力で自分も寝てしまう。そしてその間にプリキュアに逆転されたが、目が覚めたら吹き出物が消えていたので非常に上機嫌になって帰っていった。
- 第13話
- 第19話
- レジーナ、イーラ、ベールと共にロイヤルクリスタルを賭けたゲームに参加。サッカーとボウリングでは専用のユニフォームを着ており、スタイルの良さが強調されている。ドッジボールではイーラの前に立ったまま「退くのがめんどくさい」という理由で退こうとしなかったためにボールをぶつけられ、そこからジコチュー同士の仲間割れを引き起こす。特にレジーナに対しては「おばさん」呼ばわりされキレる事に。
- 第22話
- イーラの撃った黄色い光線に合わせてマーモは赤い光線を撃ち、合体攻撃を行った。
- 第25話
- 第32話
- グーラ&リーヴァが消滅したことで、再びイーラ・ベールと共に活動を再開。その際、ベールから強化アイテム「ブラッドリング」をもらったが、何の疑いもなく装着したことで、強化された代わりにベールへの服従を強制させられた。
- 第33話
- ヘリコプターのジコチューを引き連れて出撃。「悔しいけど…」とブツブツ愚痴を言いながらも、ブラッドリングによるパワーアップを実感していた。因みに今回も四葉ありす(キュアロゼッタ)がメインの回。
- 第35話
- アジトでスイーツを暴食。彼女はブラッドリング使用後に激しい空腹感に苛まれる体質になってしまっており、食事量が飛躍的に増えたらしい。イーラからは「マーモのつけているブラッドリングはグーラのジャネジーからできているんじゃないか」と推察されている。因みに今回は歯医者と虫歯の話だが、お菓子を暴食しまくっていた彼女は虫歯にはならなかった。
- 第36話
- なぜかジコチュートリオ三人でカップルだらけの公園のベンチにいたが、イーラに「俺がいなくなればお前達二人もカップルだ」と茶化され、二人きりにされる。そのためベールとベンチで二人きりになったが即座に「なんだかここに居たくない」といい、フラグを拒否して立ち去った。ベールの事は全く好みではないようだ。
- さっきの腹いせなのか、公園内でプリキュアに嫌がらせするために出撃。カップルだらけの公園で一人で佇んでいた少女の心からジコチューを生み出した。キュアハート達がアヒルと認識したジコチューを「これアヒルじゃなくておまるだし」と告げたが、この一言はプリキュア達のみならず一部の視聴者をドン引きさせることに・・・
- 第37話
- 何と、料理が出来ることが判明。ベールのご機嫌をとってブラッドリングを外して貰うべく野菜炒めを作るのだが、ベールが嫌いな人参を入れてしまったため失敗に終わる。
- 第38話
- ベールのアイちゃんをジコチュー化させて自分達の強化を測る作戦に強制参加。3人そろってレオタードを着用し、彼女のスタイルのよさが強調・・・されるシーンは全くなく、ベール同様アイちゃんに遊ばれボロボロになってしまっただけに終わる。
- ベールの目論見通り、ジコチュー化したアイちゃんによりジャネジーが増幅しプリキュア相手に善戦するが、マナがアイちゃんを元に戻したため失敗。逃げようとしたところでベールにブラッドリングのパワーを最大まで上げられ迎え撃つが、強化したエースショットに一撃ノックアウト。
- その後ベールがイーラとマーモからブラッドリングを奪って自分にはめて強化するも、ラブリーストレートフラッシュの前に敗北しブラッドリングは消滅。これで事実上、ベールの立場は再びイーラやマーモと同じになり、マーモはこれまでの鬱憤を晴らすかの如く、去り際に「行くわよ、このポンコツ!」と言ってベールの頭を小突いていた。
- 第42話
- 相変わらずレジーナのご機嫌を取る気はなく、彼女が冷蔵庫にとっていたプリンアラモードを目の前で平らげる。当然レジーナの逆鱗に触れ、電撃で制裁を受ける。制裁を受けた後、何故か「や・・・まじ・・・」と唸っていた。
- 第43話
- 冒頭で長靴ジコチューを引き連れ出撃。長靴ジコチューの水しぶきをモロに浴びて「お化粧が崩れちゃうじゃない!」と文句。挙げ句の果てにエースショットで瞬殺され、やられ損に終わってアバンタイトルで早々に退却した。しかしこの戦いが、キュアエースの正体が亜久里である事を茉里に知られてしまう事態を招く。
- 第44話
- 第47話
- 大貝町で最終決戦が開始される。マーモはキュアロゼッタと一騎打ちの構図にもちこまれた。
- 第48話
- ベールと連携して、裏切ったレジーナを始末しようとするが、ロゼッタリフレクションのシールドプッシュ攻撃にベールともども巻き込まれて退場。ちなみにこれが本作でのマーモの実質的な最後の戦闘シーンだったりする。
- イーラは六花相手にわりと目立った活躍していたのに・・・ やはり、こういうときにオチにされやすいベールと一緒にいたのがまずかったのか。
- 第49話(最終話)
- プロトジコチューに乗っ取られて助けを求めるベールだが、「ジャネジーを取り込もうとして自分が取り込まれたら世話ないじゃない」と呆れた台詞を吐いて放置。取り込まれていくベールを冷たい目でタダ見守る。ベールを助けることはもうできないとどうやらこの時点で割り切ってしまったようである。このあたりはさすがジコチューらしいというところなのか。
- すべての戦いが終わったあと、ジコチュートリオは全員がしぶとく生き延びることができた。新たなジコチューの王が誕生するまで一万年の眠りにつくことにする。
- 勝利の喜びに沸くプリキュアたちを見下ろしながら「この時代」からの別れを名残惜しそうにしていたイーラに、声を優しくかける。マーモが他人のことを思いやったことが明確にわかる作中で唯一の場面である。
演者の田中敦子氏はプリキュアシリーズ初出演となる。
田中氏はドキプリの放送終了から10年後の2024年8月20日に逝去した為、本作が唯一の出演となった。
長男の田中光氏も11年後の『わんだふるぷりきゅあ!』に出演している。
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