概要
特に日本において、城の周りに武家屋敷や商家、寺社等が建設され成立した都市。
城を攻めにくくするよう、川の流れを変え堀として守りを固め、道も見通しがきかないようあえて屈曲が設けられた。廃藩置県後は城跡はそのまま県庁所在地になったり、練兵場を経て公園になるなどして当時の面影が残された。
旧城下町でしばしば交通渋滞を起こす理由も、実は城下町で使用されていた道をそのまま利用したからだった、ということがよくある。
特定の企業あるいは企業グループが産業構造上において大きな地位を占める都市をこれになぞらえて「企業城下町」と呼ぶこともある。
主な城下町
(現在も城下町としての町並みがある程度残っているもの)
(開発、戦争等で城下町としての面影がほぼ失われたもの)