概要
日本コカ・コーラが販売しているコーヒー飲料の一つ。愛称は「マッカン」「マッコー」など。
当初は缶コーヒーのみだったが、現在はペットボトル入りの「マックスコーヒーX」も存在する。かつては瓶入りも販売されていた。
ローカル商品から全国販売へ
1975年、利根コカ・コーラボトリング(当時の大株主はキッコーマン)子会社の利根ソフトドリンク(現・イトシア)が、日本果実工業に製造を委託し、茨城県、千葉県、埼玉県(の一部)で販売を開始。
1978年、栃木県でも販売されるようになった。
1990年、利根ソフトドリンクによる完全自社製造となる。
1991年、発売元が利根コカ・コーラボトリングに移り、それに伴いコカ・コーラの全国ブランド「ジョージア」に組み込まれ「ジョージア・マックスコーヒー」となった。
2006年、東京都・群馬県・埼玉県・新潟県でも販売されるようになった。
2009年、全国販売されるようになった。
2012年、再び販売地域が縮小され、関東圏以外では宮城県・山形県・福島県の東北3県のみとなっている。
原材料
原材料の表記は多い順に書かれるため、コーヒー成分より加糖練乳と砂糖が多く、やたら甘い。コーヒーの苦味はほとんど感じられない。
ちなみに炭水化物(ほぼ糖質)の含有量は100mlあたり9.8gで、甘いことで知られるUCCオリジナルコーヒーを2g上回る数値である。1個3gの角砂糖に換算すると、250ml缶1本に8個分の角砂糖が入っている計算となる。
愛飲者の間では「発売初期に比べ甘くなくなった」「ジョージアに組み込まれた際に一度分量を調整し新たに発売された」などと噂されている。
しかし、メーカーの特設サイトでは「発売当初から変わらない味」と書かれており、発売初期の頃は成分表示もなく、本当に今より甘かったかは不明。
食べるマックスコーヒー
JR千葉駅構内にあるコッペパン専門店「カワシマパン」では、マックスコーヒーを
イメージしたコーヒークリームを使用した「食べるマックスコーヒー」が販売されている。
このカワシマパンでは好きな具材をサンドする「カスタムコッペ」というメニューがあり、
マックスコーヒークリームと他のクリーム等を合体させる事も可能となっている。
ただし、マックスコーヒーのラベルが貼ってあるのは「食べるマックスコーヒー」単品のみ。
ちなみに、ペットボトルのマックスコーヒーも販売されている。
駅から出る必要がないため、JR線で千葉方面に用事がある際に、気軽に寄り道できる。
追記 2023年1月現在当店舗は閉店済み。
関連タグ
- ドクターペッパー:かつては利根ソフトドリンクが独自にライセンスを取得していたため、販売エリアがマックスコーヒーとほぼ同一
- ベトナムコーヒー:ロブスタ豆を濃く淹れてそれが霞むほど甘い練乳を混ぜて流し込むという、原材料と製法が一緒の代物。