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ネタバレが多い記事です自己責任でスクロールをお願いします!
聖戦士ショウ=コハ=ザマの物語を知る者は幸せである。心救われるであろうから。それ故に、超常の鉄巨人たちの語る次の物語を伝えよう
概要
アニメ聖戦士ダンバイン及び世界観を共有するリーンの翼に登場する女聖戦士である。エイサップ鈴木が主人公の本編、ショウ=コハが主人公のアナザーサイドがあるこちらは、全7話と本編より1話長い(蒼穹のファフナーと展開を合わせているため)。
もともとはとある島で暮らしていた地上人の少女だった。島を襲う外敵に対抗するため、『ファフナー』という機動兵器を操縦する訓練を受けていたが、肝臓に重病を抱えていることから正規の搭乗者としては扱われてはいなかった。
島が外敵の襲撃を受けた際、仲間が不在だったためやむを得ず武装も整わないファフナーに搭乗して出撃。苦戦を強いられた末、島を守るために自爆を選択する。しかしそれがきっかけとなってオーラロードが開き、バイストン・ウェルへと召喚された。
バイストン・ウェルでは、元特攻隊員の地上人、シンジロウ・サコミズ王の治めるホウジョウ国が民衆に圧政を敷いていた。ホウジョウ国に抵抗する反乱軍に保護されたショウ=コハだったが、守ろうとした島の人々と離れ離れになってしまったこと、持病の治療ができずにこのままでは余命幾許もないことから当初は絶望し切っていた。
そんな折、反乱軍に協力する村の一つがホウジョウ軍の襲撃を受ける。民衆を虐殺するホウジョウ軍の暴虐を目の当たりにしたショウ=コハは、大破状態で放置されていたファフナーで出撃。しかし飛行もままならない機体ではホウジョウ軍のオーラバトラーにかなう敵う筈もなく、撃破寸前まで追い詰められるが、その時ショウ=コハの秘めたオーラ力が覚醒。激戦の末、何とかホウジョウ軍の撃退に成功する。
ホウジョウ軍と戦う決意を固めたショウ=コハは、生き延びて島の人々に再会するという希望を抱き、反乱軍の協力者として各地で活躍。幾度もの戦闘を経て次第に名を轟かせるようになり、凄腕の女聖戦士としてホウジョウ軍の主要人物からも警戒される人物となっていった。また覚醒したオーラ力により持病も完治している。
そんなある日、再びオーラロードが開き、戦い抜いたショウ=コハは故郷の島の仲間たちと再会するのであった。
ーーいつか還る。あなたのいる場所へ。
人物
本来は大人しい性格。しかし唐突に召喚されたことから当初は精神的に不安定で、反乱軍の首領であるアルマガンたちからも腫れ物に近い扱いを受けていた。また戦闘になると人が変わったかのように攻撃的な性格となり、二回目の出撃では既に機能を停止したライデンに執拗に攻撃を加え続け、パイロットをミンチよりも酷い状態に変えるなどしている。また戦闘訓練こそ受けているものの人間と戦うことは想定しておらず、敵を殺害してしまった時には激しい動揺を見せることもあった。
しかし戦闘を経験していくにつれ、上述の不安定さは次第に鳴りを潜めるようになり、中盤以降は聖戦士としての風格が漂う堂々とした言動が多くなる。自らが生きる意味と戦う理由を知った時、リーンの翼に選ばれる。後にサコミズとの戦いの最中、かつてあった戦争……広島、長崎に落ちた原爆、特攻隊をはじめとする悲惨な過去をリーンの翼を通じて知る。過去を省みるサコミズとの対話や竜宮島のミールからの接触を経て地上に転移。そこは何と二年後の竜宮島上空。島で起こったある戦いの直後だった(劇場版で総士が帰還したタイミング)。ショウ=コハは母からの声を受けて、全島民が蒼穹を見上げる中、最後の戦いへと臨む。全ての因果、因縁、そして妄執に決着をつけるためにーー
「私たちは知らなければならないのかもしれない」
「本当の愚かさと本当に尊いもの…」
「そして…
愛する人を守り続ける本当の意味を……」
また、食糧事情の良くない反乱軍に所属していたことから、地上の基準からするとかなりの悪食になっており、故郷の島に戻った後のエピソードでは、肉はもちろん後輩の採ってきたカブトムシを勝手に食べてしまいしこたま怒られるという場面も描写されていた。戦いを経てから、桜の季節を愛するようになり、時期になると親友と新しくできたひとつ下の妹とお花見に出かけている。ふと、ホウジョウの王を思い出しながら…
オーラファフナー・ゼクスバイン
