四葉財閥
28
よつばざいばつ
「ドキドキ!プリキュア」に登場する財閥。
四葉ありすの生家が営む国際企業集団。
今の所、プリキュアシリーズでは唯一の、プリキュアに本来関係しない一般人によって構成されたプリキュアのバックアップ組織である。
ありすの背景設定とあって、その規模は断片的にしか描かれていないが、セバスチャンという執事の枠を超えた有能すぎる人材を抱えていることを筆頭に、劇中で描写されただけでも
- 事業範囲
- 弱冠中学2年生のありすが、世界一の電波塔・東京クローバータワーのオーナー(第1話)。しかもお飾りではなく、経営会議の席上ではありすが経営方針を決定している(第13話)。
- グループCEOと思われるありすの父・星児は全国ネットのキー局と思しきテレビ局・ヨツバテレビ(第5話)や映画スタジオ・四葉撮影所(第15話)、芸能事務所・ヨツバミュージック(第40話)などメディア・エンタティメント企業を保有。
- 文化事業としてオーケストラ「四葉フィルハーモニー管弦楽団」を保有(第24話)。
- キングジコチュー襲来により緊急事態となった大貝町の負傷者の移送、避難誘導などを完ぺきにこなす私設軍隊級の組織を保有(第47,48話)
- 情報網
- 技術力
- 誰でもプリキュアに近い能力を手に出来るアイテム・人工コミューンをセバスチャンが開発。研究室には、謎の機械がズラリと並ぶ(第25話)。
- さすがにマジカルラブリーパッドの解明は出来なかった(第31話)が、この時にセバスチャンは「あらゆる」科学的調査を駆使したと言っている。実際にやった事はティールームにある巨大な電子レンジのような謎の装置にラブリーパッドを入れただけだが、わずか1分もしないうちにその「あらゆる」調査が完了している。つまり放射年代測定や核磁気共鳴分光法といった、並の個人レベルでは施設の保有すら不可能な超高度非破壊測定手法を手元でやれる。
- 摂氏千度という産業廃棄物焼却炉級の発熱装置や深海探査艇も保有している模様(第31話)。
- 成層圏まで行ける一人乗りの特別ジェット機を保有。さらにありすはその操縦もできる(第41話)。
- その他
- 四葉邸のティールームには、上記の装置の他にも数々のハイテク装備があり、リモコン一つで四阿の地下から車がせり上がってくる(第4話)など、秘密基地並みの様相。
- 四葉邸全体に秘密の通路がたくさんある他、さまざまなギミックが仕掛けられており、スイッチ一つで落とし穴などのトラップを発動させたりする事ができる。セバスチャン以外の使用人は知らされていないらしく、次々と引っかかっていた(第33話)。
- 四葉邸内の道場には、組み手の相手をする格闘ロボットがいる。人工知能を持つようで「拳が曇っておるわ!」などと叱咤してくれる優れ物(第25話)。
- 星児は超多忙で世界中を飛び回っており、急用でスイスに飛ばねばならないからと、翌日に控えた某国大統領との晩餐会が、あっさりとありすにバトンタッチされた(第33話)。
と、一般人には想像もできない桁外れの財力・技術力・権力を持っている事が窺える。特に科学技術に関しては、セバスチャン個人の技能が突出していることを差し引いても、国家レベルの最先端テクノロジーを駆使できる様子。
人工コミューン開発の件にも見られるように、異世界のオーバーテクノロジーであるプリキュアの神秘的な力に関わるものもある程度は解析可能なようだ(さすがに、正体が判明する前のキュアエースの所在地特定やマジカルラブリーパッドなどは解明出来なかったが)。
あまりにも何でも出来すぎるせいか、ありすのプリキュア仲間達も四葉財閥を頼ることがあり、43話では円亜久里から四葉財閥の力で時間を撒き戻すことを頼まれた(ちなみにありすはこの時、困った顔はしたが「できない」とは言っていない。できるとも言ってないけど)。
ありすを演じた渕上舞は、四葉財閥という設定について、『オフィシャルコンプリートブック』のインタビューにて、第4話冒頭の挿話を引き合いに「お金の力である程度なんとかなるよという描き方がされたことは、あまりないですよね(笑)。これが、子どもと一緒に観ているお父さんやお母さんに向けて、くすりと笑える要素になってくれていればうれしいです」と語っている。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 原作ゼロファイトシリーズ
南の果てまで
極秘会議に向かった石室を乗せた飛行機が消息を絶った。さらにありすの父、星児は独立国家設立を宣言をする。これを異星人の侵略活動と断定したファイターチーム、プリキュアによる合同ミッションが始まった! このお話は、タカヒロさんのゼロファイトの設定を使わせてもらっております。3,382文字pixiv小説作品