”慈愛の女神”
プロフィール
所属バンド | Roselia |
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担当パート | ベース |
声優 | 遠藤ゆりか(初代)→中島由貴(2代目) |
イメージカラー | カーマイン |
学年 | 高等部2年A組→高等部3年A組→四ツ葉女子大学国際学部1年生(メインストーリー3章) |
誕生日 | 8月25日 |
星座 | 乙女座 |
身長 | 158cm |
好きなもの | 筑前煮、酢の物 |
嫌いなもの | グリーンスムージー |
趣味 | 編み物 |
「おせっかいって言われるかもしれないけど、誰かのために何かをしたり、相手の喜ぶことを考えること自体が……アタシ、好きなんだと思う」
「…本当に大切なら、側にいるだけじゃダメ……間違った方向に行かないように導くのも友達……ううん、親友の役目……なんだよ」
概要
Roseliaのベース担当。
Roseliaに加入したきっかけは湊友希那を支えたい、また笑えるようになって欲しいという純粋な想いから。
明るく周りへのフォローが上手い性格で、Roseliaの潤滑油的存在。
一見サバサバした性格に見えるが、リサは自身のことを「周りの雰囲気とか気になる性格」と言っている。
その性格は「メンバーの中で一番楽器がヘタなこと、足手まといになっていないかをずっと気にしていた」と吐露する面にも表れている。
「必要不可欠な存在」のカードエピソードで、「Roseliaが高みを目指すためには、リサは必要不可欠よ。私にずっと着いてきて」「リサにしかできないことなんだから、いてもらわないと困るの。わかった?」など怒涛のプロポーズのようなセリフを友希那に言われた際には、涙を流していた。
公式イラストや2Dでは唇にリップと思われるツヤがあったり、元々ネイルが好きだったことなどから、普段は軽くメイクをしているのかもしれない。
髪はロングウェーブだが、コミック版の「Roselia stage」で描かれている幼少期でもウェーブがかかった髪型をしているため、天然パーマだと思われる。
また見た目は所謂ギャルだが、前記した周りのフォローが上手い性格に加え、「面倒見がいい」、「料理上手」、「趣味が編み物」、「恋愛小説が好き」、「おばけが苦手」、「虫が苦手」、「ぬいぐるみが好き」など実はガルパキャラの中で屈指の女子力(嫁力)の高さを誇る。
最初期の時点で中の人達からも「家庭的」「Roseliaで一番女子力がある」と言われている。
青葉モカとはバイト仲間。両者とも自分の相方のことを頻繁に話題に出すため、互いの事よりもより互いの相方の事が詳しい不思議な間柄。
湊友希那とは家が隣同士の幼馴染であり、Roseliaメンバーの中では唯一、友希那がバンドを結成した理由を当初から知っている。友希那の良き理解者であるが、そのあまりに献身的な姿勢のためかプレイヤーの間でガチ姉なる通称がある。しかし一方的なものでは無く、友希那がリサのことを大切に想っている描写も多い。
氷川日菜、瀬田薫とは2年生の時のクラスメイト。イベントストーリーでちょくちょく絡みがある描写が出る。3年生時は友希那と同じクラスとなった。
2019年のエイプリルフールイベントでは、クッキーで世界を幸せにしようとするクッキーの女王になった。
使用するベースはESPからBTL LISAとして実際に販売されている。
苗字の由来
苗字は港区にかつて存在していた地名「麻布今井町」に由来する。これは現在の六本木2丁目から4丁目の一部である。
ちなみに江戸川区にもかつて「下今井町」「上今井町」が存在し(そちらは現在の江戸川4〜5丁目に該当する)、上野公園より運行されていたトロリーバスの「今井終点」で知られていた。この今井終点は現在も実在し、亡きトロリーバスの流れを汲む都バス【亀26】(亀戸駅〜今井)などが乗り入れる。
担当声優について
当初は遠藤ゆりか氏が声と演奏を担当していたものの、その遠藤氏が2018年5月末をもって芸能活動を引退したため、現在は中島由貴氏が務めている。
後任が中島氏に決まった2018年5月13日の「BanG Dream! 5th☆LIVE」において、遠藤・中島両氏によるダブルベースが披露された。
今井リサ弟騒動
2019年10月にゲーム内で開催されたイベント「Do It Ourselves!!」のストーリー内でのリサによる以下の発言に起因する騒動。