ショウ=コハがバイストン・ウェル召喚時に搭乗していた機動兵器をオーラバトラーの技術を用いて修復、強化された機体。一般的なオーラバトラーの4倍以上はある超大型の機体で、並みのオーラバトラーであれば質量を活かした体当たりだけで一蹴するほどの力を持つ。巨体に反して運動性も優れており、機動力で翻弄して敵を撃破するという戦法を多用していた。しかし要求されるオーラ力も極めて膨大で、高いオーラ力を持つショウ=コハ以外には動かすことも難しい機体。後にリーンの翼に選ばれたショウ=コハの意思に呼応し、変容を果たす。これは素体となった機体の中にあった因子とリーンの翼が共鳴したことで発生したものと言われている。ザルヴァートル化と呼ばれている現象と似て非なる、人の意思がより強く反映された変容である。
なお、外見こそファフナーだが内部は殆どオーラバトラーに作り変えられており、ファフナー本来の武装は使用できなくなってしまっている。このため故郷の島に戻った後も武装を更新することができず、機体と同時に改造された最低限の武装のみでの戦闘を余儀なくされることになったが、強いオーラ力による補正により原始的な武装でも互角以上の戦闘が描写されていた(突っ込むだけでも複数の敵機が弾かれた)。
特殊武装としてレーザーやバリアを使用可能な小型戦闘機『ノルン』数機を随伴させている。本来は他者からのサポートがなければ動かせない機体なのだが、バイストン・ウェルで改造が施され、ショウ=コハがオーラ力によって操作できるようになった。ある事情からサポートが受けられなくなった後も、ゼクスバインのノルンだけはオーラ力で妖精のように自由な稼動を続け、幾度となく仲間の危機を救うことになった。
人間関係
- アマルガン・ルドル
サコミズの圧政に対し反旗を翻した反乱軍の頭目。バイストン・ウェルに流れ着いたショウ=コハの命を救った。ショウ=コハのことは戦力として頼りにしており、人間的にも好感を持っているが、若かりし頃のサコミズを彷彿とさせる強大なオーラ力を危惧してもおり、道を踏み外した時には暗殺も辞さないつもりだった。…が、実はショウ=コハ自身も道を踏み外した時の介錯役としてアマルガンを選んでいた。結果的に杞憂に終わったこれは、奇しくも過去のサコミズとの対比であった。
「島を巻き込まぬため、体当たりもよしとする!」
- シンジロウ・サコミズ
ホウジョウ国の王。歴戦の聖戦士としての実力は衰えておらず、同等のオーラ力を持つショウ=コハを終始圧倒している。一方で自爆という自らと似通った経緯(サコミズは元大日本帝国軍の特攻隊員)でバイストン・ウェルに転移したショウ=コハのことは彼なりに気にかけており、故郷を守るために力を振るうよう諭す場面もあったが、最終的に袂を分かち、世界を超えて激闘を繰り広げる。最後には島を護るために飛び去ろうとするショウ=コハの代わりに彼方へと飛翔した。
「リーンの翼が聖戦士のモノなら、島を護らんと願う彼女の想いを守れ…!!!」
ひとつ下の妹。地上に戻った際にできた義理の妹で、瞬時に打ち解けた。二人で家に帰るシーンから、エピローグに入っていく。
「うん!」
続編に登場した聖戦士。オーラ力の使い方はショウ=コハから学んだという。
ただしこれは後付け設定であり、本作では深く関わるシーンはない。
というのはすべてネタである。
※スーパーロボット大戦UXに関する重大なネタバレを含みます。
蒼穹のファフナー序盤においてフェストゥムを道連れに壮絶な自爆を遂げ、多くの視聴者を悲しみの渦に巻き込んだ悲劇のヒロイン羽佐間翔子・・・。
蒼穹のファフナーの参戦したスーパーロボット大戦UXにおいても、原作と同様序盤にて自爆してしまい、その儚い命を散らす事になった・・・。
が、
数々の特定条件を満たすと「フェンリルで自爆した彼女がオーラロードを開いてバイストン・ウェルに転移し、反乱軍の面々に拾われ、後に反乱軍へと参加。そして戦いの中で元々内に秘めていた凄まじいレベルのオーラ力が覚醒し、病弱な体も完治。変性意識をも完全に克服し、『凄腕の女聖戦士』と呼ばれるまでに大成していた」という加藤機関の総司令が全力で頭をひねっても想像できないであろうとんでもない事態が発生する。
そのあまりにも衝撃的で胸熱なストーリー展開に思わずハイパー化してしまったファン達から、覚醒した羽佐間翔子は聖戦士ショウ=コハ=ザマの名で呼ばれることになったのである。元ネタは言わずもがな聖戦士ダンバインの主人公ショウ・ザマである。他にも「オーラファフナー・ゼクスバイン」、「ハイパー同化斬り」、「♪おれは戦死」、「一騎君!私の婿にならんか!」、「一騎君の褥は暖かいよなぁ…?」等々ダンバインやリーンの翼関連のネタが豊富に有志の手で生み出されることとなった。
