ゲーム本編のネタバレが含まれます。閲覧の際はご注意を。
概要
かつて古代において、次元の守人が4つの至宝に分かたれる前の姿。すなわち、ファルセイバーの真の姿である。
その姿は先立ってケドラが見せた古代ミケーネの世界において登場していたが、ファルセイバーは記憶が欠けていたため自身であるとは思い出せずにいた。
自身の一度の死亡・ブルーヴィクターの改心を経て、オウストラル島の遺跡になっていた「生命の至宝」とザ・パワーにより復活。
ファルセイバーとブルーヴィクターの「輝煌合体」により、ついぞその姿を再び世界に現す。
…というかだ。ブルーヴィクターの肩パーツを見て「これ絶対(合体後の)足だろ」って思ったプレイヤーは多いんじゃなかろうか。
他にも設定資料で後頭部が明らかにマスクくさいなど、よく見ると合体パーツらしい点がちらほらあった。
その恐るべき強さ
満を持して披露されただけあって、かの史上最強の家にも迫るほどの凄まじいポテンシャルを備えている。
それはすなわち「4つの至宝」の力として集約されており、その一つ一つを説明していくと以下の通り。
- 心の至宝
その力は毎ターンSPが回復するというもので、重複する「SP回復」を後付することでさらに倍増。サブパイロット含め全員(合体後に至っちゃ4人分)が効果を得られるので、ほぼ毎ターン何かしら精神コマンドが使えるという便利さを誇る。
その真の力を発揮するのは主人公の精神コマンドをエディットできる二周目からであろう。もちろん固定の一周目でも十分強力。
- 力の至宝
気力が一定を越すとダメージ増されるシンプルに強力な効果。やはり同様に重複する「アタッカー」等とも併用が可能。二周目以降に主人公に「魂」を持たせれば単体では群を抜く攻撃力になる。
- 生命の至宝
合体後にのみ発揮されるのだが、被弾すると即座に気力に応じた量だけHP回復するのだ。ゲーム中最大限まで上げられる「気力覚醒」を付けたらもう大変、回復量はMAXの50%以上となり、生半可な攻撃は加えられてもむしろ回復するだけという状態になる。不死身か!
流石に一撃で撃墜されるダメージを受けたら回復しないのだが、心の至宝で精神コマンドも潤沢に使えるので防御系コマンドも万全。その上で一撃撃墜できる敵なぞそうそういないのだ(イベントで「魂」使ってくるのがいるぐらいか)。むしろ味方の方が…
- 記憶の至宝
ただこれに関してはもっとぶっ飛んだ回復量を誇る機体もあるのであまり目立たない。
おわかりいただけただろうか。
延びしろが非常に大きく、最終的に攻撃力・防御力・利便性のいずれもが凄まじいレベルに到達できるのだ。
これだけの強さを持つだけあって、合体には気力を上げる必要があり、毎回分離状態で出撃する必要がある。もっとも『BX』ではすごい簡単に気力が上げられるので、せいぜい出撃枠を喰うぐらいしかデメリットにならないが…。
また最終話ではイベントをこなすまで合体封印になり、お預け状態にされる。まあこのくらいはしょうがないレベルだろう。解禁されたら存分に暴れるといい。