幻竜神

げんりゅうじん

幻竜神は、メディアミックス作品『勇者王ガオガイガー』に登場する勇者。 pixivでは、この左右合体をする勇者ロボに該当するカップリングにつけるタグ名でもある。

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概要

　『GGG機動部隊』に所属するビークルロボ『氷竜』と『雷龍』が木星に存在する未知のエネルギー『ザ・パワー』の恩恵で200%以上のシンパレートを維持し『シンメトリカルドッキング』した秘匿形態の勇者。『強龍神』の兄に当たる。

　特殊能力を有する『合体原種』すら一撃でダメージを負わせ、強力な電磁波と冷却機能で鏡像をも作り出す。『超竜神』や『撃龍神』同様二体の超AIを足して2で割った性格をしているが、合体後の「竜」の漢字により、主導権は『氷竜』の意識が強い。一人称は「私」。

　この合体は、TVシリーズでは2回しかなく、『続編』での合体は見られない。元々、基本は同じ『ビークルロボ』ではあるが、『氷竜』と『炎竜』は救助支援、『風龍』、『雷龍』は防衛戦闘と、その仕様が異なる。合体できても各『ビークルロボ』への負荷は大きく、常に危険が伴う。プログラム自体は存在するも、それ自体隠しコマンド扱いに近い。その問題を解決したのが、『ザ・パワー』で、6500万年前の地球圏に飛ばされ、化石になった『超竜神』を一瞬で機体を蘇らせ、『氷竜』達すらパワーアップさせた。

　しかし、制御する術を持たなければ、その身を滅ぼす破滅の力。木星決戦で残存していたものは全て消費されたものの、再び合体するのは成り行きとは言え『覇界の眷族　覇界将』として人類側に牙を向いた時である。