「アタシは今、弟にマフラー編んでるよ。それが完成したら、セーターも編むつもり」 |
この発言により、リサの弟の存在が初めて明らかになった。しかし、過去の発言と矛盾していて、あまりに唐突で不自然だとみなされ、更に弟の存在が初めて明らかになったのはアプリ版が配信されて約2年半経ったタイミングであったことや、千聖や彩、美咲のように妹もしくは弟がいることがプロフィールに記載されていなかった事や言及が無かった事も相まって炎上。混乱の大きさを鑑みたのか、
「お客様から様々なご意見を頂いております」
「これまで今井リサが弟の存在をほのめかす言動がなかったため、言動に矛盾が発生し、お客様を混乱させてしまいました」
「今井リサのキャラクターを尊重するために弟の存在に関する設定を変更させていただきます」
と謝罪・変更を行うことを予告。後日運営による謝罪および弟の存在について修正が施されるに至った。
2019年10月25日のメンテで「弟にマフラー編んでるよ」は「マフラー編んでるよ」に「弟に押し付けてるの」は「周りの人達に押し付けてる」にそれぞれ変更された。
主な矛盾点
- 宇田川巴が妹の宇田川あこのことを話題にしていた時、「『おねーちゃん』は大変だね~」と、まるで自身には弟妹がいないかのような発言をしている。(もっとも、「おねーちゃん」はあこが巴を呼ぶ際の呼称であり、一般名詞としての「お姉ちゃん」とは使い分けられている可能性がある)
- 同じRoseliaのメンバーである氷川紗夜は双子の妹である氷川日菜とのぎくしゃくした関係に長年悩んでおり、Roseliaのメンバーにもその件で何度か相談をしていた。しかし、世話焼きな性格のはずのリサは紗夜に対して弟の話題を出すことも、姉としての立場から助言をすることもなかった。
- 幼馴染みであり家も隣である湊友希那との会話においても、リサの弟の存在が仄めかされたことはそれまでなかった。
その後
2021年1月に開催されたイベント「テリブル・ホラー・ナイト」では幽霊を怖がるリサの家にRoseliaのメンバーが泊まる話であるが、リサは「お父さんは仕事の関係で出張、お母さんは家の用事の関係で家にいない」という旨のことを話しており、リサが一人しか居ないことが語られており、(家を出たきょうだいが居ない限り)一人っ子であることが確定した。
百合厨の暴走と言うデマ
バンドリという作品は性質上百合を好むファンが多く、そういったファン層が男性キャラを排除したがっていたのだろうと勘違いされがちな騒動であるが、実情は全く異なる。
そもそも、アプリ版はそれまで繊細なストーリーテリングで信頼を勝ち取ってきたという経緯があった。バンドストーリーやイベントにおいて、キャラクターごとにしっかりとした設定と地に足のついた描写が好評を博してきた。
にもかかわらず、これまで出てこなかった家族の設定が急に生えてきたことで、今後もシナリオのための急な設定変更が横行するのでは? という疑念がファンの間に生まれてしまったのである。
言及されていたのが「弟」であったため誤解を招く広がり方をしたのは事実だが、これがもし「妹」であっても似たような騒動になっていたのは間違いない。(「姉」、もしくは「兄」がいた場合でも同様の騒動になっていた可能性がある)
だが、まとめサイトやツイッター等で、よく事情も知らず、バンドリをプレイすらせず(いわゆるエアプ)誤った言説を広める者が非常に多く、現在に至るまで勘違いしている者は少なくない。
何かを批判する際は必ず一次ソースに当たり、しっかりと理解してから発言すべきであろう。
なお、この騒動の影響の教訓からか、同じくブシロード作品のメディアミックスプロジェクトであるD4DJのキャラクターには最初から家族構成が公表されるようになった。
関連タグ
関連キャラ
山吹沙綾、桐ヶ谷透子…同じくバンドリにおけるギャル属性のキャラ。
瀬戸リカ…同じブシロード作品のキャラで、8月生まれ・名前の最初の文字が「り」・見た目がギャル系・バイト経験がある・ユニットボーカル担当の幼馴染がいるなどの共通点を持つ。
早見初美花…オシャレっ子・行動動機に幼馴染の存在がいるなどの共通点を持つ。
因みに彼女の演者は、同じRoseliaメンバーの中の人と同姓同名(厳密には同音異字)である。
日野森志歩…制作会社が同じ音ゲーに登場するキャラクターで中の人が同じ。担当楽器がベースである、幼馴染がいるなどの共通点を持つ。
箒星…中の人以外にも、身長が同じ、料理上手、お姉さん的存在であるなどの共通点を持つ。