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スクラッグ

すくらっぐ

「HEROMAN」に登場する種族。せっかくだから、ここでは彼らの建造した兵器に関しても記載する。
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概要編集

HEROMAN』に登場する宇宙人。大きさは3mを超えるが外見はカメムシゴキブリに酷似しており、節足動物から進化した種族らしい。人類を遥かに凌駕する知識科学技術を有する。

デントン教授が放った星間通信を傍受し、地球へと飛来した。

しかし彼らは友好など結ぶ気は微塵も持っていなかった。スクラッグはあらゆる星を攻め滅ぼし食い尽くしてきたまさしく宇宙害虫とでも呼ぶべき存在で、捕らえた星の生物を片っ端からスクラッグやキメラ改造して尖兵にしているろくでもない連中であった。作中でも主人公の知人2人をスクラッグに改造している(pixivでもHEROMANキャラをスクラッグ化した二次創作が散見される)。

スーパーロボット大戦UX』では真のイノベイターへと進化した刹那・F・セイエイをして「分かりあえない種族」と断じる程傲慢かつ独善的なメンタリティからお察しください

体は強固であり、銃弾砲弾も通じないが、胸の目のような結晶体が弱点であり、聴覚が異常に発達している(そのため探索時にはソナーのようなレーダーを使うが、この音は特に問題ないらしい)ため、高周波のを嫌う性質を持つ。

死亡すると体が丸く固まってしまう。


主な武器は腕に付属するビーム砲と圧縮空気弾。命中すれば同じスクラッグにすら致命傷となる。勿論人間とは比較にならない怪力を持つ。


先遣隊編集

漫画版では地球の生物を改造した先遣隊が搭乗した。

それぞれベースとなった生物を自在にコントロールし、情報収集を行う。


エッズィ

カマキリを改造したスクラッグ。先遣隊のリーダー格で、慇懃無礼敬語アメリカにそんなものあるのか?)で話す。前腕部に巨大なを隠し、ヒーローマンの腕をもぶった切った。

一度はヒーローマンを圧倒するものの、再戦時にはウィルやデントン、サイの協力もあって追い込まれ、円盤ごとヒーローマンに木端微塵にされる。


ブリト

ダンゴムシを改造したスクラッグ。チンピラのような口調で話す乱暴者。

堅い甲殻を丸め、周囲の木々や建物を足場にピンボールのように跳ね回って相手を破壊する。

ブラスト化したヒーローマンの最初の犠牲者となった。


パウア

カブトムシクワガタムシを改造したスクラッグ。3匹の中で最も巨体で、無口。

角や肩から生えた大顎を自在に伸縮させ怪力で敵をねじ伏せる。

弱者を敵とすら見なさない横柄な姿勢が命取りとなった。


タマ編集

スクラッグの使用する巨大兵器。ぞんざいな名前だが、本当に超でっかい金属球という単純明快な外見。英訳もTAMA。作中では5機出現。

直径数十mほどで、傾斜に関係なくスクラッグが指定した通りに転がり続け(作中ではワシントンDC東京などの大都市目掛け一直線に進んでいた)、射線上の全てを薙ぎ倒すアメリカ軍による一斉攻撃もまるで通じず、ヒーローマンの攻撃をも弾き返すほど強固な素材でできており、攻撃を受けるとウニのように巨大なトゲを生やす。

遠隔操作している宇宙船をデントン教授が攪乱したことにより停止し、あまりの重量と強度の為破壊も運搬も出来ず人類から放置されていたが、終盤でゴゴールにより捕食されてしまう。


関連項目編集

ヒーローマン エイリアン 侵略者インベーダー

ゴゴール:首領


ベルトルト・フーバー ティアマト(Fate):人類との意思疎通は可能でも分かりあえない存在繋がり

テラフォーマー:上記に加えゴキブリ型であることもそっくりである

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