概要
CV:小松未可子
貧乏でひ弱、学校の成績もよくないが、正義感が強く心優しい性格。
ヒーローマンのパートナーとして、並み居る敵に立ち向かう。
ちなみに身長は150㎝でリサ(155㎝)よりも低い。
演じた小松未可子はアイドル畑の出身で、今作が声優初挑戦となる。
ニックネームは"ジョーイ"。タグとしては、そちらが圧倒的に多い。
またスタン・リーが手掛けた作品の主人公達と同様、ファーストネームとファミリーネームの頭文字が同じ(J・J)。
決して"ジョジョ"ではない(後述の『スーパーロボット大戦UX』でネタにされている)
人物
早くに両親を亡くし、祖母のバージニア・ジョーンズと二人暮らし。家計を支えるべく、日々をアルバイトに追われている。
学業に向ける時間がないため、学校の成績はよろしくない。ただし知識は豊富で、担任のヴェラ・コリンズには一目置かれている。
父に対する想いから、ヒーローに強い憧れを抱いている。
捨てられていたオモチャのラジコンロボット『HEYBO』を拾い、自力で修復してそれをヒーローマンと名づけていたが、ある夜、スクラッグのワープ航法により生じた稲妻を浴びたオモチャは巨大なヒーローに変身した。
そこからジョーイとヒーローマンの戦いの日々が始まった。
HEYBOのコントローラーはヒーローマンの誕生に伴い、ジョーイの左腕にガントレット型に装着される。普段はオモチャのままであり(当たり前だ、身の丈3mもあるヒーローマンを家に置けるか)、ジョーイの意思によりコントローラーとヒーローマンはエンゲージする。
この形態の時にはジョーイの身体能力が向上、爆走するヒーローマンにしがみ付いたり、リナを抱えて爆走したり何十mも跳躍したりできるだけの腕力を得る。特にスピードが極端に上昇しており、ヒーローマンやスクラッグを遥かに上回る走力を発揮できる。常人にはテレポートしたかに見えるほど。
人間関係
この二人とはクラスメイトで、仲良し三人組でもある。
リナの兄・ウィリアム・デイヴィスは、妹のリナがジョーイと仲良くしているのが気に食わず、ジョーイをいじめている。
姉のホリー・バージニア・ジョーンズはニューヨークでバンド活動していたが、第11話にジョーンズ家に戻ってくる。
お互いに家族思いのいい姉弟だが、父への想いで食い違いが生じることもある。
性別詐称疑惑
れっきとした男子であるが、その容姿のため、一部視聴者からは"男の娘"として見られている。
ヒーローマンに守られては「ヒロイン」、ホリーにいじられては「妹」、バイト中の姿を指しては「看板娘」呼ばわりされる始末。
第20話では念願(?)の女装を披露したが、違和感がまったく仕事をしなかった。
持ち前の女顔は母・キャサリンからの遺伝と推測される。
スーパーロボット大戦での活躍
『スーパーロボット大戦UX』でヒーローマンのサブパイロットとして参戦。
精神コマンドは加速・集中等といったヒーローマンに足りないものを補うラインナップ。
前述のジョジョネタで結構弄られている。
ストーリー上では、HEROMANがデモンベインとのクロスオーバーが多いため、デモンベインの主人公大十字九郎との絡みが多く、彼の弟分・相棒としてデモンベインの敵組織ブラックロッジと戦うことになる。彼との関係が深くなるにつれて、九郎の呼び方も親しい感じに変わっていく。そのため、「本作の九郎はジョーイルート」と呼ばれることもしばしば。
また、本作におけるヒーローマンの正体が、邪神によって繰り返された幾億回もの輪廻の中であらゆる可能性世界の人間の「英雄を求める人々の意思」が重なり、存在として具現化した(いわばアルなどの魔導書の精霊と同質の存在)、誰一人出現を予測できず、どれだけ力を持つ神々でもヒーローマンの事だけは知る事ができない正真正銘のイレギュラーというものであるため、ブラックロッジ首領である大導師や彼の母、本作の黒幕的存在である邪神はヒーローマンのみならず、ヒーローマンを駆るジョーイにも興味を持っている。
関連タグ
サイ/サイモン・カイナ リナ/リナ・デイヴィス ウィル/ウィリアム・デイヴィス デントン/マシュー・デントン
ホリー/ホリー・バージニア・ジョーンズ ヒューズ/アクセル・ヒューズ
ジョイリナ サイジョイ ジョイサイ ウィルジョイ ヒュージョイ
金田正太郎(鉄人28号):おそらく元ネタ。こちらはジョーイのような優れた容貌を持つ少年を表すある隠語の語源であらせられる。
響裕太(SSSS.GRIDMAN):栗色の髪と青い目を持ち、左手に巻き付いたメカでメカニカルなヒーローと一体化して操る美少年。相方が憧れている女の子と悪友の少年というのも共通。勿論女装もする
戸塚彩加(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。):中の人繋がり。こちらも男の子なのだが、女の子と間違われるほどの顔立ちをしており、女装させられているのも共通している。また、主人公からも可愛いと評されている。
ジョルディ・ボーダー(機甲界ガリアン):『スパロボUX』の次回作に参戦した正真正銘の「ジョジョ」(ちなみに例の漫画より先の作品)だが、二番煎じだからかこちらはジョーイのようなネタ振りはされなかった。