概要
「おおもりご飯」とは、ハピネスチャージプリキュア!に登場する弁当屋であり、大森ゆうこの実家である。
名前の由来は「大森」姓とご飯の「大盛り」をかけたものだろう。
大森たけお、大森ようこの夫婦が経営。娘であるゆうこやその姉の大森あいも店を手伝っている。
弁当の販売に加え、弁当配達や一品物のコロッケ、ハニーキャンディの販売も行っている。商店街で人気のお店で、月に一度の「ハッピーもりもりデー」の日は特に店が繁盛している。
ちなみにこの「おおもりご飯」の付近がよくプリキュアの戦闘場所になり、8話では吹き飛ばされたラブリーとプリンセスが店に激突していた。しかし全く損傷はなかった。(ちなみに翌9話では氷川いおなの空手道場が普通に壊されているので、プリキュアの身近な施設の破壊描写がタブーになっているわけではない)
それ以前にサイアークの能力によって周囲が廃墟にされていたにもかかわらず、この店だけは変化させられず健在であったのだが、それはなぜだろうか…?
この店で使う米は、ゆうこの祖父母である大森米蔵、大森イネが営むコメ農家で取れた米を使用している。
ちなみにその農家の田んぼも11話でサイアークの襲撃をうけて戦場になった。
幻影帝国が平和主義者であるゆうこの逆鱗に触れたのも無理はない
幻影帝国にとっての脅威?
幻影帝国の首領クイーンミラージュは、幸せを忌み嫌い、世界中に不幸を振りまくのを目的としている。また、幻影帝国の幹部や戦闘員のチョイアークは、「幸せな気持ち」になると浄化されるという弱点がある。
35話ではおおもりご飯のお弁当がぴかりが丘の住民の幸せを作っていた。そしておおもりご飯のお弁当をこっそりと食べたチョイアークは幸せな気持ちになって浄化されかかっていた。
つまり、おおもりご飯は幸せを振りまくことで幻影帝国の「不幸をばらまく」目的にとって障害となり、さらには戦わずして浄化につながる弱点を突かれてしまうという厄介な存在でもあるといえる。
意図してかどうかはわからないが、幻影帝国が度々おおもりご飯を襲撃するのは合理的な理由があるといえる。