概要
エリート兵「踏み込みが足りん!」
先にも記入したが、本シリーズでは「切り払い」という技能が存在する(作品によっては「防御」「ブロッキング」等違いが有る)。
この技能は一定確率で相手の実弾系武装や一部の格闘系の攻撃を、搭乗機体の剣・ビームサーベル・斧等でその名の通り切り払う防御系技能の一つである。
「踏み込みが足りん」とは、上記のセリフのようにエリート兵がこの技能を使用した際に発するセリフである。(なお、このセリフは切り払い以外に回避時等にも使用する)
この敵の「切り払い」が最も猛威を振るったのは「スーパーロボット大戦F完結編」である。
終盤になると結構な確率で切り払いをしてくる。
(雑魚で1割くらい。ボスともなると3~4割くらい切り払いされる)
雑魚にもかかわらずファンネルやハイパーオーラ斬り、ダブルバスターコレダーなどの大技をあっさり切り払う様はこの「踏み込みが足りん!」のセリフと共にプレイヤーに強い印象を与えた。
あまりにも切り払いの印象が強いためか、ゴッドフィンガーやスーパーイナズマキックを切り払われた、というデマが流れたこともあった。(どちらも切り払い不可。)
一応シャイニングフィンガーならFの時点では切り払い可能だが、F完結編ではこちらも切り払い不可に変更されている。
対策としては切り払い不能の武器(ビーム兵器など)を使う、精神コマンド「必中」を使用する、相手の射程外から攻撃する、といったものがある。
このセリフを聴きたくない人はこれらを活用しよう。
ちなみに
「F完結編でエリート兵にフィンファンネルを切り払われた」という話がネット上では散見されるが、F完結編のエリート兵は「切り払い」技能を所持していないため、これも上記のゴッドフィンガー同様デマである。
エリート兵とグラフィックが同じで「切り払い」技能を持つDC強化兵と混同している可能性が高い。
他にも、これに影響されたのか架空戦記などでの雷撃や爆撃など攻撃訓練(特に反跳爆撃などの、相手に肉薄して繰り出す必要のある攻撃法)のシーンなどで、教官などから「踏み込みが足りん!」と怒鳴られていたりする。
興味のある方は探してみてほしい。