スペースノイド
すぺーすのいど
スペースノイドとは宇宙世紀における宇宙移民。スペースコロニーの住民である。
コロニーへの移民の初期は、コロニー開発に関わった技術者や科学者、または高度の専門的知識をもった行政官・高級官僚といったテクノクラート達が優先的に選ばれているが、その後は専門的知識を持たない貧困層が多く強制的に移民させられており(要するに棄民)、地球連邦からの圧政やアースノイドからの差別に対して独立を望む感情が強く、それが戦争へと発展していくケースが多い。
俗称は「宇宙人」。
尚、コロニーは人工の世界であり、内部は地球そのままの自然ではない整理された自然でもあり、そこで生活するスペースノイドは、やはり地球とは違う環境で育つためか、アースノイドから見れば物事の感じ方などが変化してきている。例えば地球の重力の1Gに対してコロニーにかかる擬似重力が約0.8Gであることからスペースノイドが地球に来た時は体にかかる重力がいつもより重いと感じる事が多かったり、地球を埃っぽく感じてたり、雷を知らなかったり、虫を見た事があまりなかったり、犬や猫と言った小動物は持ち込まれているので知っているがが鹿などの大型動物は見られない為に初めて見た時は驚いたりしている。
ジオン・ズム・ダイクンはスペースノイドから宇宙に適応出来る進化した人間であるニュータイプが誕生すると提唱した(ちなみに地球連邦政府はとある事情からこれを否定している)。
また月面の住民はルナリアン、木星コロニー居住者(木星帰り)はジュピトリアンと呼称されることもあるが、作品中ではスペースノイドの一部とみなされることが多い。
宇宙世紀が1世紀以上経過すると地球連邦政府が弱体化・形骸化した事でスペースノイドが勝手に連邦の統制を離れて自立し始め、それによってコロニー国家が多発し、そのコロニー間の紛争が続発すると言う宇宙戦国時代へ突入し、連邦も弱体化している為にそれを止められず半ば独立を認めているような状況となっている。その頃に生きているスペースノイドも意識変化が生じており地球を故郷と思わないほどになっており、アースノイドとの対立や差異は殆ど見られなくなっている。
そして宇宙世紀0210年代に地球連邦と各サイド自治政府の間で起きた大規模な高烈度紛争により完全に国家機能を失った連邦は各サイドの独立を認めざる負えなくなって崩壊、それによりスペースノイドの長年の悲願であった独立は成し遂げられ、コロニーは地球と国際法上同等の権利を持つようになった為、入植地を意味するセツルメントと改名された。
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何気に書いてみたマイナーなガンダム作品「G-SAVIOUR」の外伝小説です。 ガイア・ギアとかの設定を入れつつトレーラー版の設定とかを自分なりに解釈して物語にねじ込んでます。 ジオンも連邦もすっかり消え去った世界において地球不要論を唱えるスペースノイドの物語である。24,216文字pixiv小説作品