サイモン・カイナ
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さいもんかいな
サイモン・カイナとは、『HEROMAN』の登場人物。
色黒でボリューム感のある髪型をした少年。
皮肉屋で一匹狼な気質だが、決して卑屈ではなく、意志は強い。
かつてはアメフト部に所属していたが、試合中に負った怪我により、左足を不自由としている。
ファッションショップでアルバイトをしている。
ヒーローマンの秘密を早くから知り、ジョーイのよき協力者となる。
宇宙からの侵略者・スクラッグが現れたときには、特別製のエレキギターをかき鳴らして敵を撹乱、戦いをサポートした。
ヒーローマンがジェネラス・インダストリーに狙われた際には、ジョーイ、デントンとともに逃避行を繰り広げている。
有色人種+肢体障害という近年のアメリカの多様性を反映したマイノリティな設定であるが、これは原案のスタン・リーの提案によるもの。出来上がったサイを見て「主人公こいつにしようか」と言いそうになったらしい。
ジョーイとは幼馴染でもある。
ジョーイの姉・ホリーからは、幼いころからジョーイとともにいじり倒されていた。
四年ぶりの再会を果たした後もその関係は健在で、第20話では潜入捜査と称して女装をさせられている。
だが、実はそんなホリーのことが……。ギターが弾けるのも、たぶんそういうことなんだろう。
ジョーイに突っかかるガキ大将のウィルとは、しょっちゅう対立する。
アメフト部員だったころは、お互いチームメイトだったが、当時から仲は悪かった。
ある日、サイの慢心によるスタンドプレーとウィルのパスミスが忌まわしい事故を引き起こしてしまう。
体に障害を負い、苦悩するサイだったが、ウィルもまた強い責任感を抱えていることを知ってから、そのことについては和解している。
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