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比企谷八幡

ひきがやはちまん

比企谷八幡とは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の主人公。
目次 [非表示]

プロフィール編集

所属総武高校(千葉県) 2年F組
部活奉仕部
誕生日8月8日
星座獅子座
血液型A型
家族構成
得意教科
希望進路私立文系
趣味
特技
好物
休日の過ごし方
  • だらだらと読書
  • テレビを見る
  • 寝る
イメージアニマル🦊
座右の銘「押してだめなら諦めろ」
あだ名
CV江口拓也

概要編集

千葉県の総武高校に通う高校生男子

2年F組所属。


自分の学生生活(スクールカースト最下層、友達ゼロのぼっち)に対して完全に開き直っており、「性格と目つきが腐っている」と評される。


しかし、ひょんなことから現国教師の平塚静奉仕部へ強制入部させられ(平塚曰く「舐め腐った作文の罰」)、「更生」の名目で校内での奉仕活動に従事させられることになる。


その中で自分とよく似た存在正反対の存在と出会い、八幡の学生生活は本人が望まぬまま、少なくない変化を迎えることに……


なお、小説本編は八幡の一人称で進むためあらゆる事象は八幡の主観を通して表現される。しかし「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」と題されている通り、その主観は「まちがっている」事が多い(いわゆる信頼できない語り手)。


人物編集

幼少期〜中学時代までには比較的素直な性格だったが、人間関係で幾多の失敗をする。結果、集団や多数派から排斥される経験を数多く味わった。


それがトラウマ黒歴史になり、徹底した理性によって人間を洞察するようになった。特に中学時代の折本かおりとの(勘違いによる)一件で大恥をかかされた経験から女嫌いになり、家族以外の女性に対して過剰なまでの嫌悪と猜疑心を抱いているため、女子からの好意を「何か裏がある」として一切信じていない。

人間関係の魔王をして「理性の怪物」、あるいは「自意識の化け物」と言わしめている。


常に他者の言動を分析しているため、良くも悪くも人間心理に通じている。そのため世間の建前や異性のお世辞といったものに引っかかることがない。


また人や社会の変化・成長に対して懐疑的であり、「誰もそう簡単には変われない」という厭世的な人間観も持つ。

そのため自己の人生についても冷めた判断をしており、「苦手な理系を捨て文系のみ受験勉強をする(私立文系専願)」、「専業主夫を志望する」、「バイトは嫌なことがあればバックれる」といった行動を辞さない。


一方で道理に対してはかなり潔癖で、仕事や人間関係などの全てにおいて、筋が通らないと思ったことは徹底して避けるなど、「他者からどう見られるか」ではなく「自分が自分を許せるか」という意味で意識過剰である。貸し借りにうるさく他人に対して義理堅い面もある。彼の妹は「捻デレ」と評している。

身内と認定した人間には非常に甘く、他の人物たちから過保護と言われている。


奉仕部での仕事もその性格ぶりから、問題を違う角度から捉えて「斜め下」な解消法を提案する事が多い。


時に汚れ役・憎まれ役的な立ち回りをするため、一見すると自己犠牲的に写るが、実態は他人を心から信用して任せることが出来ないが故の行動(いわば苦肉の策)であり、本人はそうした「誰も頼れない人間の取れる最善策」が自己犠牲と解釈されることを嫌っている。


人気編集

このようにハーレム主人公にしては珍しい個性を持っており、ある種のアンチヒーローのような高い人気を持つ。全盛期ではラノベ好きな若者のカリスマ的な存在であった。


しかし、彼の本質は言ってしまえば自意識過剰で人間不信の子供であり、作者も、「八幡を過剰に肯定する」ファンに対して苦言を呈したことも。


能力編集

学業は国語で進学校である総武高校内で学年3位を取っており、文系科目を中心とする得意分野は高い。しかし数学は9点で学年最下位、と教科の得手不得手が非常にはっきりしている。


ただ、学年1位と2位はそれぞれ雪ノ下雪乃葉山隼人という作中トップを争うハイスペック人間が総舐めしているため、国語2位以上の壁は越えられないとも述べている。


その他、大抵のことはそれなりにこなす事が出来る器用さも持ち合わせている。デスクワークや運動、家事なども人並み程度にはこなせる。


容姿編集

そもそもキャラの多くがイラストごとによって顔が安定しないのだが、八幡は特にその影響が強く現れる。媒体によってだけでなく原作の各巻ごとによっても顔が結構変わり、アニメが放映されてからは原作がアニメの絵に寄せるようにもなった。


共通しているのは黒髪で前髪と襟足を伸ばした中肉中背で目つきのよくない青年であること。

そしてぴょこんと生えたアホ毛。アホ毛は妹の小町と共通であり、母親からの遺伝とのこと。


腐った目以外は顔立ちは整っている(自称)らしく、目をイジられることはあっても顔立ち自体を貶されたり外見を理由に女性から忌避されるような描写はない。逆に容姿を取り立てて褒められることもなく、顔面偏差値的には普通ぐらいなのだと思われる。


身長は原作者の中では175㎝くらいらしく、意外にも高め。

但し、これはあくまで原作者の中でのイメージのようなものであり、正式に設定及び公表されているわけではないので留意されたし(事実、仮に八幡が175cmだとすると彼より背の高いキャラの身長がおかしなことになってしまう。特に平塚先生)。

原作者自身「身長は特に描写上必要なかったので決めていない」「イラストレーターの人の絵に任せる」と語っており、各媒体でも上述のように中肉中背として描かれ、背が高く描かれることはない。


主な人間関係編集

物語開始時点で友達ゼロのぼっちのためクラスでは他人と会話をする機会が少ない。

家では妹、奉仕部では部員とある程度会話するのだが、他の人間と話すことがとにかく少ない。(そのため物語は彼の地の文による情景描写が多い。)


2-Fのクラスメイトからは殆どが「ヒキタニくん」呼び、三浦からは「ヒキオ」呼び、と名前を正しく呼んでもらえることもない。(葉山は場面によって異なり、周囲に迎合する場合は「ヒキタニくん」だが、1対1の状況では「比企谷」と呼ぶ。)


話が進むに連れて、奉仕部員や戸塚いろはなどとは比較的親しくする人間は増えたものの、それでも自分から積極的に話しかける事はない。ただ、ハーレム主人公の性か、作中では少なくとも4人の女子生徒から好意を抱かれるシーンが見られる。


ちなみに材木座のみ、物語開始前からの学内での知り合い(ぼっち仲間)であり、八幡とは根底の部分で同じものを共有する存在と言える。



関連イラスト編集

比企谷 八幡正しいやり方が偉いだなんて、それこそが怠慢だと俺は思うのだ。

比企谷八幡比企谷八幡 【24枚目】


関連タグ編集

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

渡航(作家)


雪ノ下雪乃 由比ヶ浜結衣 一色いろは

戸塚彩加 材木座義輝 川崎沙希 平塚静 比企谷小町(比企谷兄妹)

葉山隼人 雪ノ下陽乃 戸部翔 海老名姫菜 三浦優美子 折本かおり


死んだ魚のような目 ぼっち 高二病

マックスコーヒー 千葉県 太宰治


千種霞:同作者の別作品の主人公。性格や容姿が似ている。

総司:ゲーム「プリズマティカリゼーション」の主人公にしてプレイヤー。性格が捻くれている共通点がある。



HACHIMAN比企谷八幡を主人公とした所謂メアリー・スー系二次創作


主なカップリング編集

NL:八雪 八結 八色 八沙 など

BL:はやはち はちとつ など

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