なお、言うまでもなく羽佐間翔子は蒼穹のファフナーのキャラクターであり、聖戦士ダンバインやリーンの翼という作品とは一切関係がない。これらの話はあくまでスパロボ内限定のストーリーとネタである。
概要
原作同様同化されてしまい、最終手段であるフェンリルで自爆して「いなくなった」翔子。
・・・だが、ある条件を満たすと、後にバイストン・ウェルに飛ばされたアルティメット・クロス(以下UX)の別働隊は、地上から来た女聖戦士の話を聞く。
その後UXはアマルガン率いる反乱軍と接触するものの、直後に反乱軍の拠点はサコミズ率いるホウジョウ軍の襲撃を受ける。
孔明らの計略で、大打撃は逃れるものの、窮地に立たされるトレミー。
そこに矢藩朗利のシンデンが襲いかかる。
絶体絶命の危機。万事休す、その時だった。
鳴り響く一発の銃声。弾はシンデンに命中し、トレミーから引き離す。
自軍のメンバーは、危機を救った銃弾の元をたどる。
そして、総司がシナジェティック・コードの反応を確認する…
そこにいたのは…
なんと、自軍の危機を救ったのはあの時いなくなった筈のマークゼクス・羽佐間翔子だった!!
その後、ホウジョウ軍を退けた一行は、機体から降りた翔子と再会する。
彼女はフェンリルの爆発の際に開かれたオーラロードに巻き込まれ、天と海と地の「狭間」にある世界バイストン・ウェルに「飛翔」していたのだ。
そして、聖戦士として戦っていたのだが、持っていたオーラ力(ちから)の影響か、戦っている内に病弱だった身体も健康体となっていた。
そして翔子は「ここにいる」事を噛み締め、自軍へと参加する。
いざ参戦した翔子とマークゼクスは精神コマンドと機体ボーナスが非常に優秀で、残念ながら劇場版仕様こそ存在しないものの、武装変更がない分使い易い機体となっている。
唯一の「祝福」の精神使いであるためサポート役として使用したり、後半総士のジークフリートシステムがなくなって足並が遅くなった飛べないファフナーを運ぶためにPUとして使用したり等の運用応用が利きやすいユニットになっている。
シナリオ面でも復帰が中盤頃と、他の隠しキャラ勢と比較してかなり早いということもあり、ファフナー関連のイベントには必ず登場する。特にカノンとは姉妹として絆を深めていく様子が描かれるなど、全体的にかなりの優遇を受けていると言ってもよい。
……が、生存理由のインパクトが強すぎるせいで、後述のように本作屈指のネタキャラ扱いを受けてしまうのであった。どうしてこうなった。
備考
過去作のスーパーロボット大戦Kでも翔子は生存させることはできるが、ガン×ソードのカイジが拾ってくる以外は他作品が絡むことは無かった。今作の見事なクロスオーバーだからこそ成せた復活劇である。
少なくともKのほうは悪い意味で生存理由に無理があった(フェンリルは気化爆弾だが、水中でも使用可能など現実のものより高威力かつ別物で生き残るのは無理がありすぎる、そもそもカイジがいるであろう場所とKの自爆地点は世界レベルで全然違う場所)ため、
大胆なクロスオーバーで生き残ったUXのほうが断然扱いが良い。(ちなみにこちらの経緯は、『リーンの翼』の登場人物であるサコミズ・シンジロウがバイストン・ウェルへと転移した時の状況と似通っている。)
また、会話シーンにもバッチリ絡んでおり3部開始時の喫茶「楽園」のシーンでも一騎と一緒。
エンディングではカノンに後押しされて一騎にアプローチをかける。…ただ、このシーンには真矢も聡士もいるため結果はお察し。
ちなみに同シーンには飛鳥先輩もいたりする。
それ以前にバイストン・ウェルの小さな妖精と共に一度UXから逃亡した人がいるからまったく問題ありません!
なお、参戦フラグなどの条件は攻略サイトに譲るが、最初の立てるべきフラグが存在するのはプロローグである。それに加え、スパロボ熟練者であればあるほど、攻略サイトなどで事前に情報を仕入れていなければいきなりフラグを逃すという孔明の罠が存在するので、くれぐれも見逃さないように。
(特に後述するマークデスティニーにも関連した二人が、罠の一つともいえるのだが…)
ちなみに休憩メッセージで翔子本人がフルボイスで何気に隠し要素のヒントを言っている。
関連タグ
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