「やってやる、やってやるぞ!」
概要
CV:島田敏
「スーパーロボット大戦シリーズ」に登場する島田敏氏がCVをしている一般兵の俗称である。
初登場は『スーパーロボット大戦F』。主にDC兵やポセイダル兵等に当てられる。
長年シリーズに関わってきた寺田プロデューサーから「キング・オブ・一般兵」と評される程その演技には味があり、特にヘタレ台詞には定評があり、スパロボにおいて「島田 敏氏」と聞いてパプテマス・シロッコよりも先に、一般兵のイメージが出てくるようになれば、相当なスパロボ通と思われるだろう。
実例
- 一般兵
- ヤケクソ気味に叫ぶ「やってやる!やってやるぞ!」
- 妙にトーンの高い「つ、強い!強すぎるっ!」
- 後半部分で声が裏返る「ぐあっ!や、やられたっ!」
- エリート兵
- 「俺の名を貴様の記憶に刻んでやる」
- 「ガンダムを落とせば俺はエースだ」
- 「機体の大きさで勝負が決まるものかっ!」
また、同じようなポジションに菊池正美氏がCVをしている『菊池兵』、鶏内一也氏が担当していた『アラド兵(氏の引退と共に見られなくなった)』、声の特徴で誰がやってるか丸わかりの『勇者兵』こと檜山修之氏が担当している『檜山兵』、登場作品は少ないが故・青野武氏が演じた、声だけならば古強者そのものな『青野兵』等が存在する。
補足
スーパーロボット大戦Zではアクシズ軍の一般兵を演じているが
そのやけに上から目線で自信満々な物言いから、『エリート島田兵』と呼ばれている。
また、第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇でもオリジナル敵・星間連合サイデリアルの
一般兵や艦長を演じており、Zシリーズは島田兵に始まり島田兵に終わるのであった。
スーパーロボット大戦Vではガミラス軍・デスラー親衛隊艦長を演じている。
彼らの指揮している戦艦はガミラス人にとって、高貴な色である青で塗装されているのが特徴。
初登場はシークレットシナリオ『長き旅路を支えるもの』で、ガトランティス艦隊との交戦帰りに資材不足に悩まされていた自軍と遭遇戦になり、急遽迎撃態勢を取るも為す術なく返り討ちにされた挙げ句、ガトランティスから獲得した物資も奪われてしまう。
「お、恐るべし……テロン人!!」
OGシリーズでは
第2次スーパーロボット大戦OGではルイーナの幹部メリオルエッセの1人であるコンターギオを、スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズではフューリー(スパロボ)の幹部・諜士長カロ=ラン・ヴイをそれぞれ島田氏が演じており、プレイヤーからは『島田兵(ネームド)』などと呼ばれている。
余談
島田氏はスパロボで一般兵を演じる以前=特に1980年代のロボットアニメ作品(『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』『機甲界ガリアン』など)に於いて、多数の兵士や一般人をほぼ毎回の様に演じており(ただしスパロボシリーズに登場している、ボトムズとガリアンの一般兵は別の声優)、ガンダムシリーズでも前述のようにΖガンダムでボスキャラクターのシロッコを演じる以前は、ファーストの劇場版でも名無しの一般兵(文字通りの島田兵)を複数演じ、この内の1人は「足なんて飾りです」で有名なジオング整備兵(ただし、TV版は二又一成氏)である。
Ζガンダム以降でも機動戦士ガンダムΖΖではニー・ギーレンなどのサブキャラを、機動戦士ガンダム逆襲のシャアでは「昭和ガンダムシリーズに於ける島田兵の集大成」とばかりに地球連邦軍とネオ・ジオン双方の兵士どころか、地球と宇宙両方の一般人も演じた(その上、本作ではラストの赤子の泣き声を除けば、ラー・カイラムの島田兵が逆襲のシャアに於ける、事実上の最後の台詞を飾っている)。
ロボットアニメ以外では『風の谷のナウシカ』でも全陣営で島田兵を確認が出来る。